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寝室に漂う臭いの原因は?快眠を守る解決法と予防策を紹介しよう

寝室に漂う臭いの原因は?快眠を守る解決法と予防策を紹介しよう

投稿者:ライター 吉田梨紗(よしだ りさ)

鉛筆アイコン 2021年8月24日

寝室は体を休める大事な場所だ。寝室に嫌な臭いが漂っていれば、安らぐことができないだろう。この記事では、寝室が臭う原因と原因別の解決策について解説する。臭いを防止する予防策についても紹介するので、ぜひ実践してほしい。

  

1. 寝室の臭いの原因

寝室が臭う原因は一つではない。対策や予防の方法にもつながるので、詳しい原因について学んでおこう。

体臭や加齢臭

寝室が臭う主な原因は体臭だ。人間は寝ているうちに大量の汗をかき、シーツや枕カバーに付着する。汗の臭いはもちろん、洗濯せずに放置すれば雑菌が繁殖する。

寝具から発生した臭いが、寝室全体に広がってしまうのだ。シーツや枕カバーと確認してみて、寝室と同じ臭いがするなら原因は体臭と考えてよいだろう。

また、年齢によっては、男女に関係なく体から加齢臭が発生する。寝室が油臭い、青臭いと感じるなら、汗や雑菌より加齢臭を疑おう。

生活臭

食事やお酒など、生活しているうちにいろいろな臭いがついている。そのまま寝室に持ち込んでしまえば、定着する可能性が高い。寝室を閉め切っていると、臭いがこもりやすくなるので注意が必要だ。

寝室で食べ物を食べたり、着用した洋服を洗濯せず収納したりといった習慣で、臭いは発生しやすくなる。とくにタバコは臭いが強いので気をつけよう。

カビ臭

汗を吸って湿気を含んだ寝具には、カビが発生しやすい。皮脂といったエサが豊富で、体温で温かくなるため、カビが繁殖しやすい条件がそろうのだ。

寝室に布団を敷いたままにしている、部屋の換気をしていない、という方はとくに注意が必要だ。また、湿度がたまりやすいクローゼットや結露が発生する窓の近くなど、寝具以外の部分にカビが生えることもある。

2. 寝室の臭いの解決策

寝室の臭いを放置しても、劇的な改善は期待できない。原因を取り除いて、リラックスできる空間を取り戻そう。

シーツや枕カバーを洗濯

寝室で使うシーツや枕カバーは小まめに洗濯しよう。洗うタイミングを決めたり、洗い替えを用意したりしておけば、清潔に保ちやすい。汗をかきやすい夏は、週に1回くらいの頻度で洗濯しよう。

布団やマットは天日干し

洗えない布団やマットにも汗や臭いは染み込む。天気がよい日に天日干しをすることで、臭いの元である雑菌を抑えられるだろう。ただし、素材によっては天日干しができないため、先に洗濯表示を確認しておくと安心だ。

換気を行う

こもった臭いを換気で寝室の外に逃がそう。天気のよい日に窓をあければ。湿気対策にもなる。雨が降る日や湿気が多い日以外を避け、1日30分~1時間ほど換気をするのが理想的だ。

3. 寝室の加齢臭が臭い場合の解決策

寝室の加齢臭には2つの対策が有効だ。具体的な解決策を紹介するので、ぜひ試してみてほしい。

寝具を清潔に保つ

加齢臭の原因は皮脂なので、付着したシーツや枕カバーを洗えば寝室の臭いを防止できる。加齢臭はパジャマにも付着するため、できれば毎日洗うようにしたい。

除菌効果がある洗剤なら、臭いを残すことなくキレイに洗える。頭皮や耳の後から多く発生するため、枕カバーは頻繁に洗濯しよう。頻繁に洗うのが難しいなら、消臭タイプの枕カバーがおすすめだ。

加齢臭対策をする

加齢臭を根本から抑えることで、寝室の臭いは対策できる。寝る前に体を丁寧に洗うことで、臭いの原因である皮脂をキレイに落とすことが可能だ。

加齢臭用のシャンプーやボディーソープを活用してもよいだろう。また、湯船につかる習慣をつけて汗に含まれる老廃物を排出すれば、臭いの軽減につながる。

4. 寝室の臭いの予防策

解決策として紹介した、寝具を洗濯したり、換気をしたりといった方法は、予防にも有効だ。寝室の臭いを予防する方法はほかにもあるので、詳しく解説していこう。

空気清浄機を使う

仕事などで頻繁な換気ができない場合は、空気清浄機がおすすめだ。寝室に置いてスイッチを入れるだけで、部屋全体に漂う臭いを予防できる。ペットを飼っていたり、タバコを吸ったりする方におすすめだ。

除湿や脱臭といった効果がある多機能な空気清浄機なら、さらに高い効果が期待できるだろう。寝る前に数時間使う習慣をつければ、臭いのない心地よい空間になる。

布団乾燥機を使う

布団乾燥機は、寝室の臭いの原因である雑菌やカビの予防に効果的だ。汗で湿った布団を素早く乾燥でき、中には消臭機能がついたタイプもある。

ダニ対策ができるタイプの布団乾燥機なら、布団をより清潔に保てるだろう。天日干しや換気ができない雨の日でも使えるので、一家に1台用意しておきたい。

結論

快眠の妨げになる寝室の臭いは早めの対策をしたい。効果的な予防や対策を行うには、臭いの種類を特定することが大事だ。寝具を清潔に保つことと、換気を行うことを徹底しよう。臭いの原因が加齢臭の場合は、元から抑えることが重要だ。もしも小まめな換気や洗濯が難しいなら、空気清浄機や布団乾燥機といったアイテムを活用してもよいだろう。
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  • 公開日:

    2020年3月19日

  • 更新日:

    2021年8月24日

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