このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

塩素系漂白剤や重曹の正しい知識と注意点!「混ぜると危険」なのは?

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年2月 7日

塩素系漂白剤や重曹は掃除に大活躍してくれるアイテムだ。だが、ほかにも酸素系漂白剤、クエン酸などいろいろあって、どれが何に効果的なのか分かりにくいことも少なくない。今回は塩素系漂白剤と重曹について「混ぜると危険」なのは何かも含めて基礎知識を解説する。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 塩素系漂白剤と重曹の違いは?混ぜると危険なのは何?

まずは塩素系漂白剤や重曹がどういったものなのか、混ぜても問題ないかなど基礎知識を身につけよう。

塩素系漂白剤とは

強力な漂白作用と殺菌作用をあわせ持つのが、塩素系漂白剤である。「次亜塩素酸塩」を主成分としていることから、塩素系漂白剤という。台所、トイレ、浴室などの掃除に使われることが多い。衣類に使うこともあるが、色を落としてしまうため、色柄物への使用は向いていない。また強い洗浄力やツンとする臭いがあることから、使用時はゴム手袋の着用や換気が推奨されるアイテムでもある。

重曹とは

重曹の成分は「炭酸水素ナトリウム」で、ふくらし粉に使われたり、胃薬として使われたりもする。自然由来の成分で人体にやさしく、非常に使い勝手のいいアイテムだ。ただし、重曹には汚れの中和作用や消臭作用などはあるものの、塩素系漂白剤と比べると洗浄力や殺菌作用は弱い。そのため、重曹単体での漂白などは難しい。

塩素系漂白剤と重曹は混ぜてもOK

塩素系漂白剤と重曹は、強度の違いこそあれどちらも「アルカリ性」の性質を持つ。そのため、両者を混ぜてもとくに危険はない。ただし、日常使ううえで塩素系漂白剤と重曹の2つを混ぜるといったケースはほとんどないだろう。塩素系漂白剤に重曹を混ぜると、アルカリ性がやや緩やかになり、漂白作用が落ちるためだ。

「混ぜると危険」なのは酸性アイテム

塩素系漂白剤と混ぜてはいけないのは、重曹ではなく酸性タイプのアイテムである。クエン酸、酢酸、そのほか市販の酸性系の洗剤などと混ぜると、人体に有害なガスが発生して危険だ。絶対に混ぜてはいけないと覚えておこう。

2. 塩素系漂白剤と重曹が得意な汚れ

続いて、塩素系漂白剤と重曹それぞれ、どういった汚れを落とすのに向いているのかを見ていこう。

塩素系漂白剤が得意な汚れ

  • 衣類のシミや黄ばみ
  • 黒カビ
衣類やタオルなどのガンコなシミ、黄ばみ・黒ずみの漂白、黒カビ退治などには塩素系漂白剤が向いている。ただし、前述のように色落ちのリスクがあるため、衣類に使うときは白物に限定したほうがいい。また、塩素系漂白剤は洗浄力が強力なので、素材を傷めることもある。デリケートな衣類なども塩素系漂白剤の使用を避けたほうがいいだろう。

重曹が得意な汚れ

  • 軽度の酸性の汚れ
皮脂や垢など、軽い酸性の汚れを落とすには重曹が向いている。水に溶かして加熱すると発泡するため、その泡で鍋の焦げ付きなどを落とせることもある。重曹はクエン酸と混ぜても発泡する特徴があり、排水口のヌメヌメした汚れ落としなどに使われることがある。一方、重曹はアルカリ性の汚れ(水垢など)には向かないので、あわせて覚えておこう。

3. 塩素系漂白剤と重曹の使い方・注意点

塩素系漂白剤、重曹いずれも、商品パッケージに記載された用途や使用量の目安を守ることが大前提だ。とくに塩素系漂白剤は作用が強力な分、慎重に取り扱ってほしい。

塩素系漂白剤の注意点

塩素系漂白剤は酸性タイプと混ぜてはいけないとお伝えしたが、ほかにも原液で使わない、皮膚や目などに触れないように気をつける、換気しながら作業する、熱湯で使わない、などの注意点がある。

重曹の注意点

作用が弱いとはいえ、重曹もアルカリ性だ。肌荒れなどが心配な方はゴム手袋を着用したほうがいいだろう。また、重曹をアルミ・木・畳・大理石・ワックスが塗られた床などに使用すると劣化や変色、ワックス剥がれなどを招くことがあるため気をつけたい。

結論

塩素系漂白剤と重曹に関する基礎知識をお伝えしてきた。使用する際は、必ず商品ごとに定められた用途や分量などを守ろう。塩素系漂白剤はやや扱いにくい印象があるかもしれないが、特徴さえ分かれば掃除や洗濯に大活躍してくれる。この機会にぜひ覚えておこう。

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ