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マットレスどうしてる?クリーニングしたほうがいい理由や料金を解説

マットレスどうしてる?クリーニングしたほうがいい理由や料金を解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年8月24日

マットレスは、布団のような天日干しや丸洗いが難しい。家庭でできるマットレスのお手入れと言えば、掃除機や布団乾燥機を使うか、窓際で乾燥させる程度だろう。だが、実はクリーニングしたほうがいいケースもある。クリーニングしたほうがいい理由や料金目安をまとめた。

  

1. マットレスをクリーニングしたほうがいい理由とは

普段マットレスはどのようにお手入れしているだろうか?クリーニングという発想はなかなか思い浮かばないかもしれないが、実はクリーニングを頼んだほうがいい場合もある。

クリーニングしたほうがいい理由

ヒトは寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われている。その多くは布団やマットレスに吸収され蓄積していく。そこへ皮脂やフケ、垢などの汚れが溜まれば、ダニやカビなどの繁殖に好都合の環境ができあがる。

マットレスにダニやカビが繁殖するのを防ぐため、掃除機をかけたり布団乾燥機を使ったり、天気のいい日に窓際に立てたりして対策している方も多いだろう。

だが、生きたダニはそれだけでは死滅させられないし、カビも根こそぎ退治することは困難だ。マットレスの中で繁殖し続けたダニやカビなどが、健康に影響を及ぼす可能性もゼロとは言えない。

とくに2〜3年など長期間、同じマットレスを使っている方は一度クリーニングすることをおすすめしたい。

クリーニングできないものもある

マットレスは、100℃近くになる高温スチームを用いてクリーニングする方法が主流だ。そのため、素材によっては受け付けてもらえないことがある。具体的には「コイルスプリング」のマットレスは基本的にOKだが、「高反発ウレタン」は業者のクリーニング方法によって異なる。「低反発ウレタン」「ラテックス」といったマットレスはできないことが多い。

もちろん、業者やクリーニング方法によっては受け付けてもらえることもあるが、念のため依頼する前に確認しておこう。

2. マットレスをクリーニングするにはどうすればいい?

クリーニングと言えば店舗への持ち込み、宅配、出張といった依頼の仕方があるが、マットレスを店舗に持ち込むのは難しい方も多いだろう。宅配も、梱包が必要なうえ送料がかかるので負担が大きい。こういった理由から、マットレスにおいては出張クリーニングが一般的だ。

クリーニングを依頼する方法

マットレスをキレイにしてくれる業者は意外と多い。ネットで「マットレス」「クリーニング」で検索すればすぐにヒットするだろう。その中からめぼしい業者を絞り込もう。

申し込みは電話やメールなどで行うが、先に自分の都合がいい日時を複数ピックアップしておくと話がスムーズだ。あわせてマットレスの状態も口頭で説明できるようにしておくと、より具体的な見積りを出してもらいやすい。

クリーニング業者が決まり日時をすり合わせしたら、あとは当日を待つだけだ。作業は1〜4時間ほどで済むが、汚れ具合などによって前後する可能性もある。できれば時間には余裕をもっておこう。

料金の目安

  • シングル:8,000〜15,000円前後/面
  • セミダブル:9,000〜17,000円前後/面
  • ダブル:10,000〜19,000円前後/面
  • ダブル以上:11,000〜30,000円前後/面
片面をクリーニングしたときのおおよその目安だ。マットレスの両面をお願いする場合は1.5〜2倍程度を見ておこう。ただ、細かい料金設定はクリーニング業者によって異なるほか、マットレスの汚れ方も関係してくる。詳しくは見積りを確認しよう。

3. クリーニングが済んだマットレスをキレイに保つコツ

一度クリーニングをしてキレイになったマットレスは、ずっと清潔さを保ちたいものだ。だが、コンスタントにクリーニングするのはコストもかかるし、家族みんなのマットレスともなれば費用はバカにならないだろう。

普段のマットレスのお手入れは、これまでのように掃除機をかけたり布団乾燥機を使ったり、晴れた日に窓際で乾燥させたりして、できるだけダニやカビの繁殖しにくい環境を作っておきたい。

できれば年1回のクリーニングをおすすめしたいが、難しいときはせめて2〜3年に1回はお願いしよう。

結論

マットレスは、普段のお手入れではダニやカビなどを完全に排除しきれない。そのため、プロの手による本格的なクリーニングでキレイにしてもらうことをおすすめする。クリーニングが済んだマットレスで心地よい眠りにつこう。
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  • 公開日:

    2020年3月21日

  • 更新日:

    2021年8月24日

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