このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
灯油の処分方法で迷ったら?自己判断による処分がNGの理由と注意点

灯油の処分方法で迷ったら?自己判断による処分がNGの理由と注意点

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年3月29日

余った灯油を「このまま入れておいてまた来年使おう」と思っている方がいたら、注意したほうがいいかもしれない。古い灯油を処分したほうがいい理由を解説するとともに、適切な処分方法をお伝えする。何となくしか知らなかった方は、ぜひこの機会に覚えてほしい。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 古い灯油は処分したほうがいい理由

古い灯油や来シーズンまで使わない灯油は、処分したほうがいい。来シーズンまで残しておいて使用した場合、思わぬトラブルを招くリスクがあるからだ。具体的に、灯油を処分しないことで何が起こり、どういった危険性につながるのかを解説する。

古い灯油を処分したほうがいい理由

灯油は、保管している間に酸化して品質が劣化することがある。また、長期間保管して置く中でポリ容器の成分が溶け出し、変質してしまうこともある。処分しないまま劣化した灯油を使用すると「着火不良」「燃焼不良」「異常燃焼」など、予期せぬトラブルを招くかもしれない。

それが原因で石油ストーブやヒーターなどが故障したり、きついニオイがして目に染みるようになったり、不完全燃焼による一酸化炭素中毒を招いたりするリスクも生じる。

それに起こってほしくはないが、万が一火災が発生した際、処分せずに残っていた灯油に引火すれば、火が勢いを増してしまうおそれもある。こうしたことからも、古い灯油を処分せずに保管しておくメリットは、ないと言っていいだろう。

「もったいない」と感じるかもしれないが、使いきれずに残ってしまった灯油は、適切な方法で処分することが大切だ。

2. 灯油の最適な処分方法とは?燃えるゴミに出せる?

では、灯油の「最適な」処分方法とは何なのだろうか?大きく「1.使い切る」「2.ガソリンスタンドに頼む」「3.自治体に確認する」に分けられる。

1.使い切れるなら使い切る

もっとも基本的なことだが、使い切れるのであれば使い切ってしまおう。処分する手間も省ける。ただしムリに使わなければならないようなら、以下の方法で処分を検討しよう。

2.灯油の処分は「ガソリンスタンド」が最適

余った灯油の処分は、廃油の処理が可能なガソリンスタンドにお願いするのがベストだ。処分できるかどうかは店舗によって異なるため、まずは問い合わせてみよう。もしお住まいのエリアに灯油を処分できるガソリンスタンドがないときは、自治体に相談してみるといいだろう。灯油の処分が可能な、民間の業者を教えてもらえるかもしれない。

3.「燃えるゴミ」に出せる自治体もあるようだが...

一部の自治体では「少量」であれば、新聞紙や布などに染み込ませて、燃えるゴミとして出してよいとしているところがある。管轄の自治体のホームページなどでチェックしてみるといいだろう。

ただし、自治体がOKを出しているならアリなのかもしれないが「少量」がどの程度なのか判断が難しい。それに、運悪くそのゴミに火が燃え移り、火の手が広がるリスクもゼロではない。やはり確実なのは、ガソリンスタンドにお願いすることだろう。

3. 灯油を処分する際に覚えておきたい注意点

最後に、灯油を処分する際の注意点にも触れておく。

処分方法が明確でない業者には依頼しない

「なんでも引き取って処分する」と謳う不用品回収業者などに灯油の引き取りを依頼することは避けよう。処分方法が不透明なうえ、そもそも廃油を処分できる資格があるのかすら分からない。

それに、一般家庭から出る廃棄物を処理するには、自治体から「一般廃棄物処理業」の許可か委託を受けていることが大前提になる。無許可の業者に頼めばトラブルの元になるので絶対に避けよう。

下水、河川などに流すのは絶対にNG

当然こうした方法もNGだ。環境汚染にもなるうえ、下水管の中で気化し、何かのはずみで灯油に引火すれば、爆発など大事故につながりかねない。

自宅であろうと地中に流し込むのもダメ

灯油を誤ってこぼしてしまうケースは例外だが、たとえ自己所有の土地であったとしても、処分を目的に地中に流し込んではいけない。土壌汚染はもちろん、周囲の生態系に悪影響を与えてしまうおそれもある。

結論

劣化した灯油は、不完全燃焼などのトラブルを招きかねない。シーズン中に使い切るか、余ったときは翌年に持ち越さずに適切な方法で処分しよう。ベストはガソリンスタンドに持ち込むことだ。無許可の業者に頼んだり、川や土に流したりすることは絶対に避けてほしい。

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ
    >