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花王ニュービーズってどんな洗剤?洗濯ビーズとの違いも徹底解説!

花王ニュービーズってどんな洗剤?洗濯ビーズとの違いも徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年1月19日

子どものころからご家庭に花王「ニュービーズ」があったと記憶している方、あるいは今でも使い続けている方も多いのではないだろうか?本稿ではニュービーズがどんな洗剤なのか詳しく解説するとともに「洗濯ビーズ」との違いについても解説する。

  

1. 花王の洗濯洗剤「ニュービーズ」とは?

まずは、花王ニュービーズについて基本的なところから解説していこう。

花王の超ロングセラー商品

花王を代表する洗剤ニュービーズといえば、1963年発売の超ロングセラー商品だ。一度1995年に発売中止となったものの、1999年に復活した。各メーカーから多種多様な洗剤が発売されている現在、これだけロングセラーになっている洗剤は珍しいだろう。しかも2020年3月にリニューアルするなど、今なお進化を続ける洗剤である。

2020年3月にリニューアル

2020年3月7日、ニュービーズ洗剤が「リュクスクラフト」と「ピュアクラフト」の2種類の香りにリニューアルされた。新しくなったニュービーズ洗剤の最大の特徴といえば、香りに重点を置いたことだろう。そんな花王ニュービーズは大きく「液体洗剤」と「粉末洗剤」に分けられる。それぞれ2種類ずつラインナップされており、特徴が異なる。

花王ニュービーズの製品ラインナップ

  • ニュービーズ ピュアクラフト(液体洗剤)
  • ニュービーズ リュクスクラフト(液体洗剤)
  • フレグランスニュービーズ(粉末洗剤)
  • ニュービーズ(粉末洗剤)
2021年1月19日時点、公式サイトで確認できたのはこの4種類である(※1)。上の2つは液体洗剤、下の2つは粉末洗剤だ。それぞれの特徴を次章で詳しく解説しよう。

2. 花王ニュービーズそれぞれの洗剤の特徴

それでは、上述した4つの洗剤それぞれの特徴をお伝えしていこう。

花王「ニュービーズ ピュアクラフト」の特徴

タイムアロマ製法を用い、すずらんがもっとも清らかな瞬間の香りを捉えてブレンドした洗剤だ。ミューゲ&カモミールの香りが特徴で、ドラム式洗濯機にも使えるほかすすぎは1回でもOKなので節水にもなる。蛍光剤無配合で、生成りや淡色の衣類などに使っても繊細な色合いを損ねることなく洗い上げられる。

花王「ニュービーズ リュクスクラフト」の特徴

同じくタイムアロマ製法を用い、ローズがもっとも華やかな瞬間の香りを捉えてブレンドした洗剤だ。ローズ&マグノリアの香りが特徴で、同じくドラム式に使えるほかすすぎ1回でもよい。ピュアクラフトも同じであるが、蛍光剤無配合および柔軟剤が配合されており、ふんわりした仕上がりになる。

花王「フレグランスニュービーズ」の特徴

天然の柔軟剤が入った、フラワーリュクスの香りが特徴の粉末洗剤である。デオドラント効果で洗濯物をスッキリ消臭してくれるほか、香料に配合された「つぼみエッセンス」の効果によって繊維からつぼみ由来のみずみずしい香りがふんわり漂うという。蛍光剤無配合で、ドラム式洗濯機にも使える。

花王「ニュービーズ」の特徴

こちらは漂白剤が入った、すずらんの香りが特徴の粉末洗剤だ。漂白剤は色柄物にも使える酸素系で、頑固な黄ばみやくすみもキレイに落として真っ白に仕上げてくれる。また消臭効果もあるので、部屋干しのイヤなにおいを防ぎたい方にもピッタリだ。同じく蛍光剤無配合で、ドラム式洗濯機にも使える。

3. 花王ニュービーズの使い方や注意点は?

実際に洗濯にニュービーズを使う際、どういったポイントに気をつければよいのだろうか?

使い方はほかの洗濯洗剤と同じだが注意点もある

花王ニュービーズとほかの洗濯洗剤との使い方に大きな違いはない。洗濯物や水の量に応じて、パッケージに記載された分量の洗剤を投入すればOKだ。ただし液体タイプは手洗いへの使用を推奨していない、漂白剤入りの粉末タイプは中性洗剤使用と書かれた衣類へは使えないなど、商品ごとに注意点がある。使用前に必ずパッケージを確認し、それぞれの注意点や使用方法に従って正しく使おう。

粉末タイプをドラム式洗濯機に使う際の注意点

粉末洗剤は液体洗剤と比べると洗浄力は強いが、溶けにくいという特徴がある。そのため、ドラム式洗濯機にニュービーズの粉末洗剤を使う際は、お湯で完全に溶かして使うかお湯で洗濯することをおすすめする。

粉末タイプはすすぎ2回を推奨

同じく溶けにくいという理由から、ニュービーズの粉末洗剤タイプはすすぎ2回が推奨されている。溶け残りは雑菌の繁殖を招き、生乾きのイヤなにおいの原因となる場合がある。せっかく消臭効果のあるニュービーズを使っても、洗剤が残ってしまえば元も子もない。適量を守るとともに、粉末洗剤はすすぎをしっかり2回行うことを心がけよう。

柔軟剤入りのニュービーズなら柔軟剤は不要

普段から柔軟剤を愛用している方は、洗剤をセットするときに習慣で柔軟剤を加えてしまうかもしれない。だが柔軟剤入りのニュービーズは、洗剤が溶けたあとに柔軟剤が溶けるという構造になっている。そのため、柔軟剤入りのニュービーズを使うのであれば洗剤だけでOKであると覚えておこう。

4. 洗剤のニュービーズと「洗濯ビーズ」は違うもの?

同じビーズと名が付いているため、少し混乱する方がいるかもしれない。花王ニュービーズは洗濯洗剤だが、いわゆる洗濯ビーズと呼ばれる商品は汚れを落とす効果はないので注意しよう。

洗濯ビーズは香り付け専用アイテム

花王ニュービーズは衣類の洗浄はもちろん、商品によっては柔軟剤や漂白剤も含まれている洗剤だ。しかし同じビーズという名前が付いていても、洗濯ビーズは全く違うものである。具体的には、洗濯用ビーズは香り付け専用の洗濯アイテムということだ。代表的な洗濯ビーズといえばP&Gの「レノア アロマジュエル」などがある。衣類に香りを付けたい、香りを長持ちさせたい、体臭をカバーしたいときなどにはピッタリだが、汚れを落としたりふんわり仕上げたりといった効果はないので気をつけよう。

5. 洗剤ではない「洗濯ビーズ」の使い方とは?

ホームセンターやドラッグストアでよく見られるようになった洗濯ビーズ、せっかくなのでこちらの使い方についても説明しておこう。

洗濯ビーズの使い方

いつもの洗濯に洗剤を入れるタイミングで一緒に投入するのだが、その際、洗剤や柔軟剤のトレーではなく直接洗濯槽に入れるのがポイントだ。洗濯機の洗剤や柔軟剤のトレーに入れると思わぬトラブルの原因になることもあるため気をつけよう。

自分好みの香りはビーズの量で調整

洗濯ビーズはパッケージに規定量が書かれている。だが一度使ってみて香りが強すぎる、ほんのりと自然な香りにしたいといった場合もあるだろう。そのときはビーズの量を少し減らすなどして自分好みの香りに調整しよう。

結論

ニュービーズはロングセラーとなっている花王の洗剤だ。長い歴史の中でよいところは残し、時代に合わせて進化し続けていることが愛される理由だろう。一方、洗濯ビーズは香り付け専用のアイテムだ。名前は似ているがまったく違う商品なので、用途に応じて購入し使い分けよう。

(参考文献)

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  • 公開日:

    2020年3月26日

  • 更新日:

    2021年1月19日

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