1. ダウンはクリーニングOK!ただし注意点も

ダウンは、実は家で洗えるものも少なくない。クリーニング代がかからないので節約になるだろう。だが、洗えるダウンはできればクリーニングに出すことをおすすめしたい。
ダウンをクリーニングに出すメリット
- ダウンに最適な洗い方、仕上げ方をしてくれる
- ふんわり感を取り戻せる
ダウンの中身は羽毛。多くの空気が蓄えられているので、洗濯機で洗う場合はしっかり水を含ませなければ、浮いてしまってキレイに洗えない。羽毛がよれて固まるため、ほぐす作業も大変だ。
その点クリーニングなら、プロの手でダウンの特徴に合った洗い方や仕上げ方をしてくれる。乾燥機なども専用のものを使用するため、ダウンを買った頃のようなふんわり感を取り戻すこともできる。
その点クリーニングなら、プロの手でダウンの特徴に合った洗い方や仕上げ方をしてくれる。乾燥機なども専用のものを使用するため、ダウンを買った頃のようなふんわり感を取り戻すこともできる。
クリーニングに出せるダウンとは?
「水洗いOKのダウン」と「手洗いNGのダウン」はクリーニングに出すことができる。とくに後者は非常にデリケートなので、クリーニングでしかキレイにできないと思っていい。
クリーニング店を選ぶ際の注意点
ダウンとひと口に言っても商品ごとに特徴が異なり、それぞれ適した洗い方、仕上げ方がある。ダウンの汚れをキレイに落とし、ふんわり感を取り戻すためには、クリーニングの知識、技術、経験などが求められる。「格安だったので出したら、ふんわり感がなくなっていた...」ということのないよう、信頼できるクリーニング店にお願いしよう。
2. ダウンのクリーニング料金と日程、頻度の目安

続いて、ダウンをクリーニングに出すといくらかかるのか?どれくらいで戻ってくるのか?1シーズンに1回でいいのか?といった疑問を解消していこう。
ダウンのクリーニング料金
料金は店舗により異なるが、おおよその目安は知っておきたいところ。ダウンジャケットなら2,000〜3,000円、ダウンコートなら7,000〜8,000円程度を目安にするといいだろう。
ファーなどデリケートな素材が使われていたり、細やかな装飾が施されていたりするダウンは1,000円程度の追加料金が発生することがある。オプションの追加やより丁寧に仕上げるコースを選んだときも、料金は高くなると思っていい。なお、宅配クリーニングはこれらの料金に送料がプラスされてもう少し高くなるかもしれない。
ファーなどデリケートな素材が使われていたり、細やかな装飾が施されていたりするダウンは1,000円程度の追加料金が発生することがある。オプションの追加やより丁寧に仕上げるコースを選んだときも、料金は高くなると思っていい。なお、宅配クリーニングはこれらの料金に送料がプラスされてもう少し高くなるかもしれない。
ダウンのクリーニングに必要な日数
ダウンの洗濯をクリーニング店に依頼した場合、戻ってくるまでおおよそ1〜2週間を見ておこう。繁忙期などはもう少しかかる可能性もあるため、事前に確認しておくことをおすすめする。
クリーニング店では、ダウンを受け取ってから状態を確認し、適した洗い方や仕上げ方を決めていく。その後、専用の機械で洗って仕上げ、乾燥させてから戻ってくるという流れだ。
クリーニング店では、ダウンを受け取ってから状態を確認し、適した洗い方や仕上げ方を決めていく。その後、専用の機械で洗って仕上げ、乾燥させてから戻ってくるという流れだ。
ダウンをクリーニングに出すタイミング
クリーニングが必要な汚れがついてしまった、という場合を除き、ダウンは基本的に1シーズンに1回、つまり年に1回クリーニングに出せばいい。タイミングはシーズン後だ。暖かくなってダウンを着なくなったらクリーニング店に持っていき、キレイな状態で保管しよう。保管中もときどきは取り出して陰干しするなどし、湿気を飛ばしておくことをおすすめする。
3. クリーニングに出すほどでもないダウンの汚れは自宅で簡単に

ダウンのクリーニング料金は一般的な衣類より高めなので、何度も出すのは難しいだろう。だが、ダウンのシーズン中に「クリーニングに出すほどでもないが気になる汚れができてしまった」ということがあるかもしれない。そんなときは、次の方法で汚れを落としてみよう。
ダウンの汚れを落とす簡単な方法
- 布2枚
- 洗剤(オシャレ着用またはダウン専用洗剤)
布は2枚とも水で濡らして固く絞っておく。そのうち1枚に洗剤を含ませ、ダウンの汚れを叩きながら拭き取るイメージで落としていく。もう1枚の布で洗剤を拭き取り、風通しのいい場所に吊り干しして完全に乾かす。
クリーニングに出すほどでもない軽い汚れなら、この方法で落とせるはずだ。丸一日かけるくらいのつもりで、じっくり乾かすのがポイントだ。
クリーニングに出すほどでもない軽い汚れなら、この方法で落とせるはずだ。丸一日かけるくらいのつもりで、じっくり乾かすのがポイントだ。
結論
ダウンはクリーニングに出すとふんわり感を取り戻せる。ダウンは商品によって自宅で洗濯機洗いや手洗いができるし、コインランドリーの乾燥機も使えるが、せっかくなら1シーズンに1回、思い切ってクリーニングに出してはいかがだろうか?