1. 庭掃除は業者にお願いしたほうがいい理由

庭の掃除にお金をかけるのはちょっとと躊躇する方もいるだろう。だが、自分で掃除を始める前に庭の状態をよく見てほしい。素人が手をつけるには、難しいところはないだろうか?ここでは庭掃除を業者に頼んだほうがよい理由を3つ挙げる。
ずっと手入れをしていない庭は手に負えない
転勤などで家を長く空けていてずっと庭の掃除をしていないとき、庭はどのようになっていると想像できるだろうか?大抵の場合、雑草が伸び放題になっていて、庭木は枝が茂っているだろう。害虫もいるかもしれない。そのような庭を前に、何から手をつけてよいのかわからず途方に暮れてしまうはずだ。
もし、長期間庭の手入れをしていない場合には、業者に依頼したほうがよい。一度業者にキレイにしてもらったあと、素人ができるレベルになったら次は自分で掃除をするようにしよう。
もし、長期間庭の手入れをしていない場合には、業者に依頼したほうがよい。一度業者にキレイにしてもらったあと、素人ができるレベルになったら次は自分で掃除をするようにしよう。
庭木の剪定が必要な場合がある
庭の掃除と同時に、庭木の剪定が必要になる場合もある。樹木の剪定は、切ったほうがよい枝と残したほうがよい枝の選別が難しいため、プロの業者に任せたほうがよいだろう。
木の枝や雑草などのゴミ処理もお願いできる
庭木の剪定や雑草の処理を行うと、想像以上に多くのゴミが出てくる。大量のゴミを自分で処理するのは大変だ。業者に庭掃除を頼むと、ゴミの処理までお願いできるため効率がよい。ただし、ゴミの処理は掃除とは別料金になる場合もあるため、事前に確認をしよう。
2. 庭掃除を業者に頼む場合の費用相場

では、庭掃除を実際に業者に頼む場合、どの程度の費用がかかるのだろうか?地域や庭の状態にもよるが、ここでは費用の相場を解説する。
除草の相場
庭掃除の中でも最も面倒なのが、雑草の処理だ。除草には、根元からしっかり抜く手作業と草刈り機を使った作業の2つがあり、手作業のほうが費用は高い傾向にある。
手作業での除草は、10平米あたり1,000~5,000円が相場になっている。一方、草刈り機での除草は、50平米あたり5,000~10,000円が相場だ。
手作業での除草は、10平米あたり1,000~5,000円が相場になっている。一方、草刈り機での除草は、50平米あたり5,000~10,000円が相場だ。
剪定の相場
庭木の剪定は素人では難しいことも多く、業者に頼むと安心だ。木の高さによって費用は変わってくるので注意しよう。
相場としては、3メートル未満の低木で3,000~5,000円、高さ3~5メートルの中木で6,500~10,000円程度だ。5メートル以上の高木では、16,000~25,000円ほどかかる。
相場としては、3メートル未満の低木で3,000~5,000円、高さ3~5メートルの中木で6,500~10,000円程度だ。5メートル以上の高木では、16,000~25,000円ほどかかる。
時間単位での相場
庭全体の掃除をやってほしいとき、時間単位で請け負ってくれる業者もある。この場合には、除草や掃き掃除、簡易的な庭木の剪定などがサービスに組み込まれていることが多い。
相場としては、1時間あたり作業員2人で25,000~30,000円程度となっている。定期契約を行っている業者もあり、その場合は1回あたりの料金がもっと安くなる。
相場としては、1時間あたり作業員2人で25,000~30,000円程度となっている。定期契約を行っている業者もあり、その場合は1回あたりの料金がもっと安くなる。
業者に頼むときの注意点
業者によっては、出張費やゴミの回収費用などが別途必要なことがある。また、庭の状態によって、想定していた費用と実際にかかる費用が変わってくることもあるので注意しよう。事前に数社から見積もりをとって比較すると安心だ。
3. 自分で庭掃除する際の注意点

自分で庭掃除を行うときに、気をつけるべきポイントには何があるのだろうか?自宅の庭の掃除だからと簡単に考えていると、思わぬ危険に遭遇しかねない。次の3点に注意しよう。
軽装での庭掃除はケガのもと
季節を問わず、庭掃除を行うときは長袖・長ズボンを着用しよう。それに加え、厚手の軍手や作業用のゴム手袋をつける。作業中に細かい枝が体に当たることもあるし、毒虫が植物内に潜んでいることもあるからだ。なるべく肌を露出しないようにして、庭掃除が終わったらシャワーを浴びたほうがよい。
高所作業では無理をしない
庭木の剪定を自分で行うときは、脚立やハシゴを使うこともあるだろう。足場をしっかり安定させて、高所作業をしてほしい。慣れない高い場所で剪定用の大きなハサミやのこぎりを持つことは、それだけでもバランスを取るのが難しい。無理だと思ったら、業者に頼むようにしよう。
暑い季節の熱中症に気をつける
暑い季節に庭掃除をするときは、熱中症に気をつけよう。1日で終わらせようなどと無理をしないで、休み休み行うことが大切だ。
4. 庭掃除を自分でする方法

庭掃除を自分で行う方法を簡単に説明しよう。
用意するもの
- カマ
- 剪定バサミ
- 竹ほうき
- ちり取り
- ゴミ袋
実際の作業
庭掃除の初めに、庭にある不要なものを捨てるところから始めよう。廃材や枯れた植物、使っていないプランターを処分するだけでもすっきりする。落ち葉があれば、ほうきで先に掃いておくと、除草が行いやすくなる。
続いて、雑草の草刈りを行う。カマで刈るのが基本だが、もし広範囲に雑草が生えているなら、除草剤を使ってもよい。
庭木の剪定で脚立や作業台を使う場合には、雑草を取り除いて足場を安定させてからのほうがおすすめだ。
続いて、雑草の草刈りを行う。カマで刈るのが基本だが、もし広範囲に雑草が生えているなら、除草剤を使ってもよい。
庭木の剪定で脚立や作業台を使う場合には、雑草を取り除いて足場を安定させてからのほうがおすすめだ。
枝や雑草は何ゴミ?
庭掃除で出る、落ち葉や枝、雑草はほとんどの自治体で可燃ゴミとして扱われている。一部の自治体では、資源ゴミとして回収することもあるので、ゴミを出す前にルールを確認しておこう。
結論
庭掃除について業者に依頼するメリットや自分で行うときの注意点について解説してきた。しばらく放置していた庭を掃除するのは、ガーデニングとは異なり、かなり重労働になることがある。慣れない作業でケガをすることもあるので、くれぐれも無理はせず、業者に依頼することも検討してみよう。