1. アルミ製トースターの掃除に用意するものとは

トースターを掃除する前に、用意するものを整えておこう。こちらでは、用意するものをいくつかご紹介していく。
- 中性洗剤
- スポンジ
- キッチンペーパー
- 歯ブラシ
- プラスチックカード
- 布巾
- 大きめの桶か袋
一般的に焦げや油汚れに効果があるとされる重曹やセスキ炭酸ソーダは、実はアルミ製品には不向きである。アルミにアルカリ剤が付着すると、水酸化アルミニウムが生成され、表面の膜を破壊し腐食の原因となるのだ。そのため、アルミ製のトースターを掃除する際は、アルミへの影響が少ない中性洗剤を用いる必要がある。
中性洗剤は、日頃使用しているキッチン用の洗剤で十分だ。スポンジも、食器洗い用のもので構わない。キッチンペーパーは庫内に貼り付けるため、多めに準備しておくことをおすすめする。
歯ブラシやプラスチックカードは、使用済みのものを揃えておこう。プラスチックカードは使い捨てできるよう、不要になったポイントカードが最適だ。歯ブラシも新品ではもったいないので、使用後のもので十分である。
また、大きめの桶は受け皿や網を入れるために必要だが、桶がない場合はすっぽりと収まる買い物袋で代用するとよい。用意するものがすべて整ったら、早速掃除に取りかかろう。
中性洗剤は、日頃使用しているキッチン用の洗剤で十分だ。スポンジも、食器洗い用のもので構わない。キッチンペーパーは庫内に貼り付けるため、多めに準備しておくことをおすすめする。
歯ブラシやプラスチックカードは、使用済みのものを揃えておこう。プラスチックカードは使い捨てできるよう、不要になったポイントカードが最適だ。歯ブラシも新品ではもったいないので、使用後のもので十分である。
また、大きめの桶は受け皿や網を入れるために必要だが、桶がない場合はすっぽりと収まる買い物袋で代用するとよい。用意するものがすべて整ったら、早速掃除に取りかかろう。
2. アルミ製トースターの掃除手順

アルミ製トースターを掃除する手順は、決して難しくない。トースター本体と付属品とでは手順が異なるので、それぞれ順番通りに進めていこう。
トースター本体の掃除手順
- トースターから網と受け皿を取り外す。
- トースター内に焦げ付きがある場合は、プラスチックカードで削っておく。
- 水でうすめた中性洗剤をキッチンペーパーに含ませ、トースター内に貼り付ける。
- 15分以上放置し、キッチンペーパーを剥がして拭く。
- 汚れが残っている箇所や細かい隙間などは、歯ブラシで汚れを掻きだす。
- 洗剤が残ることがないよう、布巾でトースター内を丁寧に拭き上げる。
網と受け皿の掃除手順
- 受け皿に焦げがある場合は、プラスチックカードで削っておく。
- 大きめの桶、あるいは袋に40度程度の湯と中性洗剤を入れ、そこに取り外した網と受け皿を入れて30分ほど浸けておく。
- 浸けた網と受け皿に汚れが残っている場合は、歯ブラシで擦る。
- スポンジで洗い、布巾で拭き上げる。
頑固な焦げが付いている場合は、事前にプラスチックカードで削っておくと、洗剤が染み込みやすくなる。中性洗剤には界面活性剤という成分が配合されているため、軽い油汚れであればキレイに取り除いてくれるのだ。トースターは食品を扱う機器なので、最後は洗剤が残らないようしっかり拭き取っておこう。
3. アルミ製トースターの掃除における注意点

掃除する際は手順も大切だが、注意点を知ることも重要である。注意点を2つ挙げるので目を通しておいてほしい。
使用直後の掃除は避ける
最も気を付けてほしい注意点は、トースターを使用した直後の掃除は避けるという点だ。使用直後は熱が籠っている状態であり、庫内は非常に高温となっている。ヒーター部分に触れると火傷の恐れもあるので、必ず庫内が冷えてから掃除に取りかかってほしい。
ヒーターは強く擦らない
つい掃除に夢中になると力が入りがちだが、トースター内に設置されているヒーター部分は、決して強く擦ってはいけない。繊細であるヒーターに力が加わると、ひび割れの原因ともなりかねないのだ。トースター内はもちろんだが、とくにヒーター部分は優しく拭き上げよう。
結論
自宅のトースターがアルミ製であった場合は、アルカリ剤ではなく中性洗剤で掃除しよう。アルカリ性のものはアルミには不向きであり、変色や腐食してしまう可能性もある。中性洗剤は油汚れに効果があるうえ、素材を傷める心配も少ない。使用できる洗剤と手順を守り、アルミ製トースターを新品同様に変身させてみよう。