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混紡はどんな生地なの?素材別の特徴や洗い方、注意点を解説!

混紡はどんな生地なの?素材別の特徴や洗い方、注意点を解説!

投稿者:ライター 吉田 梨紗(よしだ りさ)

2020年2月17日

衣服についている洗濯表示を確認したときに、2種類以上の素材が記載されているケースがあるだろう。繊維を混ぜて糸を紡ぐことを混紡といい、さまざまな衣類に使われている。この記事では混紡素材の具体的な組み合わせや特徴について解説する。洗濯方法や注意点についてもチェックするので、ぜひ参考にしてほしい。

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1. そもそも混紡とは何なのか

衣服の素材には混紡していないものと、混紡しているものに分かれる。複数の素材を組み合わせた生地だけを混紡というのだ。

組み合わせのパターンはいろいろあり、使う素材によって風合いや特徴が異なる。衣服によっては2種類以上の素材を混ぜることもあり、3種類や4種類を混紡することも増えている。

洋服を購入するときは、洗濯表示に記載している素材の数や種類をぜひチェックしてほしい。割合はパーセントで表示されるので、確認しておくと生地の質や特徴が理解しやすいだろう。

2. 混紡に使われる素材の特徴

混紡素材には使われる素材の特徴が現れる。混紡に使われることが多い素材について、詳しくチェックしておこう。

コットン

コットンは木綿の種から取れる繊維だ。熱に強いためアイロンがけがしやすく、丈夫で長持ちしやすい。柔らかな触感と肌への優しさが魅力だが、シワになりやすいなどといったデメリットがある。

シルク

美しい光沢と滑らかな触感をもつ天然素材だ。吸湿性や保温性に優れており快適に着用できるが、デリケートで手入れが難しいというデメリットがある。縮みやすくシワができやすいので、混紡素材でも洗濯がしにくい。

レーヨン

レーヨンはシルクを目指して作られた化学繊維だ。ヒンヤリとしたさわり心地が特徴で、スベスベとした手触りがする。シワができやすく縮みやすいが、混紡することで補うことが可能だ。

ポリエステル

ポリエステルは石油からつくる化学繊維だ。耐久性が高くすぐに乾くといった特徴があり、洗濯もしやすい。他の素材と混在することで耐久性があがるため、シワの防止につながる。

ウール

羊の毛を元にした天然素材で、柔らかさと高い保湿性が特徴だ。ふんわりと空気を含んでいるため暖かく、質感も美しい。型崩れしにくく汚れもつきにくいが、虫食いや毛玉といったデメリットもある。

アクリル

一見するとウールに似ているが、質感や吸湿性は劣ってしまう。アクリルは化学繊維の一種なので虫食いの心配がなく、手入れがしやすいのがメリットだ。

3. 混紡する理由や混在素材の特徴

複数の素材を混在する一番の理由は、デメリットを補うことにある。組み合わせることで、それぞれの特徴や魅力を最大限に引き出すことが可能になるのが混紡だ。

機能性を足したり、手入れをしやすくしたり、混在することでいろいろな利点がある。混紡をして質感や肌触りに変化をつけることで、さまざまな衣類に仕上がるのだ。

たとえば、コットンとポリエステルを組み合わせれば、肌触りが良くシワになりにくい生地になる。ウールとナイロンなら、保温性と光沢が両立できるのだ。

また、高級な天然繊維に大量生産ができる化学繊維を組み合わせることで、コストが大きく下げられる。ウールとポリエステル、レーヨンとシルクで混紡すれば、安価な値段で高級な質感を楽しめるのだ。

4. 混紡生地を洗濯するときのポイント

混紡した素材の組み合わせによって、洗濯する方法は大きく異なる。正しく洗濯するために、2つのポイントをチェックしておこう。

洗濯表示を確認する

素材の種類や割合によって、適した洗濯方法は変わる。同じ組み合わせの混紡でも手入れの方法が異なることがあるため、必ず洗濯表示を確認しよう。

まずは洗濯できるかどうかは、容器に水が入ったマークで確認できる。手のイラストがあれば手洗いが必要で、バツ印がついていたら家庭では洗えない。下に棒線がついている場合は、弱洗コースやオシャレ着洗剤での洗濯が必要だ。

乾燥方法を示す四角いマークや、アイロンについてのマークも忘れずにチェックしておこう。漂白剤を使用したいなら、三角形マークの確認が必要だ。

クリーニングに出す

混紡素材の種類によっては洗濯できないことがある。縮んだり、色落ちしたりといったリスクがあり、大事な衣類を台無しにしてしまうのだ。洗濯表示を確認して洗濯できないようなら、無理に洗おうとせずクリーニングにだそう。

5. 混紡している素材別の注意点

混在する素材の種類や割合によって注意点は違う。縮みやすい、熱に弱いなど、それぞれの特徴をチェックしておこう。

縮みやすい素材

ウールやコットンは縮みやすいため、洗濯方法にも工夫が必要だ。とくにウールはデリケートなので、混紡している場合は洗濯方法にも気を使おう。ウールやコットンは摩擦によって繊維が固くなる性質があるため、擦ったり揉んだりしないことが重要だ。

洗濯しにくい素材

レーヨンやシルクなどの素材が混紡していると、洗濯ができない可能性が高い。洗濯が可能なケースもあるが、オシャレ着洗いや弱流水モードで洗う必要がある。また、ウールの混紡率が高いと、洗濯ができないケースがあるので注意しよう。

熱に弱い素材

ポリエステルやナイロン、シルク、ウールは熱に弱いため、混紡している場合はアイロンの表示を必ず確認しよう。また、お湯で傷む可能性があるので、洗濯や手洗いをするときの温度にも注意が必要だ。洗濯表示で使えるお湯の温度をチェックしておこう。

結論

混紡生地の種類は多く、組み合わせや割合次第で違った特徴や質感をもつ。素材のメリットを引き立て、デメリットを補うことが可能だ。また、手入れや洗濯の方法も、混紡する素材や割合によって違ってくる。洗濯表示を隅々まで確認してから、適切な方法で洗濯しよう。

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