1. 夜間に洗濯してはいけないの?

共働きの家庭が増えている近年は、やむを得ず夜に洗濯する方も多い。それぞれの家庭に事情があるため、夜に洗濯すること自体が特段問題視されているわけではない、といえそうだ。
しかしマンションやアパートに住んでいる場合は、洗濯機の騒音が近隣の迷惑になることも。とくに洗濯機の振動音や水が流れる音などは、階下に大きく響くケースもある。近隣からの生活音が聞こえやすい集合住宅では、夜に洗濯機を回すとトラブルのもとになるおそれがあるので、控えたほうがいいかもしれない。
また、マンションやアパートによっては、規約で夜間の洗濯を禁止しているところもあるので要注意だ。
しかしマンションやアパートに住んでいる場合は、洗濯機の騒音が近隣の迷惑になることも。とくに洗濯機の振動音や水が流れる音などは、階下に大きく響くケースもある。近隣からの生活音が聞こえやすい集合住宅では、夜に洗濯機を回すとトラブルのもとになるおそれがあるので、控えたほうがいいかもしれない。
また、マンションやアパートによっては、規約で夜間の洗濯を禁止しているところもあるので要注意だ。
2. 洗濯を夜にすることのメリットは?

夜に洗濯すると、どのようなメリットがあるのだろうか。以下で確認していこう。
時間を有効活用できる
日中仕事で留守にしがちな方にとっては、夜に洗濯することで時間を有効活用できるというメリットがある。朝が忙しく洗濯物を干す余裕がない方も、夜だとゆっくり洗濯できるだろう。
風呂の残り湯が使える
夜は風呂に入ったあとに洗濯することで、風呂の残り湯を活用できる。ただし、風呂の残り湯には皮膚などに付着していた細菌が含まれるので、洗濯の「洗い」の工程のみで利用しよう。「すすぎ」にはキレイな水道水を使うことをおすすめする。
電気料金が安い
電力会社によっては、夜の電気料金が割安になるプランもある。そのプランに入っている場合は、夜に洗濯したほうが電気料金を抑えられるというのもメリットだ。
3. 夜に洗濯物を外干しする時の注意点

騒音トラブルのおそれがない場合は、夜に洗濯することによるメリットもある。しかし、夜の洗濯物を外干ししたいなら、気をつけるべき点がある。夜の外干しにはデメリットがいくつかあるので、以下で見ていこう。
注意点1・留守にしていると思われやすい
夜に洗濯物を外干しすると、泥棒に日中は留守だと思われて狙われるリスクがある。周りに外干ししている家庭がない場合は、1軒だけ目立ってしまい、目をつけられるかもしれない。
注意点2・雨が降っても気づきにくい
夜はカーテンを閉めているため、急な天気の崩れに気がつきにくい。雨が降っても気づかず、そのまま洗濯物を干し続けてしまう可能性がある。
雨には空気中のホコリや排気ガスの汚れなどが含まれている。雨の中に洗濯物を干しっぱなしにすると、汚れが付着するおそれもあるのだ。そうなると洗濯し直す必要があり、二度手間になってしまう。
雨には空気中のホコリや排気ガスの汚れなどが含まれている。雨の中に洗濯物を干しっぱなしにすると、汚れが付着するおそれもあるのだ。そうなると洗濯し直す必要があり、二度手間になってしまう。
注意点3・虫が洗濯物に卵を産むことがある
森や山などの緑が多いエリアでは、ベランダに入ってきた虫が洗濯物に卵を産みつける可能性もある。衣類害虫は湿度60%以上のジメジメした環境を好むため、湿った洗濯物は卵を産むのに格好の場所となるのだ。
とくに蛾やゴキブリなど夜行性の虫が集まりやすいため、夜に外干しする場合は虫対策を行おう。
とくに蛾やゴキブリなど夜行性の虫が集まりやすいため、夜に外干しする場合は虫対策を行おう。
夜にどうしても外干ししたい場合は干し方に工夫を
夜に洗濯物を外干しすると以上のようなデメリットがあるが、どうしても外干ししたい場合は、干し方を工夫して、なるべく早く乾かすようにしよう。
洗濯物は空気に触れる面積ができるだけ大きくなるよう、重ならないように干そう。乾きにくいジーンズなどは裏返して干すか、ピンチハンガーを使って「筒干し」するのがおすすめだ。バスタオルなどは斜めにずらして干そう。
洗濯物は干す前に一度ふって、余計な水分を飛ばすと乾きやすくなる。また、ワイシャツなどは干す前にアイロンをかけておくと、乾きが格段に早くなるはずだ。
洗濯物は空気に触れる面積ができるだけ大きくなるよう、重ならないように干そう。乾きにくいジーンズなどは裏返して干すか、ピンチハンガーを使って「筒干し」するのがおすすめだ。バスタオルなどは斜めにずらして干そう。
洗濯物は干す前に一度ふって、余計な水分を飛ばすと乾きやすくなる。また、ワイシャツなどは干す前にアイロンをかけておくと、乾きが格段に早くなるはずだ。
4. 夜の洗濯物は部屋干しがおすすめ

以上のように、夜に洗濯物を外干しするにはデメリットが多い。そのため、洗濯を夜にする場合は部屋干しするのがおすすめだ。
部屋干しでは急な天気の崩れや、ホコリや排気ガスなどの汚れを気にする必要がない。加えて冬などの乾燥した時期は、室内を加湿できるというメリットもある。
部屋干しでは急な天気の崩れや、ホコリや排気ガスなどの汚れを気にする必要がない。加えて冬などの乾燥した時期は、室内を加湿できるというメリットもある。
部屋干しでも洗濯物を早く乾かすコツ
しかし、部屋干しは外干しに比べて洗濯物が乾きにくいともいわれる。夜の部屋干しでも洗濯物を早く乾かすには、扇風機やエアコンなどを利用して風を作り、洗濯物の水分を飛ばすといいだろう。
また、洗濯物どうしの間隔は広めにあけて、風の通りをよくしよう。物干しは風の動きが多い部屋の中央などに置くのがおすすめだ。
また、洗濯物どうしの間隔は広めにあけて、風の通りをよくしよう。物干しは風の動きが多い部屋の中央などに置くのがおすすめだ。
結論
忙しい現代人は平日の日中に洗濯できない場合も多く、洗濯するのは必然的に夜間になってしまいがちだ。夏の暑い日などは洗濯物を外干ししたい気持ちもわかるが、夜に干すとデメリットも大きいためできるだけ部屋干ししたい。干し方にひと工夫加え、快適に部屋干ししよう。