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かがり縫いとは?手縫いとミシンでのやり方・まつり縫いとの違いも!

かがり縫いとは?手縫いとミシンでのやり方・まつり縫いとの違いも!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年12月 4日

家庭科の授業以来、針と糸を持ったことがないという男性も多いだろう。だが家事をする男性が増えている時代だ。手芸もできるようになっておいて損はない。今回のかがり縫いは、洋服や布小物のちょっとしたほつれの補修に使える縫い方だ。やり方と上手に仕上げるコツを解説するので、ぜひマスターしてほしい。

  
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1. かがり縫いとは?

かがり縫いとはどんな縫い方のことを指すのだろうか?かがり縫いの特徴や用途を説明していこう。

かがり縫いとは

布の縁(ふち)を巻き込むように縫うのがかがり縫いである。布を裁つとボロボロと糸くずが出てきたりほつれたりすることがある。これを防ぐためにかがり縫いをするのだ。布端の処理以外にも、やぶれを補修するのによくかがり縫いが施される。またフェルトで小物を作るときなど、2枚の布を縫い合わせるためにかがり縫いをすることもある。かがり縫いは布のほつれ防止だけでなく、布とは異なる色の糸を使うことで縫い目そのものがデザインとなり、オシャレさが増すこともある。

2. かがり縫いの方法【手縫い】

手縫いでかがり縫いをするときの手順を説明する。ここでは、生地Aと生地Bという2枚の布を縫い合わせるやり方について解説していこう。

1.2枚の布を合わせた内側からスタート

生地Aと生地Bをしっかり合わせたら、玉結びを布の内側に隠すため、2枚の布の内側から針を刺してかがり縫いを始める。なお今後の手順をわかりやすく説明するため、手前を生地A、向こう側を生地Bとする。生地Aの裏側に針を刺し、生地Aの表側に針を抜くところからスタートしよう。

2.斜めに生地Bに針を刺し、生地Aへ抜く

生地Aの表側から出ている針を裏側へ持っていき、生地Bの表側に刺す。このとき生地Aに向かって斜めに針を刺すのがポイントだ。

3.手順2を繰り返す

布の幅に応じて手順2を繰り返していく。

4.縫い終わりは2枚の布の内側で玉止めをする

縫い終わりは手順1と同様に、処理部分を隠すため2枚の布の内側で玉止めをする。生地Bの裏側で玉止めするとよい。 これでかがり縫いの完成だ。

3. かがり縫いの方法【ミシン】

続いて、ミシンを使ってかがり縫いをするときの手順を説明しよう。

1.押さえを「ジグザグ押さえ」や「裁ち目かがり押さえ」に取り替える

ミシンの押さえを通常縫いのものから、かがり縫いに適したものに取り替える。メーカーや機種によって押さえの呼び方は変わるので、取扱説明書で確認しよう。

2.縫い目を「ジグザグ」もしくは「裁ち目かがり」に設定する

押さえに合わせて、かがり縫いに適した縫い目にミシンの設定を変更する。

3.2枚の布を合わせて、布端に針を落とす

2枚の布をしっかり合わせたら、布端に針を落として縫い始めの位置を決める。押さえも下げて縫い始める。

4.布の幅に応じて縫っていく

手縫いと違い、縫い始めと縫い終わりの処理はとくに必要ない。ミシンのストップボタンを押して縫い終える。

4. かがり縫いを上手に仕上げるコツ

かがり縫いを上手に仕上げるためには、次の2つを意識するとよい。

縫い目を等間隔にする

1つ目のコツは、縫い目を等間隔にすることだ。ミシンでは縫い目の間隔が設定できるので、縫っている間に幅が変わることはない。問題は手縫いのときだが、なるべく細かく一定の間隔で縫うとキレイにかがり縫いを仕上げられるので覚えておこう。

縫い目をまっすぐにする

チャコペンで縫い目のラインを引いておくと、まっすぐに縫うことができる。手縫いでもミシンを使うときでも、あらかじめ線を引いてその上を縫うように心がけよう。なおミシンを使う際は「裁ち目かがり押さえ」を使用するとキレイにかがり縫いができる。ガイド線があるので、生地を巻き込むことなくまっすぐ縫えるからだ。

5. かがり縫いとまつり縫いとの違いは?

かがり縫いと同様の布を巻き込むような縫い方に、まつり縫いがある。両者の違いや、せっかくなのでまつり縫いについてもこの機会に詳しくなっておこう。

かがり縫いとまつり縫いの違い

両者の違いは「縫い目が目立つかどうか」である。かがり縫いは上述のように、縫い目そのものをデザインとして楽しむことができる縫い方だ。一方のまつり縫いは、ズボンやスカートの裾上げなどに使われ、縫い目が表に出ないようにするのが一般的である。まつり縫いのときは、布地と同系色の糸を使うと目立たずキレイに仕上げられる。

流しまつり縫い

まつり縫いの基本となるのが流しまつり縫いだ。ズボンやスカートのほつれなどをサッと直すのに適している。縫い代の裏側から針を出したら5mmなどごくわずかに針を先に動かし、表布をすくう。次に縫い代の裏側から針を出すのだが、このとき斜めに出すことと軽く針を引くのがポイントになる。あとは、これを繰り返して最後に玉止めをすれば完成だ。

縦まつり縫い

パッチワークなどにも使われる縫い方で、流しまつり縫いよりも頑丈な仕上がりになる。布端に対し直角にまつるのが特徴だ。同じように縫い代の裏側から針を出したら、真上にくる表布をほんの少しすくう。次に縫い代の裏側から、やはり斜めに針を出して軽く引く。これを繰り返して玉止めをすればOKだ。

奥まつり縫い

通常、まつり縫いをすると裏側から縫い目が見えるが、その縫い目を布と布の間に隠すように縫うのが奥まつり縫いである。縫い目部分の摩擦が減るため、擦り切れにくいといった特徴がある。手順としては、まず縫い代の端を折り返し、縫い代の裏側から針を通す。あとは流しまつり縫いと同様に、針を5mmほど先に動かしたら表布をすくい、折り返している縫い代の端から針を抜く。この作業を繰り返し、最後に玉止めをして折り返した部分を戻せば完成する。

結論

かがり縫いは布端の処理や洋服のほつれを修理するのに使える縫い方だ。お気に入りの洋服や靴下など、ちょっとしたものを自分で繕えるととても便利だろう。まっすぐ等間隔に縫うことを意識して、ぜひチャレンジしてみよう。
  • 公開日:

    2020年3月20日

  • 更新日:

    2020年12月 4日

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