1. 衣類乾燥機の種類と使い方

衣類乾燥機に種類があることをご存知だろうか?使い方をマスターするためにも、違いと特徴をチェックしておこう。
電気式とガス式
衣類乾燥機は、工事不要で使える電気式と設置に工事が必要なガス式に分かれる。電気式は料金が安く手軽に設置できる、ガス式は強力で乾燥にかかる時間が短いというように、それぞれ違ったメリットがあるのだ。
ただし、電気式は乾燥にかかる時間がガス式と比べて長いので、電気料金がかかってしまう。ガス式はガス栓やパイプの設置がいるため、初期費用がかさむといったデメリットがある。少人数なら電気式、洗濯物が多い大家族はガス式というように、家族の人数や使い方で選ぼう。
ただし、電気式は乾燥にかかる時間がガス式と比べて長いので、電気料金がかかってしまう。ガス式はガス栓やパイプの設置がいるため、初期費用がかさむといったデメリットがある。少人数なら電気式、洗濯物が多い大家族はガス式というように、家族の人数や使い方で選ぼう。
ヒーター式とヒートポンプ式
ヒーター式は熱風で乾かす衣類乾燥機だ。高い温度で乾かすため、デリケートな素材だと傷みやすい。
ヒートポンプ式は比較的新しく、低い温度の温風を使って乾かす仕組みだ。衣類を優しく乾燥できるので、乾燥できる洗濯物の幅が広い。自宅の衣類乾燥機がどちらのタイプなのか、確認しておくことが使い方のポイントだ。
ヒートポンプ式は比較的新しく、低い温度の温風を使って乾かす仕組みだ。衣類を優しく乾燥できるので、乾燥できる洗濯物の幅が広い。自宅の衣類乾燥機がどちらのタイプなのか、確認しておくことが使い方のポイントだ。
2. 衣類乾燥機の詳しい使い方

衣類乾燥機を使いこなすために、基本的な知識を身につけておこう。確認事項や使い方のポイントについて、詳しく解説する。
乾燥容量を確認
衣類乾燥機には一度に乾燥できる容量が設定されている。オーバーすると乾燥にムラがでたり、シワができたりするので、必ず乾燥容量を守ろう。
ただし、少ない量で何度もまわせば、電気代が無駄にかかってしまう。少なすぎると衣類がこすれてシワがつきやすくなるので、適量でかけるのが使い方のポイントだ。
ただし、少ない量で何度もまわせば、電気代が無駄にかかってしまう。少なすぎると衣類がこすれてシワがつきやすくなるので、適量でかけるのが使い方のポイントだ。
使うときの準備
換気をせずに衣類乾燥機を使うと、温度差で結露ができたり、乾燥に時間がかかったりすることがある。こういったリスクを避けるためにも窓や換気扇で換気を行おう。
また、フィルターを小まめに掃除すれば乾燥の効率がよくなる。目詰まりしていないか定期的にチェックしよう。フィルターが外れていると故障の原因になるので、セットされているか確認しておくと安心だ。
また、フィルターを小まめに掃除すれば乾燥の効率がよくなる。目詰まりしていないか定期的にチェックしよう。フィルターが外れていると故障の原因になるので、セットされているか確認しておくと安心だ。
服の種類を分ける
いろいろな衣服をまとめて衣類乾燥機に入れると、乾き方に差がでてしまう。全ての洗濯物が乾かないと終わらないため、早く乾いた洗濯物まで乾燥を続けることになる。
厚手の衣服と薄手の衣服、化繊と木綿など、分類しておくのが正しい使い方だ。乾き方が均一になり、生地を傷めるリスクが少なくなる。
厚手の衣服と薄手の衣服、化繊と木綿など、分類しておくのが正しい使い方だ。乾き方が均一になり、生地を傷めるリスクが少なくなる。
3. 衣類乾燥機の賢い使い方

衣類用乾燥機の上手な使い方のコツを覚えておこう。乾燥時間を減らしたり、節電できたりと、さまざまなメリットが実感できる。
脱水をかけてから入れる
衣服を脱水せずに衣類乾燥機に入れると故障の原因になるので、濡れた状態で入れないようにしよう。他にも乾燥時間が長くなる、電気代がかかるといったリスクがある。できるだけ脱水してから入れるのが正しい使い方だ。
干してから入れる
電気代がかかる衣類乾燥機は、自然乾燥と組み合わせれば節電になる。乾燥機に入れる時間が短くなれば、生地も傷みにくくなるだろう。
最後の仕上げとしてかければカラッと乾くため、生乾きの防止になる。たとえば、夜干ししてから乾燥機にかけたり、自然乾燥で湿っている洗濯物だけ入れたりといった使い方がおすすめだ。
最後の仕上げとしてかければカラッと乾くため、生乾きの防止になる。たとえば、夜干ししてから乾燥機にかけたり、自然乾燥で湿っている洗濯物だけ入れたりといった使い方がおすすめだ。
安い時間帯に使用する
契約している電気会社やプランによっては、時間帯で電気代が安くなる。衣類用乾燥機は電気代がかかるので、安い時間を選んで使おう。朝に家干しした洗濯物を深夜電力で仕上げ乾燥するなど、工夫次第でお得な使い方ができる。
4. 衣類乾燥機も使い方には要注意

衣類乾燥機の使い方を間違えるとトラブルにつながる。主な注意点について、使うまえに学んでおくと安心だ。
入れてはいけないものは?
入れていけないものを学んでおくのが使い方の基本だ。衣服をパリッとのり付けできる洗濯のりだが、衣類乾燥機には入れられない。乾燥フィルターが目詰まりするので、洗濯のりをつけた衣服は自然乾燥しよう。
また、食用油や美容オイル、ガソリンがついた衣服を衣類用洗濯機に入れるのはとても危険だ。洗濯しても油分が残っていれば発火してしまう。熱がこもりやすいスポンジ素材も油と同じく発火しやすいので、入れてはいけない。
また、食用油や美容オイル、ガソリンがついた衣服を衣類用洗濯機に入れるのはとても危険だ。洗濯しても油分が残っていれば発火してしまう。熱がこもりやすいスポンジ素材も油と同じく発火しやすいので、入れてはいけない。
洗濯表示を確認
デリケートな素材は熱に弱いものが多いため、衣類乾燥機には入れられない。傷んだり、縮んだりといったリスクがあるので注意しよう。まずは洗濯表示を確認するのが、乾燥機の正しい使い方だ。
四角の中に丸が入っているマークが家庭用の「タンブル乾燥」を示している。バツ印がついている場合は自然乾燥を選ぼう。中に入っている点が一つなら温度の上限が60℃で、2個なら80℃だ。
四角の中に丸が入っているマークが家庭用の「タンブル乾燥」を示している。バツ印がついている場合は自然乾燥を選ぼう。中に入っている点が一つなら温度の上限が60℃で、2個なら80℃だ。
結論
衣類乾燥機は生乾きの防止や時短に役立つ。上手に使いこなすことで、洗濯がグッと楽になるだろう。ただし、使い方を間違えれば、衣服が傷んだり、電気代が高くなったり、といったリスクも考えられる。正しい使い方を学んで、衣類乾燥機を上手に活用してほしい。