目次
1. 出窓を収納に利用する際のポイント

出窓とは、建物の壁より外側に突き出している窓のことを指す。出窓は外に飛び出した造りのうえ、一般的な窓よりもガラスの面積が広めなので太陽の光を取り込みやすい。奥行きがあるために、出窓があると部屋が広く感じるというメリットもある。
出窓を収納に利用するポイント
出窓を収納スペースとして活用するポイントは、「収納する物を見極めること」「物を置きすぎないこと」だ。
出窓は光が射し込むという特性上、収納するグッズは日焼けしない物を選ぶといい。結露もしやすいため、カビなどの影響を受けにくい物が望ましい。
また出窓の前に物を置きすぎると、光が入らない、窓が開かないなどの問題が生じることもあるため、高く積み上げるのは控えたいものだ。
出窓は光が射し込むという特性上、収納するグッズは日焼けしない物を選ぶといい。結露もしやすいため、カビなどの影響を受けにくい物が望ましい。
また出窓の前に物を置きすぎると、光が入らない、窓が開かないなどの問題が生じることもあるため、高く積み上げるのは控えたいものだ。
2. 収納としての出窓の使い方【キッチン編】

キッチンは食器や調理器具などが多いため、ただでさえ乱雑になりやすい。もしキッチンに出窓があるのなら、棚やケースを置いて収納スペースとして活用するのがおすすめだ。
食器棚として使う
キッチンの出窓に棚を設置し、食器棚として使うと省スペースになる。皿や茶碗などの配置を工夫することで見映えもよくなりやすい。
ホームセンターなどでちょうどいい大きさの棚を購入するか、DIYの棚を置くのもいいだろう。
ホームセンターなどでちょうどいい大きさの棚を購入するか、DIYの棚を置くのもいいだろう。
調味料を置く
醤油や食用油、料理酒、みりん、酢などのよく使う調味料は、出窓のスペースに置くと取り出しやすくなる。同様にコーヒーや茶葉、朝食用の海苔などを置くというアイデアも。
フライパンやケトルなどを置く
フライパンや鍋などの調理器具も、大きくて場所を取ってしまいがちだ。出窓のスペースは調理器具の収納場所にもなるほか、コンセントが近くにあればケトルやトースターも置ける。
3. 収納としての出窓の使い方【リビング編】

リビングの出窓は、本やCDなどを収納するスペースとして役に立つ。目につきやすいスペースのため、キレイに並べることでインテリアの役割も果たしてくれる。
本棚として使う
出窓のインテリア性を活かし、本をオシャレに置くのもおすすめだ。ただ並べるのではなく、ハードカバー、文庫、新書などのサイズ別に整頓すると見映えがよくなる。ブックスタンドや収納ボックスを置いたり、ラックを置いたりして雑誌をしまうのもいいだろう。
CDやDVDを並べる
出窓のスペースにCDやDVDを置くのもインテリアになりやすい。こちらもサイズごとに並べたり、収納ボックスを使ったりと工夫したいものだ。
細かい物はケースなどにまとめて収納する
アクセサリーなどの細かいものは、小物入れやカゴに収納して出窓に置くこともできる。子どものおもちゃを入れるボックスや、ペットグッズをまとめたケースなどを置くのもいいだろう。オシャレに収納したい方は、木製のケースやアンティーク風の缶などを置いてみよう。
4. 収納としての出窓の使い方【寝室編】

寝室の出窓には目覚まし時計を置いたり、本や読書灯などを収納したりするのもいい。寝室に使えるアイデアにはほかにもどんなものがあるか見ていこう。
身だしなみグッズを収納する
毎朝寝室で身じたくする場合は、くしやブラシ、卓上ミラーなどのグッズを出窓のスペースを使って収納しておくと、すぐに取り出せて便利だろう。
5. 出窓を収納に使う際の注意点

冒頭でも述べたが、出窓を収納スペースとして活用するには、「収納する物」をうまく選定することが大切だ。中には出窓に収納しないほうがいいグッズもあるので、以下で確認してほしい。
出窓に物を置くと日焼けしやすい
窓からは太陽の光が差し込むため、出窓のスペースに置く物は日焼けしやすくなる。たとえば本は色あせが起こりやすく、表紙や背表紙の色が薄くなることもあるだろう。
とはいえ、出窓は本棚として活用するのにちょうどいいスペースでもある。出窓に本を置く場合は、棚やケースで覆って日光が直接当たらないようにしたい。
とはいえ、出窓は本棚として活用するのにちょうどいいスペースでもある。出窓に本を置く場合は、棚やケースで覆って日光が直接当たらないようにしたい。
窓辺には湿気がたまりやすい
冬場は窓に湿気がたまりやすく、結露することもある。収納している物が濡れたりカビが生えたりするおそれもあるので、水滴をこまめに拭き取ることが大切だ。木製の棚などは、結露による水分で腐食してしまうこともあるので注意しよう。
物が落下しないようにする
何かの拍子にぶつかったり地震が起きたりしたときのために、出窓には落下しやすい物を置かないほうがいいだろう。また、子どもが出窓を開けたときなどにも、誤って物を落とすリスクが考えられる。
結論
出窓に物を収納する場合は、直射日光が当たらないようにレースのカーテンやブラインドをつけたいものだ。もし収納した物を見せたくないときは、出窓の内側にオシャレな鎧戸をつけることで、見映えを維持しつつ隠せるだろう。隠れた収納スペースとしても役立つ出窓を、ぜひ活用したい。