1. 洗濯機で洗える靴とは?注意点を先に知ろう

知らなかった方にとってはまさに寝耳に水かもしれないが、洗濯機で靴が洗えるのは一般的なことだ。ただし、種類によって洗えるものとそうでないものがある。洗濯機で洗える靴なら、これまでよりも手軽かつ短時間でキレイにできるだろう。ただし注意点もあるので、一緒にお伝えしておく。
洗濯できる靴とできない靴
洗濯できる靴かどうかは、耐水性などから分かる。たとえば運動靴や布・メッシュ素材のスニーカーなどは洗濯できることが多い。一方、革(合皮)やスエードといった靴は洗濯機ではなく、これまで通り手でケアしたほうがいいだろう。どちらか判断がつきにくい場合は、メーカーのホームページなどでチェックしておくと安心だ。
注意!メーカーが推奨していないことも
素材などによるかもしれないが、洗濯機で靴を洗うこと自体、推奨していないメーカーも少なくない。手でケアする場合と比べて、色落ちやダメージなどのリスクが大きくなるからだ。洗濯機を使うかどうかは、慎重に判断してほしい。
2. 洗濯機を使った靴の洗い方と用意するモノ

洗濯機で洗える靴だった場合に用意するモノや、実際に洗濯する際の手順などをお伝えする。
靴の洗濯に用意するモノ
- 中性の洗濯洗剤
- 靴用の洗濯ネット
- ブラシ(古い歯ブラシでもOK)
靴用の洗濯ネットがあるので、先に手に入れておこう。汚れがひどいときは酸素系漂白剤を使うと便利だが、色落ちのリスクもあるのでムリをしないほうがいい。本記事では、漂白剤を使わない手順を紹介していく。
靴を洗濯する手順
- ブラシで外側の汚れを落とせるだけ落としておく
- 紐、中敷きなどを外す
- 桶やバケツなどにぬるま湯をはり洗剤を溶かす
- 靴を入れて1時間くらい浸け置きをする
- 靴用の洗濯ネットに入れて洗濯機の標準コースで洗う
以上が洗濯機で靴を洗うまでの大まかな流れだ。浸け置きすることで汚れがふやけ、洗濯機で回したときに落ちやすくなる。気になる汚れがあれば、浸け置きの最中に擦り洗いをしておこう。
3. 洗濯機で洗った靴の干し方は?

洗濯機で脱水まで済ませた靴は、風通しのいい場所で陰干しをして乾かす。靴用のハンガーも売られているので、洗濯ネットと一緒に購入しておくといいだろう。完全に乾くまでに夏場で1日、冬場で2日ほどかかることもあるので、洗濯機で洗うのは時間に余裕があるときがいい。
なお、濡れたままの時間が長くなると、雑菌が繁殖して生乾きのイヤなニオイが発生することがある。これを防ぐには、洗濯機から出した靴をできる限り早く乾燥させるのがポイントだ。サーキュレーターで風を当てたり、靴乾燥機を使ったりして効率よく乾燥させよう。
なお、濡れたままの時間が長くなると、雑菌が繁殖して生乾きのイヤなニオイが発生することがある。これを防ぐには、洗濯機から出した靴をできる限り早く乾燥させるのがポイントだ。サーキュレーターで風を当てたり、靴乾燥機を使ったりして効率よく乾燥させよう。
4. 靴の洗濯機があるコインランドリーも

「靴専用の洗濯機」が設置されているコインランドリーもある。自宅の洗濯機では不安だ、自宅の洗濯機で靴を洗いたくない、という方はコインランドリーを検討してはいかがだろうか?乾燥機もついているので、より効率よく靴を洗濯し乾燥させることができる。
結論
靴を洗濯機で洗う方法は、メーカーが推奨していないことも多い。素材だけで判断せず、必ずメーカーのホームページなどで事前にチェックしてほしい。洗濯機で洗える靴だった場合は、今回紹介したやり方でキレイにしてみよう。ただし不安がある方は、決してムリはしないように。