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洗濯指数とは?意味や調べ方、洗濯に活用するコツや注意点も徹底解説!

洗濯指数とは?意味や調べ方、洗濯に活用するコツや注意点も徹底解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2021年2月 8日

天気予報で「洗濯指数」という言葉を見聞きしたことがある方は多いだろう。なんとなく洗濯日和かどうかを表す数値だと想像できるが、具体的に知っている方は意外と少ないようだ。今回は洗濯指数の基礎知識と、洗濯に活用するコツや注意点などを詳しく解説する。

  
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1. 洗濯指数とは?

まずは、知っているようで意外と知らない「洗濯指数」の基礎知識から身につけていこう。

洗濯物の乾きやすさの指標

洗濯指数とは「洗濯物を屋外に干したときの乾きやすさ」を示したものだ。0〜100の数値で表されることもあれば「よく乾く」「やや乾く」などのアイコンで表されることもある。数値の場合、高ければ高いほど洗濯物が乾きやすいという意味になる。

洗濯指数と乾きやすさ

  • 30以下:乾かない(室内でも乾きにくい)
  • 40〜50:乾くまでに時間がかかる
  • 60〜70:乾く
  • 80〜100:よく乾く
アイコンだった場合はひと目で分かりやすいが、数値だったときは判断に迷うことがあるかもしれない。あくまで目安だが、数値の場合は上記のような意味になると考えてよいだろう。

2. 洗濯指数は誰がどう決めている?

洗濯指数を決定しているのは国(気象庁)ではなく、民間の気象会社やさまざまな団体である(※1)。算出方法には決まりがなく、基準なども若干異なるようだが、たとえば次のような決め方をする。

洗濯指数の決め方

対象となる日の天気・気温・風速・日射量などから「木綿のTシャツを屋外に2時間干したときに、どの程度乾くと予想されるか」といったことを導き出すといった方法だ。これを数値化やアイコン化して、洗濯指数としてわかりやすく伝えてくれている。天気・気温・風速・日射量などは基本的に企業や団体によって変わることはないため、どの洗濯指数を見ても大幅に異なるということはないだろう。

3. 洗濯指数の調べ方

ニュースの天気予報で洗濯指数を教えてくれることもあるが、見逃してしまっても調べることができる。

tenki.jpが分かりやすい

Webで洗濯指数を調べるなら日本気象協会のサイト「tenki.jp」(※2)がわかりやすいだろう。同サイトの洗濯指数は、数値ではなく5種類のアイコンだ。「大変よく乾く」「よく乾く」「乾く」「やや乾く」「部屋干し推奨」に分かれており、色分けもされているのでわかりやすい。「大変よく乾く」「よく乾く」なら厚手の洗濯物も乾かせるなど、短時間で洗濯物がすっきり乾く気象条件という意味になる。

さらに、地域ごとの詳細を見ていくと「夕方までにはなんとか乾きそう」「室内に干すか、乾燥機がおすすめ」など洗濯指数に応じたアドバイスまでチェックできる。

スマホアプリもある

tenki.jp以外にも、全国各地の洗濯指数が手軽にチェックできるスマホアプリが多数配信されている。使い勝手や得られる情報量などから選んでいくとよいだろう。

4. 洗濯指数を参考にする際の注意点

洗濯指数を参考に洗濯する際、若干の注意点があるので覚えておこう。

急な天気の変化や突風などは予測できないことがある

カラッと晴れていれば誰もが「洗濯物が乾きやすい」と分かるが、曇りの日に気温が高いこともあれば、晴れた日に湿度が高いこともある。洗濯指数があれば、そういった乾くかどうか微妙な日の参考になるだろう。ただし、急な天気の変化や突風などは予測できないこともあるため注意してほしい。

大気中の有害物質までは考慮されない

花粉や黄砂、PM2.5といった大気中の有害物質までは考慮されていない。そのため洗濯指数のみをもとに洗濯物を干した場合、ときに思わぬトラブルに見舞われることもあるかもしれない。

観測地点から離れると誤差が大きくなるおそれがある

洗濯指数を算出する際に使用する気温・湿度・日射量などのデータは、それを観測する地点から離れるほど誤差が生じるおそれがある。

気象庁の「雨」や「曇り」の基準を覚えておくことも大切

気象庁が「雨」とする基準は「1時間に1mm以上の雨」である。したがってそれ未満の雨が一時的にパラパラと降る場合がある。また「曇り」は空の9割が雲に覆われている状態を指す。たとえ空の8割が雲に覆われていても「晴れ」となるのだ。こうした雲の割合は「雲量」で表されるが、同じ晴れでも雲量4と8とでは大きな差が出てくる。洗濯指数が高くても思いのほか乾かないケースがあるということだ。

こうしたことからも、洗濯指数はあくまで「洗濯物の乾きやすさを表すひとつの指標」として捉えるのが正解だろう。

5. 大物は洗濯指数が高い日に洗うのがおすすめ

洗濯指数はあくまで目安であり上述したような注意点もあるが、そうはいっても十分参考にはなる。毛布やシーツ、カーペットなどの大物は、天気予報が晴れで雲が少なく、降水確率20%以下、なおかつ洗濯指数が高い日を狙って洗濯するのがおすすめだ。冬の時期に大物を洗うのであれば、これらに加えてできるだけ気温が高い日を狙うとよいだろう。

6. 洗濯指数が低い日の洗濯物はどう乾かす?

洗濯指数が低いということは「外干しでは乾きにくい」ということになる。観測地点から離れた地域では洗濯指数が低くてもカラッと乾いてしまうこともあるが、濡れた状態が長くなるほど「生乾き」のイヤなにおいが発生する確率が高くなってしまう。そのため部屋干しなどで速乾を目指すのがよいだろう。

部屋干しで少しでも早く乾かすためのコツ

洗濯物同士の隙間を開ける、サーキュレーターや扇風機を当てる、除湿機を使う、浴室乾燥機を利用するなどただ干すだけではなく、ひと工夫取り入れよう。雑菌の繁殖を防ぐため、部屋干し用の洗濯洗剤や抗菌作用のある柔軟剤を使うという手もある。コインランドリーが近くにあれば利用してしまうのもおすすめだ。

7. 洗濯指数を普段の洗濯に生かそう

洗濯指数は、その日洗濯物を外に干したときに乾くかどうかの目安を把握するために役に立つ。ただし前述のように急な天気の変化などは予測できないことがある。近年増えているゲリラ豪雨や花粉、PM2.5などの有害物質、竜巻にも似た突風などによって、たとえ洗濯指数が高くても洗濯物がトラブルに巻き込まれる確率はゼロではない。

天気予報はもちろん、洗濯指数と並行して花粉情報や黄砂情報、PM2.5情報なども参考にすると、より適切な洗濯物の干し方がわかってくるはずだ。

結論

知っているようで意外と知らない「洗濯指数」について、基礎知識や調べ方、洗濯に生かすコツや注意点などをお伝えしてきた。洗濯指数は気象条件をもとに算出されているので、その日の洗濯物を干す際の参考にはなるだろう。ただし洗濯指数だけに頼らず、それ以外の情報も入手してトータル的に判断することをおすすめする。

(参考文献)

  • 公開日:

    2020年2月 7日

  • 更新日:

    2021年2月 8日

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