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浴槽の青い汚れ「銅石鹸」とは?簡単な落とし方と予防策も徹底解説!

浴槽の青い汚れ「銅石鹸」とは?簡単な落とし方と予防策も徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年12月15日

浴槽に青い汚れを発見し、青カビではないかと驚いたことはないだろうか?擦るだけでは落ちにくいうえ、油断すると再発するおそれもある。本稿ではその浴槽の青い汚れの正体やできる原因、簡単に落とす方法や予防策までを徹底解説する。

  
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1. 浴槽の青い汚れの正体は?

浴槽の汚れといえば、少しお手入れを怠ったときに発生するピンクのヌメリや黒い汚れ、石鹸カスなどだろう。だがいつの間にか青い汚れが発生することもある。この正体は「銅石鹸」と呼ばれるものだ。

銅石鹸とは

給湯器などの銅の配管が水に触れることで溶け出した「銅イオン」が、石鹸や皮脂などの脂肪酸と反応して青い汚れとなったものが銅石鹸である。水が青く染まるため「青水」とも呼ばれる。青い水が溜まったり、浴槽などに青い汚れとして付着したりするのが特徴だ。一見すると浴槽の素材が変質・変色してしまったようにも見えるが、汚れなので落とすことは可能である。

人体への影響は?

毒々しく見えるが銅石鹸は「銅」と同じと考えてよい。銅は体にとって必要な栄養素であるため、極端に大量摂取しすぎない限りは基本的には無害だ。銅石鹸で染まった水に入ったり、少し飲んでしまったりしても健康に悪影響を与えることはないと思ってよい。ただし銅石鹸は目立ちやすく不潔な印象を与えてしまう。落ちるとはいえ放置しているとガンコにこびりつき落ちにくくなることはあるので、人体に害がなくても見かけたら早めに落とそう。

2. 銅石鹸ができやすい条件

どういった条件が整うと銅石鹸が発生し浴槽の青い汚れへとつながってしまうのだろうか?

銅石鹸ができる条件

当然ながら、銅石鹸は銅がなければ発生しない。給湯管や煮沸管には殺菌作用のある銅を使用することが多く、またヒトがお湯に浸かると皮脂や体を洗った石鹸が少量ながらも浮く。銅と汚れという、銅石鹸が発生しやすい条件がそろっているのが浴槽というわけだ。

設備や水質でも変わる

ただし水質や配管、水温など環境によってイオンの溶け出し方には違いがある。水温が高く水が留まる時間が長いほど溶け出しやすい。また新しい銅のほうがイオンが溶け出しやすいが、時間の経過によって保護膜が形成され、イオンが溶け出しにくくなる。したがって古い浴槽では銅石鹸がつくことはほとんどない。一般的に数週間から数カ月ほどで銅石鹸はできにくくなるとされているが、水質が酸性寄りの場合はそれよりも時間がかかるおそれがある。青い汚れや青い水がなくなるまで、小まめな掃除が必要だ。

3. 浴槽に付着した銅石鹸を落とす方法

浴槽に青い汚れを発見したら、できるだけ早く落としておこう。

お風呂用の洗剤で落とす

軽い銅石鹸ならお風呂用の中性洗剤で落とせる。銅石鹸が付着した部分に吹きかけ、2~3分ほど放置しよう。あとは掃除用のスポンジで擦り水で流せばキレイに取れる。だたし中性洗剤は効果があまり強くないため、頑固な銅石鹸だと残ってしまうことがある。その場合は次の方法を試してみよう。

浴室用クリームクレンザーを使う

落ちにくい頑固な銅石鹸には浴室用のクリームクレンザーが有効だ。柔らかい布に含ませ、汚れている部分を優しく磨こう。あとは水を流すだけでキレイになるはずだ。ただし研磨成分が含まれているため、強く擦りすぎたり何度も使いすぎたりすると、浴槽の表面を傷めるおそれがある。そのため擦るのは4~5回程度に留めることと、傷を防ぐためお風呂用の中性洗剤で効果がなかったときだけ使うことだ。

4. 洗剤を使わずに浴槽の銅石鹸を落とす方法

洗剤は使いたくない、という場合は次のようなアイテムで浴槽に青い汚れを落とせる場合があるので、ぜひ試してみてほしい。

アンモニア水+クエン酸

薬局などでアンモニアを入手し、水で10%程度に薄めたものと、スプレーボトルに水と適量のクエン酸を溶かしたスプレーを用意しよう。アンモニアはツンと鼻につく刺激臭があるので、必ず換気をしながら作業に当たることだ。やり方としては、まずアンモニア水をスポンジに含ませて銅石鹸を擦り洗いし、次に別のスポンジにクエン酸水を含ませて擦り洗いをする。あとは流水でしっかりすすげば完了だ。

酢+塩

効果はやや劣るが、こちらはより手軽にできる銅石鹸の落とし方だ。酢と塩を1:1の割合で混ぜ、キッチンペーパーに染み込ませたら、銅石鹸に貼り付ける。そのまま30分ほど置いておくのだが、途中で適宜継ぎ足してあげると途中で乾いてしまうといったトラブルを防げる。時間がきたらナイロンタワシで擦り洗いをして、流水でよくすすげば完了だ。

5. タオルや椅子・タイルなどに付着した銅石鹸の落とし方

浴槽ではなく、タオルや椅子、タイルなどに銅石鹸が付着してしまうこともある。その場合は次の方法で落とそう。

タオルに付着した銅石鹸の落とし方

10倍に薄めた酢を70~80℃に加温し、その中にタオルを浸す。数秒ほどで取り出し流水で十分にすすごう。この方法で万が一タオルが黄ばんでしまった場合は、洗濯用漂白剤で洗濯すれば落ちる。

椅子やタイルなどに付着した銅石鹸の落とし方

こちらはアルカリ性洗剤が有効だ。数滴ほど垂らしてからスポンジで擦ろう。あとは薄めた酢で中和させてから水で流せばキレイになる。

6. 銅石鹸を予防する方法

一度つくと落とすのが面倒な銅石鹸だが、毎日の習慣で簡単に予防できる。2つの予防法を紹介するので、ぜひ実践してほしい。

固形石鹸・洗顔石鹸の使用を控える

固形石鹸や洗顔石鹸は銅イオンと反応しやすいため銅石鹸ができやすい。可能な範囲でOKだが、体は液体のボディーソープで洗い、洗顔はフォームや泡タイプに変えるのがおすすめだ。もちろん、絶対にor一生使うなというわけではない。上述のように、銅の配管は時間の経過とともに保護膜が形成されるため銅石鹸も徐々に減っていくはずだ。その期間中(数週間〜数カ月ほど)は、可能であれば控えるとよいという意味であると捉えてほしい。

1日の終りに浴槽を洗う

お湯を溜めたままにすると、銅石鹸の原因である皮脂などが浴槽に溜まることになる。家族全員が入ったあとは浴槽のお湯を抜き、シャワーで流すなどしてキレイにしておくことが大切だ。できれば洗面器やタイルなどにも一緒にお湯をかけておくとよい。少しでも銅石鹸がついたり水が青かったりしたら、お伝えしたやり方でなるべく早く落としておこう。

結論

浴槽の青い汚れは「銅石鹸」と呼ばれるものだ。厄介ではあるが、正しい方法で掃除すればキレイに落とせる。ぜひ紹介した落とし方を試してみてほしい。基本的に人体への悪影響はないと考えてよいが不衛生な印象を与えるため、見かけたら放置せず早めに掃除しておこう。
  • 公開日:

    2020年2月18日

  • 更新日:

    2020年12月15日

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