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ポットはクエン酸で洗浄できる?分量や水垢の落とし方まで徹底解説!

ポットはクエン酸で洗浄できる?分量や水垢の落とし方まで徹底解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2021年2月19日

ポットは買ってから一度も洗浄したことがない、あるいは水でサッと流すだけ、という方も多いのではないだろうか?そんな方にこそぜひクエン酸を使ったポット洗浄をおすすめする。水垢をキレイに落とす方法や重曹を使ったポットの外側のお手入れ、さらにはクエン酸と重曹で排水口を掃除する方法まで徹底解説する。

  
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1. ポットもお手入れが必要?

ポットの中を覗いたときに白っぽい汚れが見えたら、それはほぼ水垢と考えてよい。水道水に含まれるミネラル成分が固まったものが水垢の正体である。

水垢を放置するとどうなる?

白い汚れが重なり合って見える頃には、だいぶ水垢が溜まっている。放置すれば厚くなるだけでなく、こびり付いて落ちにくくなる。万が一、汚れがポンプ内に侵入して詰まればポットが故障してしまうかもしれない。お茶やカップラーメンなどを作る際、ポットでお湯を沸かす方は多いだろう。水垢そのものは体に無害といわれてはいるが、やはり気分がよいものではない。少しでも気になったらお手入れをすべきだろう。

2. ポットの洗浄にクエン酸が効く理由

ポットの内部は錆止めなどのコーティングがされているため、食器のように洗剤とスポンジでゴシゴシ、というわけにはいかない。そこでおすすめなのが「クエン酸」だ。

クエン酸とは?

クエン酸は柑橘類などにも含まれている天然由来の成分である。いわゆる「酸っぱい成分」をイメージすると分かりやすいだろう。ネット通販やドラッグストア、100均やホームセンターなどあらゆる場所で簡単に手に入る。お手元にない方はぜひ入手しておこう。

クエン酸がポットの洗浄に効果的な理由

「酸」の名が示す通りクエン酸は酸性だ。一方、水垢はアルカリ性であるため、クエン酸を使うことで効率よく中和できる。汚れが浮いて落としやすくなるというわけだ。正しく使用すれば錆止めといったコーティングには影響を与えないうえ、人体にも環境にも優しい自然由来の物質なので安全性も高い。こうしたことが、ポットの洗浄にクエン酸をおすすめする理由だ。

3. ポットの洗浄に必要なクエン酸の量は?

ポットの洗浄に使用するクエン酸の量は、ポットの容量によって異なる。目安としては次の通りだ。

ポットの容量別・洗浄に使用するクエン酸の量の目安

  • 2.2L:大さじ3〜4杯
  • 3.0L:大さじ5〜6杯
  • 4.0L:大さじ6〜7杯
具体的な分量を挙げたが、必ずしも「ピッタリ」でなくて構わない。おおよその目安と捉えておこう。

4. クエン酸を使ってポットを洗浄する方法

それでは、実際にクエン酸を使ったポットの洗浄方法を見ていこう。

クエン酸を使ってポットを洗浄する方法

  • ポットの満水位置まで水を入れる
  • クエン酸を適量加えてよく溶かす
  • スイッチを入れて沸騰させる
  • 沸騰したら水垢が浮くまで1〜2時間ほど放置する
  • 給湯ボタンを押して中身を出し切る
  • 再度水を満水位置まで入れて沸騰させる
  • 給湯ボタンを押して中身を出し切る
  • 流水ですすいでふたを開けたままよく乾かす
以上がクエン酸を使ったポット洗浄の流れである。工程は多そうだがやることは単純だ。ポットには満水位置まで水を入れよう。またクエン酸を溶かす際は菜箸などを使うとやりやすい。ちなみに2度目の沸騰のときはクエン酸は使わない。1回目で残ったクエン酸のにおいを取るための工程なので覚えておこう。

一度でキレイにならないときは?

頑固な水垢は、クエン酸を使って洗浄しても残ってしまうことがある。その場合は再度同じ手順で洗浄するとよい。何日かに分けて少しずつ落としていくといったやり方でもOKだ。

クエン酸を使ってポットを洗浄する際の注意点

  • 熱湯を捨てる際は火傷に注意する
  • 電源の接続部分などに水がかからないように気をつける
  • ポットの内部はゴシゴシ擦らない
  • 不純物が混じっていない純度100%のクエン酸を使う
  • 満水位置以上に水を入れない(吹きこぼれ防止)
クエン酸自体に大きな注意点はないが、ポット洗浄する際はこれらのことに気をつけよう。

5. ケトルもクエン酸でキレイになる?

お湯を沸かす際、ポットではなくケトルを使う方も多いだろう。ケトルもポットと同じように、内部がコーティングされているものがほとんどだ。そのため水垢が付着していても食器用洗剤や硬いスポンジでゴシゴシというわけにはいかない。この場合も、クエン酸を使って洗浄しよう。やり方や分量はポットと同じなので、上記を参考にしてほしい。

6. ポットの外側はクエン酸ではなく重曹がおすすめ

ところでクエン酸を使ったポット洗浄はあくまで「ポットの中」の話だ。ポットの外側には水垢ではなく、手垢やホコリ、雑菌やお湯をそそぐ際に跳ねた汚れなどが付着している。これらの汚れはクエン酸ではなく重曹を使って落とせる。

重曹とは?

クエン酸と同じく天然由来の成分で、ヒトの体内にも存在する物質である。クエン酸は酸性だったが、重曹はアルカリ性なので、同じアルカリ性の水垢には効果が期待できない。だがその一方で、皮脂や手垢など酸性の汚れを落とすにはうってつけのアイテムだ。クエン酸と重曹は並んで売られていることも多いので、ドラッグストアなどに行ったときはついでに購入しておくと何かと役立つはずだ。

重曹でポットの外側を掃除する方法

  • 桶などに水を溜めて重曹を溶かす
  • 重曹水にキレイな布を浸して絞る
  • ポットの外側を水拭きする
  • 水に濡らして固く絞った別の布で水拭きする
  • さらに別の乾いた布で乾拭きをして完了
以上が重曹を使ってポットの外側を掃除する手順だ。分量は水1Lにつき大さじ2杯を目安にしよう。これでクエン酸でポットの中を、重曹で外をキレイにできる。なお重曹が表面に残ってしまうと白い跡になることがある。水に濡らして絞った布でしっかり重曹を落としておこう。

7. クエン酸や重曹でポットを洗浄する頻度は?

クエン酸や重曹を使ったポット掃除は、水垢や汚れが気になったときに実施してほしい。定期的に行うなら3カ月に1回を目安にしよう。ポットの使用頻度などによっても変わってくるが、基本的には水垢や皮脂、手垢などの汚れが気になったときに実施するとよい。定期的に洗浄してキレイに保ちたいという場合は、2〜3カ月に1回を目安にしよう。

まったくお手入れしてこなかったという場合は、一度ガッツリ洗浄してしまい、そのあとは月1回など定期的に洗浄することで汚れが溜まるのを防ぐといったやり方もおすすめだ。なお水垢を浮かせている間の1〜2時間はポットが使えないので、タイミングを見計らうことも忘れないようにしよう。

8. ポットを洗浄したクエン酸と重曹で排水口も掃除できる

クエン酸と重曹があれば、排水口の軽い汚れも掃除できる。水垢を浮かせている間にサッと掃除してしまうのはいかがだろうか?

用意するもの

  • クエン酸水
  • 重曹
「クエン酸水」としたが、ポットの洗浄に使ったもの、つまりお湯でOKだ。ただ捨ててしまうのではなく、排水口の掃除に使えば一石二鳥だろう。

排水口掃除の手順

  • 排水口に粉末の重曹をまんべんなくたっぷりふりかける
  • 30分ほど放置したのち、ポットの中のクエン酸水をかける
  • 15分ほど放置し、流水でよくすすげば完了
重曹とクエン酸が混ざると、炭酸ガスが発生して発泡する(人体には無害)。その泡が汚れを浮かせてくれるというわけだ。ポットから直接注ぐのが難しいときは無理をせず、いったん耐熱性のある容器に注いでから重曹にかけよう。

排水口掃除の注意点

重曹やクエン酸は人体や環境には優しい便利なアイテムだが、頑固な汚れまではなかなか落とせないため、過度な期待はしないでおこう。またクエン酸は「塩素系」のアイテムと混ざると有害なガスが発生してたいへん危険である。ほかの掃除で塩素系漂白剤を排水口に流した場合などは、重曹とクエン酸を使った掃除は絶対にしないように気をつけよう。

9. ポットの洗浄におすすめのアイテム3選

最後に、ポットの洗浄に使えるおすすめのアイテムを紹介する。

小林製薬「ポット洗浄中」

イオンの力でポット特有の汚れを落としてくれる。頑固な汚れが溜まっているという場合はこちらを使ってみてはいかがだろうか?

ミヨシ「暮らしのクエン酸」

330gと大容量パックのクエン酸。排水口まわりや浴室の鏡の水垢落としなど、いろいろ使えるので1つ持っておいて損はないだろう。

シャボン玉石けん「重曹」

680gと大容量の重曹だ。鍋の焦げ落としや換気扇の油汚れなどの掃除にも使える。クエン酸(300g)とセットで購入してもよいだろう。

結論

ポットの水垢はクエン酸を使って、外側の手垢などは重曹を使ってキレイに落とせる。やり方自体は難しくないので、火傷などに注意しつつ、ぜひクエン酸や重曹を使ったポット洗浄をマスターしておこう。水垢が頑固にこびりついている場合は、何回かに分けて少しずつ落とそう。
  • 公開日:

    2020年1月28日

  • 更新日:

    2021年2月19日

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