1. 布製ソファの掃除方法
布製ソファは、ほかの素材と比べると掃除がしやすい。まずは基本の掃除方法から見ていこう。
布製ソファの掃除方法
- 掃除機をかける
- ぬるま湯で固く絞った雑巾で水拭きをする
- 半日程度かけてしっかり乾燥させる
以上が布製ソファの基本的な掃除の流れになる。掃除機とコロコロを併用するのもおすすめだ。もし布の目などに汚れが詰まっているときは、柔らかめのブラシで擦ってから掃除機をかけてもいいだろう。
また、カバーを外せるソファなら、カバーを丸洗いしてしっかり乾燥させよう。その際、洗濯OKかどうか、事前にタグを確認しておいてほしい。
また、カバーを外せるソファなら、カバーを丸洗いしてしっかり乾燥させよう。その際、洗濯OKかどうか、事前にタグを確認しておいてほしい。
ダニ撃退法
- スチームアイロンを「高」に設定する
- 雑巾を水で濡らして固く絞る
- ソファに雑巾を広げ、その上からスチームをあてる
- まんべんなく掃除機をかける
ソファは洗濯機で丸洗いという訳にはいかない。しかし、だからと言って何もせずにいるとダニが繁殖を続けてしまう。ダニの死骸やフンは喘息やアレルギーの原因になることもあるため、定期的に掃除して除去しておくことが大切だ。
なお、雑巾を使わない場合は、ソファから数センチ離してスチームをあてよう。ただし、素材によっては耐水性がなくスチームが適さないものもある。心配な方は、事前にメーカーのホームページなどで調べておこう。
なお、雑巾を使わない場合は、ソファから数センチ離してスチームをあてよう。ただし、素材によっては耐水性がなくスチームが適さないものもある。心配な方は、事前にメーカーのホームページなどで調べておこう。
2. 布製ソファについた臭いやシミの掃除方法
最初に紹介した掃除は、あくまでソファ表面のホコリなど軽い汚れを落とす方法なので、汗や皮脂、飲み物のシミなどは残ってしまう。布製ソファの臭いやシミの掃除方法を見ていこう。
なお、お手元にソファ用のシミ取りクリーナーがあれば、それを使って掃除をしてもいい。ここでは、シミ取りクリーナーがない前提で掃除方法をお伝えする。
なお、お手元にソファ用のシミ取りクリーナーがあれば、それを使って掃除をしてもいい。ここでは、シミ取りクリーナーがない前提で掃除方法をお伝えする。
臭いは重曹で
- 重曹を粉末のままソファにまんべんなく振りかける
- ひと晩放置する
- 翌朝掃除機でキレイに吸い取る
ソファに染みつく臭いの多くは、酸性の汚れが元になっている。皮脂や垢、食べ物などだ。こうした汚れに強いのが重曹。寝る前に粉末のまま振りかけておけば、翌朝には臭いもスッキリ取れているだろう。
シミは中性洗剤で
- ぬるま湯に台所用中性洗剤を溶かす
- 乾いた布に含ませ、シミをトントン叩く
- ぬるま湯のみで固く絞った雑巾で拭き取る
ソファに限らず、シミはいかに迅速に対処するかが肝心だ。ぬるま湯の量に対して3〜5%の濃度で中性洗剤を溶かそう。シミを擦ってしまうと広がるおそれがあるため、叩くように落としていくのがコツになる。
ガンコな油汚れはベンジンで
- ベンジンを布に含ませる
- 汚れをトントン叩く
- ぬるま湯で固く絞った雑巾で拭き取る
中性洗剤で落とせない油汚れは、ベンジンを使って掃除しよう。ただし火気厳禁であることと、色落ちのリスクがあることは覚えておいてほしい。使う前に目立たない部分で試しておくと安心だ。
3. 合皮・革製ソファの掃除方法
ここまでは布製ソファの掃除方法だったが、続いて合皮や革製ソファの掃除方法をお伝えする。
合皮ソファの掃除方法
表面のホコリなどを取り除いたら、ぬるま湯で固く絞った雑巾で水拭きしよう。それでも落ちなければ、ぬるま湯に3〜5%の濃度で中性洗剤を溶かし、それを含ませた雑巾でパックするように覆い、数分待ってから拭き掃除で汚れを落とそう。最後は、ぬるま湯のみで固く絞った雑巾で拭き取り、乾拭きをしてからしっかり乾燥させればOKだ。
革製ソファの掃除方法
革製ソファの掃除をするときは、先に専用クリーナーと革を保護するクリームを入手しておこう。まず目立たない部分にクリーナーを付けて色落ちがないか確認し、問題なければ布にクリーナーを含ませ、軽く汚れを擦っていく。汚れが落ちたら、ソファにクリームを塗って栄養分を補給してあげよう。
4. ソファ掃除はプロに頼む方法も
ソファ掃除をしばらくしておらず、今回紹介した方法ではキレイにできないという方や、ダニやカビを一掃したいという方は、ソファ掃除のプロに相談するのもひとつの方法だ。業務用の機械で素人では手に負えない汚れ、シミ、ダニなどをキレイにしてもらえる。
プロに依頼したときの料金目安
ソファ掃除の料金は業者によって異なるほか、素材や大きさでも変わってくる。おおよその目安だが、2人掛けなら布製で12,000円〜、合皮製で10,000円〜、革製で16,000円〜を見ておくといいだろう。2時間ほどかかるため、時間に余裕があるときに依頼しよう。
結論
ソファは布製や革製など、素材によって適した掃除方法が異なる。臭いやシミ、汚れなどがだいぶ溜まっているという方は、先に業者にソファを掃除してもらう方法もおすすめだ。それ以降は、今回紹介したやり方でキレイに保とう。