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猫の毛の掃除を簡単に!場所別の方法と便利アイテムを紹介!

猫の毛の掃除を簡単に!場所別の方法と便利アイテムを紹介!

投稿者:ライター 松岡由佳里(まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2021年8月18日

都会を中心に猫を室内で飼う人が増えてきた。猫を飼っていて困るのが猫の毛の掃除ではないだろうか。猫の毛はカーペット、ソファー、服とあらゆるものについてなかなか取れない。そのまま放置しておくと猫アレルギーになる可能性もあるという。猫の毛の掃除が簡単にできる方法と便利アイテムをご紹介しよう。

  

1. 猫の毛の掃除は大変でもしたほうがいい理由

猫の毛は、猫の種類によって短毛、長毛、シングルコート、ダブルコートなどいろいろある。毛の質や季節によっても掃除の大変さは変わってくる。

猫の毛を掃除しないと

抜けた猫の毛は、繊維に絡みついてしまっているものや、空気中をフワフワと漂っているものなどがある。ほこりと一緒に絡まった猫の毛を放置しておくとアレルゲンとなり、人の体内に入り込んで猫アレルギーを発症させることがある。

いままで猫アレルギーではなかった人も、大量にアレルゲン物質を吸い込むことで、ある日突然猫アレルギーを発症する可能性がある。猫の毛の掃除を怠っていると、猫をかわいがりたいのに近づくことさえできないという猫好きにとっての悲劇を招いてしまうのだ。

猫の毛はなぜ抜ける?

猫の毛は種類によって「シングルコート」と「ダブルコート」に分かれている。代表的なシングルコートの猫はシャムやベンガル。ダブルコートの猫はアメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドなどが知られている。シングルコートのほうが抜け毛が少なく、ダブルコートのほうが抜け毛が多い。

人が季節に応じて衣替えをするように、猫は毛の生え変わりによって体温調調節を行う。その時期を「換毛期」という。日本の気候では春と秋に換毛期が訪れるから、猫の毛の掃除では繁忙期といっていいだろう。

2. 猫の毛の掃除方法

猫の毛の掃除は、場所によって効率的な方法が違ってくる。場所別に掃除方法をご紹介しよう。

カーペットの場合の猫の毛の掃除方法

カーペットは、毛足の長いものだと猫の毛が絡まってしまうためなかなか取れない。そこで便利なのが粘着テープのついたコロコロだ。この掃除のやり方で大切なのは、はじめに掃除機で取れるだけの猫の毛を取っておくこと。こうしないとコロコロの消費量が半端でなくなってしまうからだ。

また、換毛期で猫の抜け毛が多いときには、滑り止め付きの軍手を使う方法もおすすめだ。軍手を手にはめて、カーペットをなでるようにすると毛が軍手に絡みついて楽に取れる。

フローリング・畳の場合の猫の毛の掃除方法

フローリングの場合は、掃除機をかけてしまうと掃除機の排出口からの風で軽い猫の毛は舞い上がってしまう。舞い上がらないように掃除するためには、フローリングワイパーを使うといい。ウエットタイプのシートなら、しっかりと猫の毛をからめ取ってくれる。

フローリングワイパーで猫の毛を取り除いた後、掃除機を隅々までかけることでしっかりと抜け毛を掃除することができる。

3. 猫の毛を掃除する負担を減らすコツ

猫の毛を掃除するのは、かなりの手間がかかる作業になる。少しでも負担を減らすことができれば、人も猫も快適な生活が送れるだろう。

ソファーについた猫の毛の掃除は霧吹きで湿らせる

布のソファーは猫の毛がつきやすい。コロコロを使って取ることができるが、消費量も気になるところだ。そのようなとき霧吹きでソファーを湿らせると、面白いように猫の毛が取れる。

やり方は簡単だ。ソファーに直接霧吹きで湿り気を与える。そして手のひらで円を描くようになでると、猫の毛同士が絡まって毛玉のようになり取りやすくなる。

ゴム手袋を使う

カーペット、ラグなどに絡んで取れない猫の毛の掃除には、ゴム手袋が便利だ。ゴム手袋をはめて表面を軽くなでるだけで、静電気の力によって猫の毛が集まる。まとまった毛が取れるので、そのままゴミ箱へ捨てればOKだ。これならテレビを見ながらでも簡単に掃除ができる。

空気清浄機を利用する

空気清浄機を有効利用しよう。空気中に舞ってしまう細かい猫の毛こそ、人間が吸い込みやすいので猫アレルギーの原因になりやすい。また、同じ意味で換気も大切だ。最低でも1日1回は部屋の空気を入れ替えて、舞っている猫の毛を外に追い出すのも効果的だ。

こまめにブラッシングする

換毛期だけでなく、普段からこまめにブラッシングをすることで掃除の負担がぐんと軽くなる。落ちる毛を事前に取り除いておけば、部屋中に散らばるのを防ぐことができる。猫とのスキンシップも兼ねて、ぜひこまめなブラッシングを心がけよう。

結論

猫と一緒に暮らすなかで、猫の毛は換毛期を中心に悩みの種だ。猫アレルギーの発症にも関わることなので、掃除は欠かせない。抜け毛を減らして、猫も人も快適に過ごす環境にするためには、毎日のブラッシングが大切だ。そのうえで、掃除しやすいアイテムを利用して猫の毛の掃除にかかる負担を軽減しよう。
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  • 公開日:

    2020年2月18日

  • 更新日:

    2021年8月18日

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