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クローゼットのカビ対策と予防。服にまで広がったカビの取り方も

クローゼットのカビ対策と予防。服にまで広がったカビの取り方も

投稿者:ライター 松岡由佳里(まつおかゆかり)

2020年3月26日

夏から秋へ。衣替えをしようとクローゼットを開けた瞬間カビ臭が。このような経験はないだろうか。通気性のあまりよくないクローゼットは、実はカビの好む環境なのだ。クローゼットのカビ対策と予防、そしてクローゼットに置いてある服にまでカビが広がってしまったときの取り方などをご紹介しよう。

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1. クローゼットにカビが生える原因

扉を閉め切ってしまうクローゼットは、カビが好む「湿度」「温度」「エサ」の三拍子がそろった環境になる。この環境を一掃しなければ、いくら掃除をしても再びカビが生えるのは目に見えている。

高温多湿

日本の夏は、高温多湿だ。カビは、この高温多湿を非常に好む。温度25℃以上、湿度75%以上という条件が揃えばカビはどこでも繁殖できるのだ。クローゼットの中の温度は、閉め切り状態のため20~25℃以上を保つことが多い。

また、衣類や小物がびっしりと詰め込まれたクローゼットの中は、通気性も悪く空気もこもりがちになるため、湿度が高くなりやすい。

エサが豊富

カビの胞子は、空気中を漂っており、あらゆるところに付着する。クローゼットの中も例外ではない。また、クローゼットに入れる服にもカビの胞子は付着している。

カビは服のホコリ、皮脂、汗が大好きだ。タンパク質、炭水化物、アミノ酸、脂肪をエサとして繁殖していく。服の汚れを落とさずに、そのままクローゼットに入れて放置すると、カビが服にまで広がって、取れにくいシミになってしまう。

2. クローゼット内の服のカビの取り方

クローゼットのカビ臭に気づき、服を出してみたらカビが!服にはびこったカビには「白カビ」と「黒カビ」がある。それぞれ対処の仕方が違うので、まずはカビの種類を見分けよう。

白カビの対処法

服の表面に、まるでホコリのようにうっすらと白く付いているのは白カビだ。白カビは、繊維の表面に繁殖していることが多いので、比較的簡単に落とすることができる。

クローゼットや室内にカビの胞子が飛び散らないように、そっと外へ持ち出そう。そして、屋外で服全体をブラッシングしてカビを落とす。

次に、アルコールスプレーでアルコールをたっぷりと繊維に浸み込ませる。カビはアルコールが大の苦手で、カビの菌糸も根こそぎ取ることができるので、再発も防げる。

アルコール消毒した後に酸素系漂白剤を加えて洗濯すれば、白カビはきれいに取り除ける。

黒カビの対処法

黒カビは、白カビに比べると厄介な存在だ。なぜなら、繊維の表面だけでなく奥深くまで根がはびこってしまうから。服に発生した黒カビは、繊維の奥まで取り除かなくてはならないため、除菌漂白が必要になる。

黒カビを落とそうとしてブラシでこすってしまうと、かえって繊維の奥深くに潜り込んでしまうので、慎重に行うことが大切だ。

まず、酸素系漂白剤を用意する。綿棒に酸素系漂白剤を取り、黒カビに直接塗り込んでいく。

次に熱湯と酸素系漂白剤を混ぜた液を作り、浸け置き洗いをする。熱湯にすることで、漂白剤のパワーを上げることができる。30分~2時間ほど浸け置きをしたらすすいで完了だ。

3. クローゼットのカビの掃除方法

クローゼットにカビを発見したら、服や小物に移る前に徹底的に掃除をする必要がある。

クローゼットの中のものを全部出す

まず初めにクローゼットの中のものを全部取り出して、それぞれカビに汚染されていないかチェックする。もしカビが付いている服や小物を見つけたら、カビの胞子が飛び散らないようにビニール袋などに入れて隔離しておこう。

取り出したものは、天日干しをしておくと、カビ予防にもなる。

アルコールで拭く

クローゼット内のホコリなどを掃除機で取り除いたら、アルコールを雑巾にスプレーして、壁面を拭き上げる。このとき注意したいのが、カビを広げないようにカビの外側から内側に向かって拭き取ることだ。

4. クローゼットのカビを防止する対策法

せっかくきれいにしたクローゼットだが、カビが発生する原因を取り除かなければ根本的な解決にならない。

こまめな掃除

クローゼットは、部屋と違って扉を閉じてしまうと中の汚れがわかりにくい。場合によっては、衣替えの季節にしか扉を開けないケースもあるだろう。ホコリやゴミがカビのエサになってしまうため、こまめに掃除をすることが大切だ。

風通しを良くする

湿気がこもってしまわないように換気を心掛ける。晴れた日にクローゼットの扉を開けて換気しよう。また、クローゼットに詰め込みすぎないことも大切だ。服と服の間に隙間を持たせることで、通気性をよくする。

除湿する

クローゼットのカビ対策には、除湿剤が便利だ。ただし、置きっぱなしはNGだ。除湿剤はかなりの勢いで水分を吸収して集めてくれる。しかし、除湿剤を置いたのを忘れてしまったり、放置してしまうと逆効果になってしまう。こまめに取り換えることが必要だ。

5. クローゼット内のカビ臭を予防しよう

クローゼットのカビ臭は、服にも移るので何とかしなければならない。もしかすると衣類のクローゼットでの保管方法に問題があるのかもしれない。

クリーニング後のビニール袋は外して保管

クリーニングから帰ってきた衣類は、ビニールの袋に包まれている。そのままクローゼットで保管したほうがホコリなどから守れるのではないかと思いがちだ。しかし、ビニールの中は通気性が悪いので、カビが発生しやすく、カビ臭の元凶にもなる。

布用消臭スプレーを使う

カビ臭が移ってしまった衣類には、布用の消臭スプレーで対処しよう。消臭はもちろん除菌もしてくれるので、カビ臭対策にもなる。

結論

クローゼットは、キッチンやお風呂場などと違いカビの発生に気が付きにくい場所だ。そのため、衣替えをしようと扉を開けてみてビックリということになりかねない。クローゼットを開けてみてカビ臭がしたら、大切な衣類にカビが移ってしまわないうちに徹底的な掃除が必要だ。とくに梅雨入り前に、クローゼットの壁面をアルコール除菌しておくことをおすすめする。

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