目次
1. リモコンには汚れがびっしり!掃除は必須

毎日リモコンに触れる方も多いだろう。触れるタイミングは帰宅直後や食事中、寝る前などさまざまあり、家族で住んでいる方ならみんながそれぞれのタイミングで何気なく触れている。当然ながらその分だけ汚れが付着するので掃除は必須だ。
リモコンについている汚れ
リモコンには手垢や皮脂、ホコリや食べかすなどが付着する。手指の雑菌やウイルス、帰宅直後に触れれば花粉などがつくことも考えられる。掃除をしなければ、こうした汚れは日々蓄積していくだろう。
リモコン掃除が大切な理由
汚れたままのリモコンに触れていると考えるだけでも気持ちがよいものではない。それに大げさかもしれないが、雑菌などを他人(家族)に移してしまうおそれもある。やはりリモコンはこまめに掃除してキレイに保っておきたい。
2. 今すぐできる!綿棒と爪楊枝を使ったリモコン掃除

分解せずにできる、リモコンの簡単な掃除方法を紹介していく。まずは今すぐできる綿棒と爪楊枝を使った方法からだ。
用意するもの
- キレイな乾いた布(やわらかいもの)
- 綿棒
- 爪楊枝
- 水
掃除方法
- リモコンの電池を抜き、爪楊枝でホコリを取り除く
- 水に濡らしてギュッと絞った綿棒で汚れをこすり取る
- キレイな乾いた布で乾拭きをする
- 電池を戻して完了
爪楊枝はあまり深く刺しすぎないように気をつけよう。先端が折れて内部に残ってしまうなどトラブルの元になる。
3. これも簡単!ハンドクリームを使ったリモコン掃除

少々意外だが、ハンドクリームを使ったリモコンの掃除方法というものもある。
用意するもの
- ハンドクリーム
- 綿棒
- ティッシュ
掃除方法
- リモコンの電池を抜く
- 綿棒にハンドクリームをごく少量つけて汚れを拭く
- リモコンについたハンドクリームをティッシュで拭き取る
- 隙間などに残ったハンドクリームは新しい綿棒で拭き取る
- 電池を戻して完了
ハンドクリームが残ったままだと、ボタンの隙間などからリモコン内部へ入ってしまうおそれがある。極端かもしれないが故障の原因になりかねないため、必ず丁寧に拭き取ろう。
4. 除菌も兼ねて!アルコールを使ったリモコン掃除

皮脂汚れや雑菌などが気になるという方は、アルコール(エタノール)を使ったリモコン掃除を試してみてはいかがだろうか?
用意するもの
- アルコール(エタノール)スプレー
- 綿棒
- ティッシュ
掃除方法
- リモコンの電池を抜く
- 綿棒にアルコール(エタノール)を少量含ませる
- 各ボタンの表面や隙間などを拭いていく
- ティッシュで乾拭きをして仕上げる
- 電池を戻して完了
本稿で紹介するいずれかの掃除をしたあと、最後にこのアルコール(エタノール)を使って仕上げるといった方法もおすすめだ。揮発性が高いとはいえ液体なので、リモコンの内部に入らないように気をつけよう。綿棒に含ませすぎたり、リモコンの隙間などを掃除する際に強く押しつけ過ぎたりしないように注意してほしい。
5. 意外?スライムやボンドでもリモコン掃除ができる

一度もリモコンを掃除したことがない、スキマに頑固な汚れが溜まっているという場合は、次の方法で汚れを一掃するというのはいかがだろうか?やはり掃除の前にリモコンの電池を抜いておくのを忘れないようにしよう。
スライムを使ったリモコンの掃除方法
まずは懐かしのスライムを使った掃除方法から見ていこう。「スライムクリーナー」「キーボード掃除用スライム」などが販売されている。通販のほか100均のダイソーでも「ジェルクリーナー」という似たような商品が販売されている。いずれかを手に入れておこう。
掃除方法は、リモコンの気になる汚れにスライムをムニュッと押しつけてから剥がすだけという、いたってシンプルなものだ。ただし汚れ自体がスライムに付着するため、吸着力が低下したら効果が薄れる。洗えるものは水洗いをして汚れを落としておこう。
掃除方法は、リモコンの気になる汚れにスライムをムニュッと押しつけてから剥がすだけという、いたってシンプルなものだ。ただし汚れ自体がスライムに付着するため、吸着力が低下したら効果が薄れる。洗えるものは水洗いをして汚れを落としておこう。
木工用ボンドを使ったリモコンの掃除方法
木工用ボンドをリモコン掃除に使うという驚きの裏ワザもある。ただしこの掃除方法は、リモコンによっては故障のリスクもある。それを踏まえたうえでやるかどうかを判断してほしい。
用意するのは木工用ボンドと爪楊枝のみだ。リモコンにボンドをまんべんなく塗り、爪楊枝で均(なら)していく。ボンドが完全に乾燥して半透明になるまで待ち、ゆっくり剥がす。これでスキマに詰まった汚れなども一気に取り除ける。ポイントは「ボンドを完全に乾かす」ことだ。乾くまで2〜3日かかることもあり、その間リモコンが使えなくなるというデメリットもあるので、余裕があるときに試してみよう。
用意するのは木工用ボンドと爪楊枝のみだ。リモコンにボンドをまんべんなく塗り、爪楊枝で均(なら)していく。ボンドが完全に乾燥して半透明になるまで待ち、ゆっくり剥がす。これでスキマに詰まった汚れなども一気に取り除ける。ポイントは「ボンドを完全に乾かす」ことだ。乾くまで2〜3日かかることもあり、その間リモコンが使えなくなるというデメリットもあるので、余裕があるときに試してみよう。
6. リモコン掃除を楽にするちょっとした豆知識

キレイに掃除したリモコンも、触れればまたすぐに皮脂や雑菌などが付着するし、スナック菓子を食べながら触れれば油分などもつく。とはいえ毎度毎度リモコンを触る前に手を洗うのは現実的ではないだろう。最後に、リモコンを汚れにくくする豆知識を紹介する。
リモコンカバーをつける
その名の通りリモコンを覆うカバーだ。100均でも手軽に手に入る。さまざまな商品が市販されているが、伸縮タイプが使いやすいだろう。カバー自体に手垢といった汚れはついてしまうが、スキマにホコリなどが入らないため掃除の負担が軽減される。
ラップを巻く
食品用のラップを巻いてしまう方法もある。汚れたらつけ替えればよいだけなので、掃除の手間はほとんどなくなるだろう。ラップを巻いたあと、ドライヤーで温風を当てると密着しやすい。
スマートスピーカーとスマートリモコンを導入する
そもそもリモコンを使わないようにする手もある。Amazon EchoやGoogle Home(Nest)といったスマートスピーカーと、Nature RemoやeRemoteなどのスマートリモコンを組み合わせるといった方法だ。これなら「アレクサ、テレビをつけて」など音声コントロールできるようになるためリモコンに触れない、つまりリモコン掃除の必要がなくなる。
結論
見落としがちなリモコンの汚れだが、キレイに掃除しておくと気持ちがよい。日々のお手入れは綿棒や爪楊枝を使った簡単な方法で十分なので、気づいたときに掃除しておこう。繰り返しになるが、ボンドを使った方法は故障のリスクがあるためくれぐれも自己責任で行っていただきたい。