1. まずは羽毛布団の洗濯表示の確認から

羽毛布団に限らず布団を洗おうと思ったら、基本的にクリーニング店でドライクリーニングを依頼するものだと考えるかもしれない。しかし、最近では水洗い可の洗濯表示がついているものも多く、自宅で布団を洗う人も増えてきている。
とはいえ、衣類やタオルなどと違って、羽毛布団特有の注意点があるのも事実だ。そこでまずは、羽毛布団についている全3種類の洗濯表示とその概要について紹介するので、確認していこう。
とはいえ、衣類やタオルなどと違って、羽毛布団特有の注意点があるのも事実だ。そこでまずは、羽毛布団についている全3種類の洗濯表示とその概要について紹介するので、確認していこう。
洗濯機マーク
洗濯機マークつきの布団に関しては、自宅の洗濯機やコインランドリーが活用できるので、手入れが楽だ。ただし、特に自宅で洗う際の注意点として、布団のサイズと洗濯機の容量に問題がないか確認すべきということがあげられる。
洗濯機の容量を超えた布団入れてしまうと、洗濯機の故障や布団の劣化にもつながる。詳しくは後述するので、いきなり洗うことはやめておこう。
洗濯機の容量を超えた布団入れてしまうと、洗濯機の故障や布団の劣化にもつながる。詳しくは後述するので、いきなり洗うことはやめておこう。
手(水)洗いマーク
「手洗イ」と書かれているか、手の絵が表示されているなら、浴槽などを使って洗うことが可能だ。予め知っておくべき注意点は、洗濯機での脱水ができないので、なかなか乾きづらいことだ。気温などに問題がないかを確認したうえで、手洗いするようにしよう。
水洗い不可
水桶にバツマークが描かれているなら、基本的に自分で洗濯するのはやめておいたほうがよいだろう。保温性が失われる可能性が高いので、クリーニング店に依頼しよう。
2. 各羽毛布団の洗濯方法と洗剤を確認

手持ちの羽毛布団が、自宅で洗えるものかどうか判断が付いたところで、具体的な洗い方や洗剤について見ていこう。
浴槽を使う場合
洗濯機使用可の羽毛布団でも、なんとなく心配だったり、そもそも洗濯機に入らなかったり、より丁寧に洗いたい場合もあるだろう。そして、水洗いは可でも、洗濯機は不可の羽毛布団もある。
そんな時は、浴槽を使って、洗うのがおすすめだ。やり方は簡単で、ぬるま湯を半分くらい満たしたら、中性洗剤を入れて、布団を押し洗いするだけだ。お湯が汚れてしまったらお湯を替え、数回同じことを繰り返すといいだろう。洗い終わったら、少し水気を切ってから、しっかり干して乾燥させよう。
そんな時は、浴槽を使って、洗うのがおすすめだ。やり方は簡単で、ぬるま湯を半分くらい満たしたら、中性洗剤を入れて、布団を押し洗いするだけだ。お湯が汚れてしまったらお湯を替え、数回同じことを繰り返すといいだろう。洗い終わったら、少し水気を切ってから、しっかり干して乾燥させよう。
洗濯機を使う場合
前述したとおり、洗濯機を使って洗う前に、それぞれのサイズを確認しよう。シングルサイズの羽毛布団の場合は5kg以上の容量の洗濯機を、セミダブルサイズなら7、8kg以上の洗濯機か確認しよう。
コインランドリー活用する場合は、タンクに1割程度の余裕があるのが望ましいとされている。(洗濯時)これを守らないと洗濯は上手くいかず、故障や劣化につながってしまう恐れがある。
また、布団用の洗濯ネットを使うほうがベターだ。そして、洗剤は弱アルカリ性のものは劣化するので避け、中性洗剤を使おう。ちなみに、脱水をしても問題ないし、むしろしっかり乾燥させることができるので、適度に行おう。
コインランドリー活用する場合は、タンクに1割程度の余裕があるのが望ましいとされている。(洗濯時)これを守らないと洗濯は上手くいかず、故障や劣化につながってしまう恐れがある。
また、布団用の洗濯ネットを使うほうがベターだ。そして、洗剤は弱アルカリ性のものは劣化するので避け、中性洗剤を使おう。ちなみに、脱水をしても問題ないし、むしろしっかり乾燥させることができるので、適度に行おう。
3. 洗った羽毛布団の乾燥と干し方が重要

羽毛布団を洗った際の乾燥は、一番重要とも言える気を抜けない工程だ。しっかり乾燥しきらないと、羽毛本来のふっくら感や保温性が十分発揮できないのだ。乾燥をコインランドリーで念入りにするのは賢い方法と言えるだろう。乾燥機の場合、7割程度は余裕を持たせていることが望ましいとされているので、その点に注意しておこう。
一方、手洗いと自宅の洗濯機を活用した場合は、相対的に難易度が上がると言えるだろう。そこでここからは、しっかり干すためのポイントをご紹介していこう。
一方、手洗いと自宅の洗濯機を活用した場合は、相対的に難易度が上がると言えるだろう。そこでここからは、しっかり干すためのポイントをご紹介していこう。
水を切っておく
羽毛布団を干した時に、水滴が垂れるようでは水気が多すぎる。洗濯機で脱水した場合は問題ないだろうが、浴槽を使って洗った場合には、水をしっかり押し出し、60分程度は浴室のどこかにかけておくといいだろう。
干す前に空気を入れる
干す前に布団の中に空気が入るようにしておくと、ふんわりと仕上がりやすい。生地を表裏から伸ばして、空気を入れよう。
物干し竿は2本以上がベスト
物干し竿が1本だと乾きにくい。生乾きによる臭いや内部のカビ発生につながることもあるので、物干し竿は2本用意して欲しい。2本の物干し竿に羽毛布団を渡して、まんべんなく風が通るようにしておこう。
結論
最近は、クリーニング店に依頼しなくても洗える便利な羽毛布団が増えてきた。とはいえ、手持ちの布団が当たり前のように、自宅で洗えるとは限らないし、注意点も多い。汚れたままの布団で睡眠の質を落とすのはもったいないことだが、いい加減に洗濯して羽毛布団を台無しにしないように、今回の情報を役立てて欲しい。