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【さぼったリング】落とし方を徹底解説!手軽に予防できるアイテムも

【さぼったリング】落とし方を徹底解説!手軽に予防できるアイテムも

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2021年1月 6日

「さぼったリング」はトイレ掃除を怠ると現れるというが、きちんとトイレ掃除をしていてもできることがある。本稿ではさぼったリングの正体や掃除をしていても発生する理由、落とし方などをお伝えするとともに、予防策および予防に便利なアイテムも紹介する。

  
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1. さぼったリングの正体と発生する理由

便器には封水と呼ばれる溜め水がある。下水から悪臭が上がってこないようにするためのものだ。さぼったリングは、その封水の周りにできる黒い汚れのことをいう。まずはその正体に迫ってみよう。

さぼったリングの正体は「黒カビ」

尿が固まって尿石となり、その尿石に黒カビが生えたものがさぼったリングである。つまり黒カビの巣窟という訳だ。見た目的に気持ちよいものではないのは当然として、衛生面でもよろしくない汚れだったのである。

さぼったリングができてしまう原因

一般的にカビは湿気(水気)と栄養分(尿石や水垢、排泄物の残りなどの汚れ)、それに適度な温度と酸素といった条件がそろうと生育し繁殖する。さぼったリングが現れるのは封水の水面付近だが、まさにこれらの条件が整いやすい部分なのである。

掃除をしているのに発生するのはなぜ?

トイレ掃除はこまめにしているという場合でも、さぼったリングができてしまうことがある。尿石や水垢などが見られず、洗剤で排泄物の残りなどもキレイに落としているはずなのに発生するとすれば、タンクが汚れていることが考えられる。便器内をいくらキレイにしたところで、タンクに黒カビがびっしり生えていれば水を流すたびにカビが便器内に広がってしまうためだ。

さぼったリングを放置すると?

さぼったリングを掃除せずにいると、やがて色素が沈着してシミのようになってしまう。こうなるとなかなか落とせないので、さぼったリングは「発見即退治」を心がけよう。

2. さぼったリングの落とし方

それではさっそく、さぼったリングの落とし方を見ていこう。

用意するもの

  • サンポールなどのトイレ用酸性洗剤
  • トイレブラシ
  • トイレットペーパー
  • ゴム手袋
  • マスク
  • メガネ(ゴーグル)
マスクやメガネは必須ではないが、できれば用意しておくことをおすすめする。また作業中は必ず換気扇を回し、通気性を確保しておこう。

前準備として「封水」を減らしておく

封水が多いと洗剤の作用が薄まるおそれがある。さぼったリングをキレイに落とすため封水は半分程度まで減らしておこう。やり方は、トイレブラシを使って封水を奥へと押し込むだけでよい。もちろん、次に水を流せば水位は戻るので心配は無用だ。準備ができたらいよいよ落としていこう。

さぼったリングを落とす手順

  • さぼったリングを覆うようにトイレットペーパーを敷く
  • たっぷりと酸性洗剤をかけて2〜3分待つ
  • トイレブラシで軽くこする
  • トイレットペーパーと一緒に水で流す
以上がさぼったリングを退治する手順だ。トイレットペーパーが多すぎると流したときに詰まるおそれがあるので量には注意してほしい。またサンポールなどの酸性洗剤は、長時間浸け置きすると便器がダメージを受ける場合がある。パッケージに記載されている時間は必ず守るようにしよう。

塩素系の洗剤とは絶対に混ぜないこと

トイレ掃除に使う洗剤には、サンポールなどの酸性洗剤のほかにカビキラーやトイレハイターなど塩素系の洗剤もある。塩素系も除菌などの作用があるため黒ずみといった汚れを落とすのに効果的だが、両者が混ざると有害なガスが発生して大変危険だ。必ず別の日に使用することと、いずれを使うにしても換気をしながら作業することだけは徹底しよう。

3. さぼったリングの原因がタンクだった場合の掃除方法

トイレタンクを開けてみて黒カビが繁殖していたら、それがさぼったリングの原因になっているおそれがある。便器のさぼったリングを退治したら、タンク内も忘れずにお手入れしておこう。

用意するもの

  • カビキラーなどのカビ取り剤
  • トイレ用中性洗剤
  • 歯ブラシ
  • 水を汲んだペットボトル
  • スポンジ
  • ゴム手袋
  • マスク
  • メガネ(ゴーグル)
  • マイナスドライバー
カビ取り剤のほとんどは塩素系だ。したがってサンポールなどの酸性洗剤で便器内を掃除した場合、立て続けに塩素系を使わないようにしよう。もちろん、逆もしかりなのでくれぐれも気をつけてほしい。

前準備としてタンクの水を抜く

まずはマイナスドライバーなどで止水栓を閉め、タンク内への給水をストップさせよう。なお作業終了後に止水栓を戻すことになるが、閉める前の位置にピタリと戻すことが重要になる。したがって閉める際は何回転させたかを覚えておき、復旧するときはそれと同じ分だけ開けるようにしよう。やや話が逸れたが、止水栓を閉めたら次にタンクのふたを外そう。中ぶたやカバーがあればそれも外してほしい。あとは、レバーを回してタンク内に残っている水を流して空にすれば準備は完了だ。

タンクの掃除方法

  • タンクの黒カビにカビ取り剤を吹きつける
  • 数分待っている間に、ペットボトルなどに水を汲んでおく
  • 時間がきたらペットボトルの水でタンク内の洗剤と黒カビを流す
  • 残った汚れにはトイレ用の中性洗剤を吹きつける
  • 使い古しの歯ブラシなどで残った汚れをこすり洗いする
  • ペットボトルに汲んだ水で洗剤と汚れを流す
  • タンクや中ぶた、カバーなどは浴室に運び中性洗剤とスポンジで洗う
  • 流水でよくすすぎ、乾いたら元に戻す
  • 止水栓を戻してタンク内へ水を溜める
  • タンク内の水を何度か流す(タンク内をすすぐイメージ)
  • タンクから流れ出た汚れが便器に付着しているので、便器掃除をして完了
これは一般的な掃除方法だが、細かいやり方や注意点はメーカーおよび型番などによって異なる場合がある。事前に説明書やメーカーのホームページで掃除方法をチェックしておこう。便器と一緒にタンクもキレイにしておけば、さぼったリングができることはないはずだ。また繰り返しとなり申し訳ないが、塩素系と酸性系は絶対に混ぜてはいけない。くれぐれも混ざり合うことのないように気をつけてほしい。

4. さぼったリングを予防するには?

キレイになった便器を見れば、さぼったリングなど二度と発生させたくないと思うはずだ。だが毎日家族みんなが使う便器は、常に清潔に保つことが難しい。やはりこまめな掃除がもっとも大切になってくるだろう。

便器は毎日、タンクは半年に1回掃除をする

便器内は、普段している掃除をそのまま継続すればよい。問題はタンクだ。いくら便器がキレイでもタンクが汚れていればさぼったリングが再発するおそれがある。さぼったリングが現れたらタンク掃除をするというのもアリかもしれないが、予防するのであれば半年に1回は掃除をしておきたいところだ。

5. さぼったリングの予防におすすめのアイテム4選

さぼったリングの予防におすすめのアイテムもある。最後に紹介するので、掃除とあわせて取り入れ、より強力なさぼったリング対策を講じよう。

小林製薬「ブルーレット さぼったリング」

便器内の封水に投入したらしばらく放置し、あとは水に流すだけという手軽な洗浄剤だ。水際の黒ずみや黄ばみを落とすほか除菌などの効果も期待できる。

SCジョンソン「スクラビングバブル トイレスタンプ」

便器内にペタッと貼り付ける、スタンプタイプの洗浄剤がこちら。水を流すたびに勝手に便器内をキレイにしてくれる。ただし貼る位置によっては水が跳ねるため注意が必要だ。

小林製薬「液体ブルーレットおくだけ除菌EX」

タンクに取り付けるタイプの洗浄剤だ。タンク内にも汚れを溜めたくないという方はこちらも併用するとよいだろう。

木村石鹸「トイレタンクの洗浄剤」

同じくトイレタンク用の洗浄剤だが、こちらはタンク内に投入するタイプだ。酸素系漂白剤のため、塩素系のツンとしたにおいが気になる方にもおすすめする。

結論

さぼっていなくてもできてしまうさぼったリングは、多くの場合タンク内の汚れが原因だ。黒カビのさらなる繁殖を防ぐためにも、見つけたらすぐに落とすとともにタンク内もキレイにしよう。家族みんなが毎日使うトイレだからこそ、しっかり対策して少しでも清潔に保ってほしい。
  • 公開日:

    2020年2月 3日

  • 更新日:

    2021年1月 6日

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