1. ハンディ洗濯機とは
ハンディ洗濯機とは、名前の通り「手軽で持ち運びできる洗濯機」のことだ。あなたならどのような洗濯機をイメージするだろうか。
ハンディ洗濯機の特徴
見た目は、まるでヘアスプレーのような形。重さも約200g程度と軽量。これなら、バックに入れても邪魔にならない。ハンディ洗濯機の得意技は、食べこぼしやシミを取ることだ。
ご存じのように、シミや食べこぼしは時間が経つほど落ちにくくなってしまう。家にいるときはすぐに対処できるが、外出先でのシミ抜きはなかなか難しい。下手な対処をすると、かえってシミが広がって目立ってしまうことに。このようなときに、力を発揮するのがハンディ洗濯機だ。
ご存じのように、シミや食べこぼしは時間が経つほど落ちにくくなってしまう。家にいるときはすぐに対処できるが、外出先でのシミ抜きはなかなか難しい。下手な対処をすると、かえってシミが広がって目立ってしまうことに。このようなときに、力を発揮するのがハンディ洗濯機だ。
気になるシミや汚れをピンポイント洗濯
ハンディ洗濯機は、シミや汚れをピンポイント洗濯できる。その構造は簡単だ。汚れた部分に少量の洗剤をかけて、内蔵されたボトルに少量の水を入れるだけ。
スイッチを入れれば、先端部分が超高速で動いて繊維の奥の汚れまで掻き出してくれる。シミが広がることもない。
スイッチを入れれば、先端部分が超高速で動いて繊維の奥の汚れまで掻き出してくれる。シミが広がることもない。
2. ハンディ洗濯機の効果
持ち運びに便利なハンディ洗濯機だが、効果としてはどのようなものだろう。
汚れ落ちがスピーディー
ハンディ洗濯機のなかには、毎秒38,000回という超音波振動が汚れにアタックするものもある。なかなか取れないYシャツの襟汚れも、わずか1分。浸け置き洗いや擦り洗いなどをしなくてもきれいになる。
繊維を傷めない
漂白剤を使っての浸け置き洗いや擦り洗いをせずに衣類のシミや汚れが落とせるので、繊維を傷めずに洗濯することができる。また、デリケートなおしゃれ着のシミや帽子の汗ジミなど、洗濯するとダメージが出そうな布地でも活用できる。ハンディ洗濯機を活用すればクリーニング代が節約できそうだ。
3. ハンディ洗濯機の正しい使い方
とても便利そうなハンディ洗濯機だが、その使い勝手はどのようなものだろう。AQUA「コトン」を例に挙げて、正しい使い方とコツをピックアップしてみた。
準備をする
動力は乾電池。セットしたら、先端のキャップとカバーを外す。ヘッドの部分から水を入れるためのタンクを引き出し、水を少量入れる。
汚れを吸い取るためのキッチンペーパー、あるいはナプキンを用意しておこう。これで準備は完了だ。
汚れを吸い取るためのキッチンペーパー、あるいはナプキンを用意しておこう。これで準備は完了だ。
汚れを取る
いよいよハンディ洗濯機を使って汚れを落としていこう。衣類に付いた汚れに綿棒などで洗剤を塗っておく。そして付属のマットに4つ折り程度に折ったキッチンペーパーを置き、その上に衣類を置く。電源を入れると、コトコトと上下に振動しながらヘッドが動き出し、同時に水が噴射される。
コツとしては、汚れの外側から内側に向かって振動させていくこと。こうすることで、シミや汚れが広がらなくなる。また、キッチンペーパーに汚れを吸収させながらきれいに洗濯していくので、キッチンペーパーの上を常に移動させる必要がある。こうすることで、移し取った汚れが布に戻ることを防げる。
コツとしては、汚れの外側から内側に向かって振動させていくこと。こうすることで、シミや汚れが広がらなくなる。また、キッチンペーパーに汚れを吸収させながらきれいに洗濯していくので、キッチンペーパーの上を常に移動させる必要がある。こうすることで、移し取った汚れが布に戻ることを防げる。
すすぎは必要なし
洗剤を使っているが、水ですすいで汚れも洗剤成分もキッチンペーパーに移し取っているため、あらためてすすぎをする必要はない。自然乾燥させればできあがりだ。ハンディ洗濯機ひとつで洗濯が完了するのはありがたい手軽さといえる。
4. おすすめハンディ洗濯機3選!
いろいろなメーカーから販売されているハンディ洗濯機のなかでも、おすすめをご紹介しよう。
【アクア】 AQUA COTON ハンディシャワー
サイズは幅46×奥行46×高さ176㎜で、単4電池を3本使う。電池の重さを除けば、重量わずか200g程の持ち運びに便利な軽量タイプのハンディ洗濯機だ。少量の水を噴射しながら毎分約700回の高速振動によるたたき洗いで汚れを落としていく。価格も3,000円程度とリーズナブルなので気軽に購入できる。
【SHARP】 超音波ウォッシャー
毎秒38,000回という超音波の振動で、繊維の奥から汚れを掻き出す。超音波が小さな真空の泡を作り出し、その泡が繊維の奥に入り込み、泡が弾ける力で汚れも一緒に弾き飛ばすという仕組みだ。
こちらも幅40×奥行40×高さ168㎜と非常にコンパクトなので、持ち運びにも便利だ。
こちらも幅40×奥行40×高さ168㎜と非常にコンパクトなので、持ち運びにも便利だ。
【サンコー】ハンディ洗濯機
汚れやシミを挟んで、ピンポイントで洗い上げるハンディ洗濯機だ。最大の特徴は温水と吸引機能。温水で洗うことで、油汚れなどのガンコな汚れも落ちやすくなる。備え付けのヒーターが60℃まで水を温めて噴射する。
汚れを吸引するタイプなのでキッチンペーパーなどが必要なく、着たままでもシミを取ることができる。
汚れを吸引するタイプなのでキッチンペーパーなどが必要なく、着たままでもシミを取ることができる。
結論
衣服への食べこぼし、飛び散りでシミになってしまうことはよくあることだ。シミはその後の素早い対応で、残るか残らないかが決まる。あわててティッシュなどでゴシゴシ擦ってしまうと、余計に悪化させてしまう。ハンディ洗濯機は、そのような「あるある」を解消してくれる。クリーニング代の節約にもなり、価格もお手軽だ。食べこぼしが多い方は、ぜひバックに忍ばせておくことをおすすめする。