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敷布団はクリーニングでカビやダニを撲滅しよう!セルフケアも解説

敷布団はクリーニングでカビやダニを撲滅しよう!セルフケアも解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年8月23日

敷布団のお手入れはどうしているだろうか?掃除機や天日干しがメインという方にはぜひ、クリーニングを推奨したい。敷布団のケアにどうしてクリーニングがよいのか、その理由を解説するとともに、料金の目安やクリーニング以外のケア方法も紹介する。

  

1. 敷布団は干すよりもクリーニングがいい?

敷布団に蓄積する汚れといえば、汗やフケ、皮脂などだ。程よい湿度や温度に加え、そうした汚れをエサにして、敷布団の中でダニが繁殖したりカビが発生したりする。

天日干しや掃除機では不十分

天日干しで除去できるのは、敷布団にこもっている湿気くらいだろう。掃除機をかければ、さらに表面の汚れ、ダニの死骸やフンなどはある程度取り除ける。だが、敷布団の中にいる生きたダニやカビまでは駆除できない。そのため、キレイにしているつもりでも汚れは溜まる一方だ。

クリーニングを推奨する理由

クリーニングに出した場合、プロが専用の機械で丸洗いや高温乾燥をしてくれる。ダニやカビは高温と乾燥に弱いうえ、丸洗いで敷布団の中の汚れをしっかり落とすことで、エサもなくなり繁殖を防げる。クリーニングに出すことは、単に敷布団をキレイにするだけでなく、ダニやカビを撲滅することにもつながっていく。これがクリーニングを推奨する最大の理由だ。

ただしデメリットも

クリーニング料金がかかる。詳しくは後述するが、敷布団1枚につき数千円は必要になるだろう。家族みんなの敷布団を、となると意外と大きな出費になってしまうかもしれない。

2. 敷布団はどうやってクリーニングに出す?料金は?

敷布団にはさまざまな素材がある。その多くはクリーニングに出せるが、中には受け付けてもらえないものもある。まずは素材をチェックしよう。

敷布団の素材

綿、羽毛、羊毛、ポリエステル、アクリル

これらは基本的にクリーニングOKだ。

低反発ウレタン、シルク、ムートン、ノンキルト

一方、こうした素材はクリーニングNGの可能性が高いため、事前に確認しておこう。

タグ

「◯」の中にFやP、Wといったアルファベットがあれば、クリーニングに出せる敷布団である。ただし「×」が付いていればクリーニングNGなのでメーカーのホームページなどでお手入れ方法をチェックしてほしい。

クリーニング店の探し方

中には敷布団を受け付けていないクリーニング店もある。ネットで調べたり電話で確認したりすれば分かることだが、どうしても見つからないときは宅配クリーニングという手もある。集荷から返却までお任せできるので、持ち込む手間もかからず便利だ。ただし、その分コストがかかると覚えておこう。

料金目安

料金は店舗によって異なるほか、敷布団のサイズや枚数によっても変わってくる。そのためあくまで目安だが、たとえば敷布団を3枚まとめて出せば1枚あたり4,000円程度で済むこともある。逆に1枚のみで出した場合は9,000円程度かかることが多い。せっかくクリーニングに出すなら、まとめて依頼したほうが1枚あたりのコストは抑えられるという訳だ。

3. クリーニング以外にもある!敷布団のケア方法

クリーニング店が見つからない、宅配はコストがかかりすぎるという方は、敷布団のセルフケア方法を覚えておこう。クリーニングに出すより安く済むし、日々の天日干しや掃除機にプラスして行うとより効果的だ。ただし、いずれも「水洗いOK」の敷布団であることが前提となる。

自宅で洗濯

  • 麻ヒモを用意し、敷布団を丸めて解けないように数カ所、縛る
  • 浴槽にぬるま湯をはり、洗濯洗剤を適量溶かす
  • 敷布団を浸し、踏み洗いをする
  • お湯を入れ替えて泡立たなくなるまで踏み洗いですすぐ
  • 水気を切って完全に乾くまで干す
クリーニングには劣るものの、天日干しや掃除機ではできない中の汚れを落とせる。干すときは、物干し竿を2本以上使って上手にまたがせよう。途中で裏返すと効率よく乾かすことができる。

コインランドリー

水洗いに加えてタンブル乾燥もOKという敷布団なら、コインランドリーもおすすめ。洗濯機の大きさにあわせて丸めた敷布団を投入し、コインを入れてスタートする。脱水が終わったら乾燥機に移して40分程度を目安に乾燥させる。このとき、大きめの乾燥機を選ぶのが効率よく乾かすコツだ。

乾燥が終わったら一度取り出し、少し冷まそう。中まで完全に乾燥させるのがポイントなので、少しでも湿っている感じがするときは追加で10分ずつ乾燥させ様子を見よう。

コインランドリーの料金は店舗や洗濯機・乾燥機の大きさ、時間によって変わるが、おおよそ1,000円前後が目安になる。

結論

敷布団をしばらくケアしていない方は、ダニやカビの上で寝ているかもしれない。クリーニングは確かに料金がかかるが、セルフケアでは行き届かない汚れやダニ、カビまでしっかり駆除してくれる。敷布団をクリーニングでキレイにして、心地よく眠ろう。
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  • 公開日:

    2020年3月11日

  • 更新日:

    2021年8月23日

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