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家の掃除を時短したい!優先順位や場所別のコツを紹介

家の掃除を時短したい!優先順位や場所別のコツを紹介

投稿者:ライター 藤田幸恵(ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2021年8月26日

家が汚いと心が乱れる。だが、忙しくて家の掃除をする時間がない方も多いだろう。「家の掃除ができない」と、気になるとますますストレスになってしまうものだ。心の負担にならないために、家の掃除はどのような心構えで臨んだらよいのだろうか?家の掃除を簡単に済ませるコツを伝授する。

  

1. 家の掃除ができない!困ったときの考え方

毎日仕事や育児に忙しくて、家の掃除ができないと困っている方はいないだろうか?そういった方は、もしかすると掃除を完璧にやらなければならないと考えすぎているのかもしれない。掃除をするときの考え方を伝授しよう。

毎日の掃除は汚れる場所だけでOK

毎日家中をキレイに掃除しなければならないと考えると、掃除をする前から息詰まってしまう。だが、実際には家の掃除のなかで毎日したほうがよいのは、リビングと水回りくらいだ。
リビングは家族が集まる場所なので、ホコリや髪の毛などが溜まりやすい。毎日簡単にホコリを取るだけでも、清潔に保つことができる。水回りはカビや雑菌が繁殖しやすい場所なので、こまめに掃除したい。掃除の内容は、排水口のゴミを取ったり使用後に水気を拭いたりという簡単なものでよい。

汚さない工夫をしてみる

汚れなければ家の掃除はしなくて済む。だから、汚さない工夫をしてみるのも手だ。部屋に置くものを減らすと、物に汚れが付着するのを防ぐことができるし、掃除する前に片付ける必要がなくなる。例えば、キッチンの三角コーナーを取り除いて生ゴミを直接ビニール袋に入れるようにすれば、三角コーナーのヌメヌメ汚れの掃除から解放されるのだ。

目につく場所だけ掃除する

すべての場所をキレイにしようと思うと、負担に感じる方も多いだろう。だから、目に付く場所だけを掃除すればよいと考え方を変えてみよう。優先的に掃除する場所は次の3つだ。

・目線より下だけ
・触ることができるところだけ
・人が通るところだけ

この3箇所を重点的に掃除するだけなら、気負わず毎日続けられるはずだ。

2. 家の掃除は場所別にコツを覚えると楽になる

家の掃除は場所別にちょっとしたコツがある。コツを覚えると家の掃除は楽になるので、説明していく。

リビングなどの居室

家の掃除のなかでも、リビングや寝室などで最も大切なのは、日々溜まっていくホコリをキレイにすることだ。ホコリは上から下に落ちていくため、掃除は上から下へ順番に行おう。ハンディーワイパーなどで棚の上のホコリを取って、床のホコリはフローリングワイパーを使うとよい。掃除機かけは週に1~2回ほどすればキレイな状態を維持できる。

キッチン

キッチンは雑菌の発生源になる生ごみをその都度捨てることが大切だ。ガスレンジの油汚れやキッチン台の水はねは、付着してすぐならキッチンペーパーやふきんで拭きとることができる。排水口は、外せるパーツをすべて外し、洗剤をつけたスポンジや使い古しの歯ブラシで擦っていく。

風呂

風呂は入浴のあと湯船に付着した垢が柔らかいうちに、スポンジで拭きとると簡単に落とすことができる。排水口の髪の毛も、その都度取り除こう。浴室全体は入浴のあとにシャワーで冷たい水をかけることで、カビを予防できる。しつこい水垢は、メラミンスポンジで擦るとすっきり取れる。ただし素材によっては傷がつくこともあるので、目立たないところで試してからにしよう。

洗面台

洗面台も使用したらその都度排水口のゴミを取り除き、布で水気を簡単に拭きとろう。しつこい水垢は、メラミンスポンジを使うとすぐに取れる。

トイレ

トイレは汚れを放置すると落ちにくい汚れになる。だから、汚れが付着したらすぐに掃除するのがコツだ。汚してしまったら、使い捨ての掃除シートで便座を拭いたり、トイレブラシで便器内を擦ったりしよう。

3. 家の掃除にあると便利なアイテム

家の掃除をするときにあると便利なアイテムを紹介しよう。必ず持っておきたい基本のグッズと、あると便利なグッズに分けて挙げていく。

基本の掃除道具

家の掃除に欠かせない基本のグッズとしては、次のものが挙げられる。

・布や雑巾
・フロアワイパー
・中性洗剤

基本的には雑巾やふきんなどの布があれば、付着してすぐの汚れは拭きとることができる。しつこい汚れは台所用の中性洗剤を薄めて使うと、壁紙や鏡などもキレイになる。フロアワイパーは、掃除機より軽く毎日フローリングのホコリ取りをするときには便利なアイテムだ。

便利な掃除グッズ

家の掃除にあると便利なグッズは次の3つだ。すべて100均で購入できるので、基本のアイテムを揃えたあとは購入しておこう。

・メラミンスポンジ
・クエン酸
・重曹

メラミンスポンジは水回りの掃除に欠かせない便利アイテムだ。しつこい水垢や油汚れも一気に擦り取ることができる。家のなかの汚れは、水垢などのアルカリ性の汚れと手垢などの酸性の汚れがほとんどだ。対極となる酸性のクエン酸とアルカリ性の重曹があれば、ほとんどの汚れを落とせる。

4. 家の掃除を業者にお願いするのはアリ?

久しぶりに家の掃除を行おうと思っても、しつこい汚れがこびりついていて自分では手に負えないということもあるだろう。また、繁忙期だったり子どもが生まれたりといった、ライフスタイルの変化があって、どうしても家の掃除をする時間を取れない方もいるかもしれない。
そのようなときは思い切って業者に依頼するのがおすすめだ。近年日本では高齢者だけの世帯や共働き世帯が増えて、家の掃除を業者に依頼することは一般的になりつつある。業者やサービスの内容も増えているので、一度検討してみてもよいだろう。プロの手で徹底的に掃除してもらったあと、自分でこまめに掃除していけばキレイな状態をキープできる。

結論

家の掃除が大切なのはわかっているが、時間がなくて十分な掃除ができない方も多いだろう。毎日の掃除は完璧にしなくても大丈夫だ。居室は目に見える場所だけ掃除し、水回りは汚れたらすぐに拭きとれば少しの手間で簡単にキレイにすることができる。気を負いすぎず、できる範囲で家の掃除を始めてみよう。
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  • 公開日:

    2020年3月 9日

  • 更新日:

    2021年8月26日

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