1. 洗濯乾燥機と乾燥機のみならどっちがいいの?
衣類乾燥機には洗濯もできる乾燥機と、乾燥機のみのモデルがある。洗濯もできる乾燥機は、一般的に「乾燥機能付きの洗濯機」であることが多い。ここでは乾燥機のみのモデルと区別するために「洗濯乾燥機」と呼称する。どちらを選ぶべきか迷ったなら、それぞれのメリットやデメリットを知り、自分に向いているタイプを見極めよう。
乾燥機のみのモデルのメリット・デメリット
乾燥機能に特化しているのが特徴で、洗濯機を使っている最中でも乾燥できるのがメリットだ。洗濯を数回に分けてすることが多いなら、最初に洗濯したものをすぐに乾かせるためこちらのモデルがおすすめだ。
また洗濯乾燥機は、洗濯できる容量より乾燥できる容量が少ない場合が多い。その点乾燥機のみのモデルは、乾燥できる容量がしっかりあるので洗濯物の多いご家庭に向いているだろう。デメリットは洗濯機と乾燥機それぞれの設置スペースが必要なことだ。しかし専用のスタンドを使うことで、洗濯機の上に乾燥機を設置できる場合もある。
また洗濯乾燥機は、洗濯できる容量より乾燥できる容量が少ない場合が多い。その点乾燥機のみのモデルは、乾燥できる容量がしっかりあるので洗濯物の多いご家庭に向いているだろう。デメリットは洗濯機と乾燥機それぞれの設置スペースが必要なことだ。しかし専用のスタンドを使うことで、洗濯機の上に乾燥機を設置できる場合もある。
洗濯乾燥機のメリット・デメリット
洗濯機と乾燥機の機能がひとつにまとまっているので、洗濯物を移し替える手間もなく、洗濯後にそのまま乾燥させられる。設置するスペースも1台分で済むため、洗面所が狭いご家庭でも使いやすいだろう。しかし、一般的な洗濯機や乾燥機より価格が高くなるのがデメリットだ。
2. 洗濯機能がない乾燥機のみ製品の選び方
ひとくちに乾燥機のみのモデルといってもさまざまな種類がある。洗濯機能がない乾燥機のみのモデルを選ぶ際は、電気式かガス式か、容量はどれくらいか、どんな機能が付いているかなどに注目しよう。
電気式かガス式か
乾燥方式は電気式とガス式の2種類に分けられる。電気式はリーズナブルなことが多く、工事不要で使える。デメリットは乾燥のスピードが比較的遅いことだ。
ガス式は電気式よりもパワフルで乾かすスピードが速い。忙しくて乾燥を短時間で終わらせたい方や、洗濯物が多いご家庭に向いている。しかし、使用前にガス栓の増設やパイプの設置などの工事が必要だ。
ガス式は電気式よりもパワフルで乾かすスピードが速い。忙しくて乾燥を短時間で終わらせたい方や、洗濯物が多いご家庭に向いている。しかし、使用前にガス栓の増設やパイプの設置などの工事が必要だ。
容量はどれくらいか
乾燥できる容量は2.5kg~3kg程度の小容量から、8kg程度の大容量まである。1人暮らしの場合は2.5kg~3kg程度、4人家族の場合は6kg以上の容量を選ぼう。また1人あたりの洗濯物の量は1日に1.5kg程度といわれるため、それを目安に選ぶのもいい。
どんな機能が付いているか
乾燥機のみのモデルには、しわ取り機能、脱臭・除菌機能、タイマー機能などさまざまな機能がある。ワイシャツを毎日着る方はしわ取り機能を、汗などのにおいが気になる方は脱臭機能付きのモデルにするなど、ライフスタイルや好みに応じて選ぼう。
3. 洗濯機能がない乾燥機のみ製品のおすすめ3選
最後に、乾燥機のみのモデルを3つ紹介する。すでに洗濯機を持っていて乾燥機のみがほしい方、洗濯機と乾燥機を別々に用意したい方はぜひ参考にしてほしい。
シャープ「衣類乾燥機 KD-60C」
送風を繰り返して衣類をふんわり仕上げる「ふんわりガード」機能や、除菌コースを搭載している乾燥機のみのモデル。衣類に合わせてヒーター乾燥か風乾燥が選べる。容量は6kgだ。
東芝「衣類乾燥機 ED-458」
小さな粒子もキャッチできる花粉フィルター搭載のモデルで、容量は4.5kgだ。「ちょっと乾燥15分」コースや「縮み低減」コースなど、さまざまなコースが選べて使いやすい。
リンナイ「ガス衣類乾燥機 乾太くん RDT-80」
デリケートな素材を乾燥できるコース、電気代を抑えるエココース、靴を乾燥させるコースなどがあり多機能だ。ガス式でパワフルなうえ、容量は8kgと一度に多くの洗濯物を乾かせる。
結論
洗濯物は時期によってはなかなか乾かないが、乾燥機があれば1年中快適に乾燥させられるだろう。生乾きが気になる方や洗濯物の量が多いご家庭では、紹介したような乾燥機を使ってみるのもおすすめだ。洗濯乾燥機と乾燥機のみのモデルを比較し、自分に合ったほうを選ぼう。