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加湿器がクサい!酸っぱい臭いの原因と掃除方法、予防策まで徹底解説

加湿器がクサい!酸っぱい臭いの原因と掃除方法、予防策まで徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年12月30日

加湿器からの蒸気がクサいと感じたことはないだろうか?臭いが部屋に充満するだけでなく、思わぬトラブルを招くおそれがあるため放置は見て見ぬフリはNGだ。本稿では加湿器からクサい臭いがするときの原因や掃除方法、臭いを防ぐ方法などを網羅的に解説する。

  
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1. 加湿器の臭いの原因

加湿器はタンクに入れた水を蒸気に変えることで乾燥する空気をうるおしてくれるものだが、そんな加湿器からの蒸気がカビ臭かったり、酸っぱい臭いがしたりすることがある。まずはその原因から解説しよう。

加湿器の臭いの原因

加湿器の臭いの原因は、多くの場合雑菌やカビだ。これらは湿度が高く汚れた場所を好む。常に水を溜めているタンクやトレー、ホコリを吸着するフィルターなどには雑菌やカビが繁殖しやすい。またタンクに水を入れっぱなしにしたり継ぎ足して使い続けたりすると、古い水は腐ることがある。水中で雑菌が繁殖して臭いの元になることも考えられる。こうした使い方は雑菌の繁殖を招くおそれがあるため注意しよう。

臭いを放置するリスク

加湿器から雑菌やカビを含んだ蒸気が吹き出せば、部屋中に胞子や雑菌が付着して新たなるカビの発生を招くおそれがある。なにより人やペットが吸い込むかもしれない。短期的なら大した問題にはならないかもしれないが、長期間吸い続けるとなれば要注意だ。咳や発熱、胸の痛みなどの症状が出始めたり、気管支炎やぜんそくあるいはアレルギーを発症したりするリスクが生じる。健康被害を防ぐためにも加湿器はこまめな掃除が重要なのである。

2. 加湿器の掃除に必要なものと洗浄液の作り方

加湿器のイヤな臭いを防ぐことは健康被害を防ぐことにもつながる。ご家庭で簡単にできる掃除方法を紹介するのでぜひ習慣にしてほしい。まずはそろえるアイテムと洗浄液の作り方をお伝えしよう。

加湿器の掃除に必要なもの

  • ワイドマジックリン(台所まわり・水まわり用粉末洗剤)
  • 重曹
  • スポンジ
  • 歯ブラシ
  • 掃除機
  • 新聞紙
  • 雑巾(水拭き用、乾拭き用などで数枚)
  • ゴム手袋
  • マスク
  • 洗面器(洗濯桶、風呂桶、なければシンクなどでもOK)
ワイドマジックリンと重曹はいずれかでOKだ。洗剤を使いたくないときなどは重曹を選ぶとよいだろう。洗浄剤や重曹は少なからず皮膚に刺激があるため、ゴム手袋を着用しての作業をおすすめする。またカビの胞子や雑菌、ホコリなどをできるだけ吸い込まないよう換気をしながら作業に当たるとともに、マスク(できればメガネも)を着用しよう。新聞紙は外したフィルターなどを一時的に置いておく際、床にホコリが落ちないようにするためのものだ。新聞紙を広げた上に加湿器を置くとよいだろう。

洗浄液の作り方

ワイドマジックリンを使う場合は、シンクに水2Lにつき大さじ2杯を混ぜて溶かす。重曹を使う場合は、鍋に水1Lにつき大さじ4杯を加えて沸騰させ常温まで冷ましておく。重曹は一度沸騰させることでアルカリ性が強まり、洗浄力も高くなるので覚えておこう。

3. 加湿器の掃除方法

洗浄液ができたらいよいよ加湿器を掃除していく。ここでは一般的な加湿器を想定して解説するが、メーカーや機種によって若干異なる場合がある。必ず取扱説明書を確認しながら作業に当たるとともに、本稿の解説と違う点があればそちら(取説)を優先してほしい。

1.電源を切って外せるパーツを外す

安全のためにも必ず電源を切り、取扱説明書を読みながら分解して掃除できるパーツを外そう。主にタンクやトレー、フィルターを外すことになるのだが、フィルターにはいくつか種類がある。プレフィルターや加湿フィルターは水で洗っても問題ないものがほとんどだが、脱臭フィルターや集塵フィルターは水洗いできないものが多い。うっかり洗ってしまうと交換しなければならなくなることもあるため、取扱説明書をチェックしてくれぐれも間違えないように分けておこう。

2.フィルター表面のホコリを掃除機で吸い取る

フィルターの表面に大きめのホコリや塊などがあれば、先に掃除機で吸い取ろう。

3.外したパーツを浸け置きする

水洗いOKのパーツを先ほど作った洗浄液に浸け置きする。汚れ具合にもよるが1〜3時間ほどが目安になるだろう。

4.タンクの内部を洗う

パーツを浸け置きしている間にタンクの内部をキレイにする。まずは洗浄剤を入れ、タンクの内部全体に行き渡るようによく振る。次にスポンジを使って手が届く範囲を軽くこすり洗いをすればOKだ。よくすすいで風通しのよい場所で乾かしておこう。

5.加湿器本体とトレーを拭き掃除する

次に、洗浄液を雑巾に含ませて加湿器本体とトレーなど水拭きできるパーツを拭き掃除しよう。キレイになったら、水に濡らして固く絞った雑巾で水拭き、最後に乾いたキレイな雑巾で乾拭きをして完了だ。とくに重曹は、成分が残っていると白い粉のようになってしまうことがあるため、しっかり水拭きしておくことが大切だ。

6.浸け置きしていたパーツを洗ってすすぐ

時間がきたら洗浄剤に浸け置きしていたパーツを取り出し、スポンジでこすり洗いをしたり細部の汚れを歯ブラシで取り除いたりしよう。キレイになったら流水(ぬるま湯でもOK)で入念にすすぐのだが、このとき洗浄液が残らないよう2~3分かけてじっくりすすぐとよい。最後に風通しのよい場所で乾燥させよう。

7.脱臭フィルターや集塵フィルターに掃除機をかける

水洗いできない脱臭フィルターや集塵フィルターは、掃除機でホコリやゴミを吸い取ることくらいしかできない。枠などは洗浄液を含ませた雑巾で拭いてもよいが、フィルター部分は濡らさないように気をつけよう。

8.完全に乾いたのを確認して元へ戻す

水洗いした各パーツが完全に乾ききったことを確認してから本体へ戻そう。濡れていると故障の原因になるだけでなく、新たな雑菌やカビの繁殖を招くおそれがあるため注意してほしい。

4. 加湿器を掃除しても臭いがするときは?

紹介した掃除方法を実践してもまだ加湿器から臭いがするという場合、フィルターの交換を検討しよう。ご存知のようにフィルターには汚れが溜まりやすいため、雑菌やカビの温床となるおそれがある。とくに水洗いできないフィルターは、深部の雑菌やカビを取り除くことが困難なため、掃除をしても臭いが残るケースがある。各メーカーではフィルターを単品販売していることがあるので、ホームページなどを確認してみよう。

5. 加湿器を掃除しても残る白い粉のような汚れは?

トレーやタンクおよびタンクのキャップ部分、上記の吹き出し口などに白い粉のような塊があった場合、それは水垢と考えてよいだろう。水垢は頑固にこびりついているため、上述したような掃除では落とせない場合が多い。水垢を落とすにはクエン酸を使うとよいだろう。

必要なものと洗浄液の作り方

  • クエン酸
  • スポンジ
  • 歯ブラシ
  • 雑巾(水拭き用、乾拭き用などで数枚)
  • ゴム手袋
  • キッチンペーパー
  • ラップ
以上を用意しよう。洗浄液は、シンクに水1Lにつき大さじ1杯のクエン酸を加えて溶かしておけばOKだ。

水垢の落とし方

洗浄液に、水垢が付着しているパーツを3時間ほど浸け置きする。時間がきたらスポンジや歯ブラシなどでこすり洗いをして流水でよくすすぎ、風通しのよい場所で完全に乾かす。浸け置きできないトレーや吹き出し口などは、雑巾に洗浄液を含ませて水垢に垂らしキッチンペーパーをかぶせる。さらに洗浄液を垂らし、その上からラップでパックをする。2〜3時間放置したのち、スポンジや歯ブラシなどでこすり洗いをして、雑巾で水拭きと乾拭きをして仕上げればOKだ。

6. 加湿器の掃除の頻度はどれくらいが適切?

無事に加湿器の臭いが解消したら、次はその状態をキープすることが重要だ。実際のところ、どれくらいの頻度で掃除をしておけば加湿器の臭いを防げるのだろうか?

フィルターは週1回、ガッツリ掃除は月1回

加湿器の使用頻度や使っている空間の状態などにもよるが、使った日は毎回、タンクの中を水洗いして乾かすと同時にトレーも拭き掃除しておこう。フィルターは週1回を目安に掃除機がけをし、月に1回は外して水洗いをしておけば完璧だ。

7. 加湿器の臭いを予防する方法

加湿器の臭いを防ぐには、掃除以外にも心がけたいポイントがある。

水は毎回入れ替える

加湿器のタンクの水を数日替えなかったり、継ぎ足して使い続けたりするのはNGだ。お伝えしたように雑菌やカビが繁殖しやすいため、臭いの原因になりやすい。水は使い切るか、残った場合は捨てるなどして毎回入れ替えよう。長期間加湿器を使わないときなども、いったん水を抜いて乾燥させておくことが臭い対策になる。

水道水を使う

加湿器に使う水は水道水だ。ウォーターサーバーの水やミネラルウォーター、浄水器を通した水などは、本来水道水に含まれる殺菌成分が除去されているため腐りやすい。メーカーや機種によって特別な指定がある場合を除き、原則として加湿器用には水道水を使うものと覚えておこう。

よく乾かす

カビは湿度の高いところを好む反面、よく乾燥していて湿度の低いところでは繁殖しにくい。加湿器を使用しないときは水を抜いて乾かし、カビの発生を抑えよう。部屋の湿度を上げるために使う加湿器だが、湿度が高くなりすぎるとカビが繁殖しやすくなるため本末転倒だ。適宜換気を行い、カビが好む環境を作らないようにすることが大切である。

8. 加湿器の掃除に便利なおすすめアイテム

最後に、加湿器のお手入れにあると便利なアイテムを紹介する。

コジット「加湿器タンクの除菌剤」

タンクに注ぐだけの液体除菌剤だ。ニームエキス、ユーカリエキス、大豆アミノ酸といった天然由来の成分のため小さな子どもやペットがいるご家庭でも安心して使える。

UYEKI(ウエキ)「加湿器の除菌タイム」

タンク内や給水トレーの雑菌を除去する液体除菌剤で、吹き出し口からの蒸気にもしっかり除菌作用が働く。食品添加物にも使われる成分など安全性にも配慮されている。

ブリッジメディカル「快適空間 加湿器キレイ」

こちらは銀イオンパワーで除菌する、タンクに入れるだけのパックタイプの除菌剤だ。ひと目で分かるよう、色の変化で交換のタイミングを知らせてくれる。

結論

加湿器からの臭いを消そうとアロマを入れてみたり、部屋に消臭スプレーを噴射したりしても雑菌やカビを取り除けるわけではない。臭いがする場合はもちろん、そうでなくとも加湿器は定期的にしっかりと掃除し、キレイな空気をキープしよう。
  • 公開日:

    2020年2月11日

  • 更新日:

    2020年12月30日

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