目次
1. 一人暮らしの場合、ゴミ箱はどこへ置く?

ゴミ箱は家の中でも存在感が薄いアイテムのひとつだが、なければ不便そのものだ。とはいえ、いざ設置するとなるとどんなゴミ箱をどこに置けばよいか、大きさはどれくらいにするべきかなど迷うポイントが多い。まずは、一人暮らしの場合どこへ置くべきなのかを考えてみよう。
みんなどうしている?一人暮らしのゴミ箱置き場
- キッチン
- 居室(寝室)
- トイレ
- 洗面所
キッチンは必須だろう。それ以外にも、部屋の広さにもよるが居室やトイレ、洗面所などに置くという方が多い。なおキッチンに置くゴミ箱は、燃えるゴミと燃えないゴミ、瓶・缶・ペットボトルなどを分別できるものがおすすめだ。
2. 一人暮らしに必要なゴミ箱の個数は?

一人暮らしは家族で暮らすのと比べてゴミの量が少ないはずだ。そのため、上述したすべての場所にゴミ箱を設置する必要はないかもしれない。では、具体的にいくつ用意すれば快適な一人暮らしができるだろうか?
キッチンと居室、最低2個はほしい
キッチンだけでは、居室にいるときにその都度捨てに行くのが面倒になり、部屋の中に溜まってしまうおそれがある。そこでゴミ箱は最低でも2個用意し「キッチン」「居室」の2箇所に設置するとよいだろう。そのうえで、余裕があればトイレや洗面所などにも置いておこう。
3. 一人暮らし用のゴミ箱の選び方

ひと口にゴミ箱といっても種類は無数にある。「一人暮らしだから小さめで」と思って買ったものの、使ってみると小さすぎて頻繁にゴミ出しをしなければならなかったという状況は避けたいところだ。逆に大きすぎた場合も、ゴミ出しの回数が減り生ゴミを腐らせてしまうというリスクがある。一人暮らしはサポートしてくれる方がいない分、ゴミ箱の選び方が大切になる。
容量の目安
ゴミの排出量には個人差があるためあくまで参考程度だが、一人暮らしで火・金など燃えるゴミが週2日なら、20L程度(2個の場合は10Lずつなど)を目安にしよう。24時間ゴミ出しOKの「専用ゴミ置き場」がある集合住宅なら出勤ついでに捨てられるので、10L程度でも間に合うという方もいるだろう。
ふたの有無
夏場に仕事から帰ったらゴミの腐敗臭が漂っていた、という事態は回避したい。とくに生ゴミや燃えるゴミを入れるゴミ箱はふた付きがよいだろう。ただし、捨てるたびにふたを開閉しなければならない手間がある。腐敗しないものを捨てるゴミ箱であればふたなしもよい。
分別のしやすさ
一人暮らしに限ったことではないが、ゴミの分別ルールはきちんと守ることが大切だ。自治体ごとに異なるほか、専用のゴミ置き場がある集合住宅では独自のルールを設けているところも多い。事前にルールを確認し、それに応じて分別しやすいゴミ箱を選んでおこう。省スペースならタテ3段などになっているゴミ箱もおすすめだ。
素材
プラスチックや金属、木などゴミ箱の素材もさまざまある。プラスチックは安くて軽く、お手入れも楽といったメリットがある。金属はステンレスならサビに強く、アルミやブリキなどはオシャレに見える。木は自然の温もりを感じさせてくれるが濡れに弱いなど、一長一短がある。一人暮らしの空間にマッチするかどうかも含め、素材は慎重に選びたい。
4. 一人暮らしあるある「ゴミ箱が置けない」ときの対処法

「ゴミ箱が置けない」というのは、一人暮らしでよくある問題のひとつだ。とくにキッチンが狭いと、ゴミ箱を置くことで動線が塞がれたり窮屈に見えたりしてしまうことがある。そんな、一人暮らしあるあるを解消できるアイデアを紹介しよう。
タテ型のゴミ箱を選ぶ
背が高すぎると圧迫感を覚えるかもしれないが、細長で薄く、タテに2〜3段重なっている程度のゴミ箱なら分別もできてスペースも効率よく使える。冷蔵庫と壁のスペースにはまるゴミ箱なら隠せてよりスッキリ見えるだろう。一人暮らしだが料理をよくするという方にもぜひおすすめしたい。
スタンドやフックを使う
スーパーやコンビニで買い物をした際のレジ袋を引っ掛けて、ゴミ箱代わりにできるスタンドやフックが販売されている。これならゴミ箱を購入せずに済むし、使わないときは収納できるので一人暮らしの限られたスペースに最適ではないだろうか?
5. 一人暮らしのキッチンにピッタリなおすすめゴミ箱

一人暮らしのキッチンにおすすめしたい、オシャレさと機能性を備えたゴミ箱を3選紹介する。
Galva「スクエアダストボックス 12Lシルバー」
容量12Lと、一人暮らしに最適なサイズのゴミ箱だ。ふた付きだがペダルで開閉できるのでしゃがむ必要はない。ブリキのような、レトロ感漂うオシャレなデザインも嬉しい。
ライクイット「フタ付きゴミ箱 分別引出しステーションスリム3段」
幅17cmという超スリムな3段ゴミ箱だ。色はホワイトとブラウンの2色あり、シンプルでいろいろな部屋にマッチしやすい。狭いキッチンでとくに重宝しそうなアイテムだ。
山崎実業「ゴミ袋&レジ袋スタンド タワー」
先ほど軽く触れた、ゴミ袋やレジ袋を引っ掛けられるスタンドがこちら。一度に複数枚掛けられるので、これ1つあれば分別も可能だ。折りたたむと厚さわずか3.5cmで収納もしやすい。
6. 一人暮らしの居室をオシャレに彩るおすすめのゴミ箱

最後に、一人暮らしの居室におすすめのゴミ箱を紹介しよう。
W CUBE「袋が見えないカバー付きダストボックス」
一人暮らしの居室に最適な10Lサイズのゴミ箱だ。袋が見えないので景観を損ねることもない。カラーバリエーションが豊富なのでインテリアに合わせて選ぶ楽しさもある。
ヤマト工芸「W CUBE Gbr 10L」
幅と奥行は約20cm、高さは約33cmの、木のぬくもりを感じられるゴミ箱。内箱に袋をセットしたら、その上からカバーをかぶせて使用する。同じくカラーバリエーションが豊富だ。
山崎実業「トラッシュカン ヴェール 9L」
18cm四方(高さ33cm)と、スクエアタイプのスタイリッシュなゴミ箱でホワイトとブラックなど4つのカラーが用意されている。内箱に袋をセットし、外カバーで隠すタイプだ。
結論
一人暮らしに必要なゴミ箱の数は最低2個、場所はキッチンと居室だ。どうしても置けないときはスタンドやフックタイプのアイテムも活用しよう。選び方やおすすめしたゴミ箱などを参考に、ぜひベストなゴミ箱を見つけていただき、快適で便利な一人暮らしに役立ててほしい。