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包丁のサビ取り方法4選!サビを防ぐコツや便利アイテムも紹介

包丁のサビ取り方法4選!サビを防ぐコツや便利アイテムも紹介

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年8月 3日

包丁のサビ取りは、早い段階で行うことが大切だ。いろいろな包丁のサビ取り方法が紹介されているが、本記事では、初めての方でも簡単にできるサビ取り方法を4選に絞って紹介する。便利なアイテムやサビを防ぐコツなどとあわせて、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 包丁のサビ取りが大切な理由

包丁にできる黒ずみのような汚れは、サビの可能性が高い。できるだけ早くサビ取りをしておこう。

包丁のサビの原因

包丁にサビが生えてしまうのは、多くの場合「水気」が原因である。包丁に水がついたまま長時間経過すると、金属が酸化してサビが生じてしまう。

とくにサビやすいのは、昔から使われている鋼製の包丁だが、サビにくいとされるステンレス製の包丁でも、保管状況やお手入れ方法によってはサビが発生してしまう。サビ取りを怠ることでどんなデメリットがあるのか、サビ取りのメリットとあわせて見ていこう。

包丁のサビを放置するデメリットとサビ取りのメリット

包丁のサビ取りを行わずにいると切れ味が悪くなる。また、切った食材にサビが移って口に運ばれてしまう可能性もある。それに、包丁の内部がサビに侵食されると、落とすのに一筋縄ではいかなくなってしまう。

早い段階でサビ取りをしておけば、キレイな見た目や切れ味も取り戻せるし衛生的だ。包丁の寿命を延ばすことにもつながるだろう。

2. 初心者にもできる!簡単な包丁のサビ取り術4選

初めて包丁のサビ取りにチャレンジするという方も手軽にできる方法を、便利なアイテムの紹介とあわせて4選お伝えする。なお、いずれの方法もケガを防ぐため、作業中はゴム手袋を着用しよう。

研磨剤を使って落とす

「クレンザー」に代表されるような研磨剤を用いた方法だ。ワインの「コルク」または「サビ取りスポンジ」のいずれかを用意しておこう。

包丁を濡らして寝かせ、サビに研磨剤をまぶす。水に濡らしたコルクまたはスポンジで擦ってサビを落とし、流水でよくすすいだら水気を拭き取って完全に乾かそう。

砥石を使って落とす

砥石と言っても、昔ながらの砥石のほか、最近では京セラの「電動ダイヤモンドシャープナー」のように手軽に使えるものが増えている。

セラミック製の包丁も研げるので、一台あると便利だろう。サビ取りのやり方は、包丁をセットして手前に数回引くだけなので簡単だ。サビが取れたら水で洗い、しっかり乾かそう。

消しゴム式グッズを使って落とす

呉工業の「サビ取りゴシゴシ」のように、消しゴムタイプのサビ取りグッズある。

まさに消しゴムのようにサビを擦って落とすだけなので、初心者でも簡単にできるだろう。水ですすいで乾燥させれば元の輝きを取り戻すはずだ。

重曹とクエン酸で落とす

ナチュラルクリーニングを取り入れている方には、重曹とクエン酸でサビ取りする方法もおすすめだ。スプレー容器に、水200mlに対して小さじ1杯のクエン酸を溶かしておこう。

包丁を濡らして寝かせたら、粉末の重曹をサビにかけ、サビ取りスポンジで擦る。その上からクエン酸をスプレーし、泡立ったら水ですすぐ。あとは水気を拭き取って乾燥させて完了。

3. 包丁のサビ取りにおける注意点

ご覧いただいたように、包丁のサビ取りは早い段階で行えれば難しくない。ただ、いくつか注意点もあるので一緒に覚えておこう。

作業には細心の注意を

相手は包丁だ。とくに刃の部分にできたサビを擦り落とす際は、ケガにだけは十分気をつけよう。ゴム手袋をしていても、サッと切れてしまうことがある。細心の注意をはらって作業にあたってほしい。

包丁の素材も重要

包丁のサビ取り用アイテムはさまざまな種類が売られている。包丁の素材は大きく鋼、ステンレス、セラミックに分けられるが、中には適さないアイテムもある。事前にお持ちの包丁と使おうとしているサビ取りアイテムの相性が問題ないか、確認しておこう。

洗剤を使う際は皮膚や粘膜に注意

サビ取りアイテムに使われる洗剤は作用が強力なものもある。皮膚についたり目に入ったりしないよう、慎重に作業しよう。作業後も、洗剤が残っている部分に触れないように気をつけてほしい。

4. サビ取りをした包丁のお手入れについて

せっかくサビ取りをした包丁も、取り扱いを誤ればまたすぐにサビが発生してしまう。簡単にサビ取りできるとはいえ、包丁の寿命を縮めないためにも日頃のお手入れ方法を見直そう。

包丁のサビを防ぐコツ

  • 使い終わったらすぐに洗う
  • 水気をよく拭き取り完全に乾かす
  • 風通しのいい場所に保管する
基本的なことだが、サビ取りをした包丁を少しでもキレイに保つために大切な要素だ。包丁に切った食材や水気が残ったままだとサビの原因になる。保管場所の湿気にも気を配り、湿度が高そうな場所には除湿剤を置くといった工夫も取り入れよう。

結論

包丁のサビ取りは、見つけた段階ですぐに行うことが大切だ。まだサビが発生していないという方も、先にアイテムを揃えておくと安心だろう。初心者の方も手軽にできるので、慌てずにサビ取りにチャレンジしてほしい。ただし、くれぐれもケガにだけは気をつけよう。
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  • 公開日:

    2020年2月 1日

  • 更新日:

    2021年8月 3日

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