1. 布団の圧縮袋にはどんなメリットがある?

布団を圧縮袋に入れて収納するメリットを学んでおけば、活用の幅が広がる。大きなメリットといえるスペースの節約とダニ予防について、詳しく解説していこう。
スペースの節約
使っていない布団は、クローゼットや押入れに収納するのが一般的だ。布団は敷布団や掛け布団、さらに夏用と冬用にも分かれており、キレイにたたんでもかさばってしまう。
一人暮らしはもちろん、家族の分を全て収納するなら大きなスペースが必要だろう。使っていない布団を収納したいときに活躍するのが圧縮袋だ。
布団圧縮袋で空気を抜けば、かさばる布団が小さくしぼむ。収納スペースに悩むことがなくなり、押入れやクローゼットが有効に活用できるのだ。
一人暮らしはもちろん、家族の分を全て収納するなら大きなスペースが必要だろう。使っていない布団を収納したいときに活躍するのが圧縮袋だ。
布団圧縮袋で空気を抜けば、かさばる布団が小さくしぼむ。収納スペースに悩むことがなくなり、押入れやクローゼットが有効に活用できるのだ。
ダニやカビの予防
ダニは適度な湿度やエサがある場所で繁殖する。汗で湿気やすくフケや髪の毛がつきやすい布団は、保存方法に注意が必要だ。
圧縮袋には防ダニ効果つきのものがあり、収納と同時にダニの予防ができる。防臭や抗菌効果がある圧縮袋を活用すれば、布団を清潔に保てるだろう。シリカゲルや専用の乾燥剤を入れることで、カビの予防も可能だ。
圧縮袋には防ダニ効果つきのものがあり、収納と同時にダニの予防ができる。防臭や抗菌効果がある圧縮袋を活用すれば、布団を清潔に保てるだろう。シリカゲルや専用の乾燥剤を入れることで、カビの予防も可能だ。
2. 布団の圧縮袋にはこんなデメリットがある

布団の圧縮袋はとても便利だが、デメリットも考えられる。リスクをさけるために、チェックしておくと安心だ。
形が戻らない
布団の中には綿や羽毛が入っている。通常であれば柔らかくふっくらしている布団だが、圧縮すれば空気が抜けてつぶれてしまう。
袋を開けて空気を戻しても、完全に元の状態に戻すのは難しい。また、全ての布団に使えるわけではないため、圧縮袋の説明書で確認しておこう。
袋を開けて空気を戻しても、完全に元の状態に戻すのは難しい。また、全ての布団に使えるわけではないため、圧縮袋の説明書で確認しておこう。
カビや悪臭の発生
布団に圧縮袋を使うと密閉される。湿度や汚れをそのままにすれば、中でカビや悪臭が発生しやすいのだ。一度収納するとこまめにケアするのは難しいので、十分な手入れを行ってから圧縮しよう。
3. 布団に使う圧縮袋の選び方とは

布団の圧縮袋には、いろいろなタイプの商品がある。それぞれ圧縮方法やサイズが違うので、しっかり確認してから最適なものを選ぼう。
バルブ式とジッパー式
バルブ式の圧縮袋は掃除機で吸い、ジッパー式は手で押して空気を抜く。時間をかけることなく手軽に圧縮ができるので、効率を重視するならバルブ式が良いだろう。
ただし、海外製など一部の掃除機は、圧縮口と対応していない可能性がある。先に対応している掃除機を確認するか、吸引ポンプが付属している商品がおすすめだ。
布団用の圧縮袋を選ぶうえで気密性はとても大事だ。ジッパーが2列になった圧縮袋は空気が漏れにくく、閉め忘れ対策には色が変わるタイプが有効だ。
ただし、海外製など一部の掃除機は、圧縮口と対応していない可能性がある。先に対応している掃除機を確認するか、吸引ポンプが付属している商品がおすすめだ。
布団用の圧縮袋を選ぶうえで気密性はとても大事だ。ジッパーが2列になった圧縮袋は空気が漏れにくく、閉め忘れ対策には色が変わるタイプが有効だ。
収納スペース
布団に使える圧縮袋には、いろいろなサイズが用意されている。小さな圧縮袋に無理やり詰め込むと、破損するリスクがあるため注意が必要だ。収納できる布団の目安が記載されているので、サイズをチェックするときの参考になる。
サイズは布団がスッポリ入り、収納スペースに収まるくらいがベストだ。丸めたり、ケースにまとめたりできるタイプもある。クローゼットや押入れを整理しやすい布団圧縮袋を選ぶのが良いだろう。
サイズは布団がスッポリ入り、収納スペースに収まるくらいがベストだ。丸めたり、ケースにまとめたりできるタイプもある。クローゼットや押入れを整理しやすい布団圧縮袋を選ぶのが良いだろう。
効果をチェック
圧縮袋に防ダニや抗菌、消臭効果があれば布団を清潔に保てる。防虫剤を入れると布団が黄ばむリスクがあるので、必ず防ダニ効果がある圧縮袋で対策を行おう。ただし、防虫や抗菌効果には期限があるため、繰り返し使うときは注意が必要だ。
4. 布団に圧縮袋を使うとき注意したいこと

圧縮袋の使い方を間違えると、大事な布団が台無しになる。以下の4つの注意点を確認してから、適切な方法で圧縮しよう。
清潔な状態で圧縮する
中でカビやダニを繁殖させないために、湿気を取り除いてから圧縮しよう。天日干しや布団乾燥機にかけることはもちろん、湿度が高い時期なら除湿機やエアコンで部屋の湿度を下げてから圧縮する。カビやダニのエサになるゴミもなるべく取り除いておこう。
圧縮のしすぎに注意
圧縮袋で限界まで空気を抜いてしまうと、布団を傷める結果になる。カチカチに縮んで元の状態に戻りにくくなるので注意が必要だ。
もともとの厚みから3分の1を目安にする。掃除機にも負担がかかるので、1分以内に圧縮を終わらせることが大事だ。
もともとの厚みから3分の1を目安にする。掃除機にも負担がかかるので、1分以内に圧縮を終わらせることが大事だ。
羽毛布団への使用はさける
羽毛布団を圧縮すると柔らかな羽毛がつぶれるため、そのまま専用のケースに保存するのがおすすめだ。無理に圧縮袋に入れると機能性やふわふわとした触感が損なわれてしまい、羽軸で布が破けてしまう。
それでも圧縮袋を使いたいなら、羽毛対応の圧縮袋を用意しよう。他の布団よりデリケートなので、2分の1くらいの厚みで圧縮をストップする。
それでも圧縮袋を使いたいなら、羽毛対応の圧縮袋を用意しよう。他の布団よりデリケートなので、2分の1くらいの厚みで圧縮をストップする。
保存期限に注意
布団の圧縮袋には保存期限が記載されている。圧縮したまま放置すれば布団が傷んでしまうので、6ヶ月に1度は取りだそう。
取り出したらダニやカビが発生していないか全体を確認して、天日干しをしてからまた圧縮する。収納せずにそのまま使う場合でも、やはり天日干しは必須だ。
取り出したらダニやカビが発生していないか全体を確認して、天日干しをしてからまた圧縮する。収納せずにそのまま使う場合でも、やはり天日干しは必須だ。
結論
布団用の圧縮袋をうまく使いこなせば、収納スペースを大幅に削減できる。重要なのは購入前にサイズや効果を確認すること。収納する布団に合った圧縮袋を選ぶには、基礎的な知識を身につけることが大事だ。次に開けるときまでキレイな状態を保てるよう、正しい方法を守って圧縮しよう。