1. 靴は早く乾かすほうがいい理由

湿った靴はできるだけ早く乾かすことが重要だ。長時間、水分を含んだままでいるとさまざまなトラブルを招くことがある。
生乾きの臭いがする
靴を乾かすまでに時間を要すると、その間に雑菌が繁殖してしまう。洗濯物と同じように、生乾きのイヤな臭いの原因となる。
カビが生える
一定の湿度、温度、そして靴に付着している汚れなどをエサに、カビが生えてしまうことがある。とくに黒カビは、深く根を張るため除去が困難になってしまうため、靴は早く乾かすことが大切だ。
シミになる
生乾きの臭いやカビに比べればまだマシかもしれないが、靴を乾かすのが遅れると、水分にホコリや泥、色落ちなどが加わりシミとなって残ってしまうことがある。
2. 靴を乾かす際のコツ

靴は早く乾かすことが重要なのは、お分かりいただけただろう。だが、そうは言っても乾きにくいのが靴である。そこで、早く乾かすために覚えておきたいポイントをお伝えする。
靴を乾かす際のコツ
洗濯物を早く乾かす際にも同じことが言えるが、靴を早く乾かすための要素も「湿度」「風通し」である。「カラっとした風通しのいい場所」に靴を干しておくのが、早く乾かすコツである。
夜や雨の日などで室内に干すときは、室温を上げてあげると飽和水蒸気量も増えるため、早く乾かすことにつながる。飽和水蒸気量とは、空気1立方メートル中に含むことのできる水蒸気の量である。
もう一つ、靴を地面に直に置かないというのもポイントだ。できる限り空気に触れさせることが早く乾かすコツになる。靴を吊るす用のハンガーが販売されているので、余裕があれば手に入れておこう。
ない場合でも、衣類のハンガーなどを使ってつま先を上にして干そう。ただし型崩れが気になる靴なら、逆につま先を下に向けて干すほうがいい。
夜や雨の日などで室内に干すときは、室温を上げてあげると飽和水蒸気量も増えるため、早く乾かすことにつながる。飽和水蒸気量とは、空気1立方メートル中に含むことのできる水蒸気の量である。
もう一つ、靴を地面に直に置かないというのもポイントだ。できる限り空気に触れさせることが早く乾かすコツになる。靴を吊るす用のハンガーが販売されているので、余裕があれば手に入れておこう。
ない場合でも、衣類のハンガーなどを使ってつま先を上にして干そう。ただし型崩れが気になる靴なら、逆につま先を下に向けて干すほうがいい。
3. 靴を早く乾かす方法

靴を早く乾かすための方法はいくつかあるが、その中でも手軽にできる方法を紹介する。
まずは水気をよく切って干す
乾かす前に、まずはタオルなどで水気を十分に取り除く。泥がついていれば、靴用のブラシや歯ブラシなどで優しく擦って落としておこう。
水気を取り除いたら、風通しがいい場所に靴を干して乾かすのだが、その際、地面から離すことと、風が靴全体になるべく当たるように干すことがポイントになる。
水気を取り除いたら、風通しがいい場所に靴を干して乾かすのだが、その際、地面から離すことと、風が靴全体になるべく当たるように干すことがポイントになる。
靴を早く乾かす方法
新聞紙を詰めておく
靴を乾かすときに大変なのがつま先部分だろう。新聞紙は水分を吸収するので、詰めておくと時短につながる。型崩れ防止にもなり一石二鳥だ。
風を当てる
扇風機やサーキュレーターを使って靴に風を当てると早く乾かすことができる。可能なら、自然の風が流れにくい角度から当ててあげるといい。ドライヤーを使った方法も紹介されているが、ドライヤーで靴を乾かすには相当な時間がかかる。素材によっては熱風で変形するリスクもあるため、できれば控えたほうがいいだろう。
コインランドリーを使う手も
近所に、靴乾燥機を設置しているコインランドリーがあるなら、使わない手はない。上記のどの方法よりも早く乾かすことができるだろう。ただし、素材によっては乾燥機にかけられないものもあるので、事前にチェックしてほしい。
4. 靴を乾かすのに便利なアイテム

最後に、靴を早く乾かすのに役立つアイテムを紹介する。
ツインバード「くつ乾燥機(SD-4546R/SD-4546BR)」
文字通り、靴を乾かすために作られた乾燥機だ。革靴からスニーカーまでさまざまな種類の靴を乾かすことができる。
アイリスオーヤマ「ふとん乾燥機カラリエ(FK-C2)」
布団乾燥機だが、アタッチメントを付け替えると靴を乾かすことも可能になる。衣類の乾燥や押入れ、クローゼットの乾燥などにも使える汎用性の高いアイテムだ。
エステー「ドライペット スピード吸湿 くつ用」
天日干しをすれば繰り返し使える吸湿剤。乾燥機などに加え、靴の中に入れておくとより効率よく乾かせるだろう。
結論
靴はできるだけ早く乾かそう。その際、コツを押さえておくと効率よく乾かすことができる。今回お伝えしたポイントを参考に、乾燥機などのアイテムも取り入れて速乾を目指してほしい。明日も、キレイな靴を履いて出かけよう。