1. 上手なたたみ方を学ぶメリットとは

長袖をキレイにたたむことで得られるメリットは3つある。たたみ方を学ぶ前に、基本的な知識を確認しておこう。
コンパクトになる
袖を折り込まなければならない長袖はかさばりやすい。厚手の衣服だと、引き出しやケースに収まらなくなることは多いだろう。
長袖のたたみ方を工夫すればコンパクトになる。引き出しやケースに入れられる枚数が増えるため、整理しやすいといったメリットがあるのだ。
長袖のたたみ方を工夫すればコンパクトになる。引き出しやケースに入れられる枚数が増えるため、整理しやすいといったメリットがあるのだ。
整理しやすい
長袖のたたみ方が適当だと、衣服ごとのサイズがバラバラになる。ケースや引き出しに美しく収まらないので、散らかった印象になるだろう。
上手なたたみ方をすればキレイに並べて整理できる。どこにどの衣服があるのかわかりやすいので、引き出しやケースが使いやすくなるのだ。また、出し入れするときも、たたんだ長袖がグチャグチャになりにくい。
上手なたたみ方をすればキレイに並べて整理できる。どこにどの衣服があるのかわかりやすいので、引き出しやケースが使いやすくなるのだ。また、出し入れするときも、たたんだ長袖がグチャグチャになりにくい。
シワがつきにくくなる
長袖のたたみ方が下手だと形がくずれやすい。衣服や素材によっては、たたみシワがつくこともある。
変な場所にシワがついてしまったり、クシャクシャになったりすれば、着るときに困るだろう。正しいたたみ方をすると折り目も左右対称につくので、だらしない印象にならない。
変な場所にシワがついてしまったり、クシャクシャになったりすれば、着るときに困るだろう。正しいたたみ方をすると折り目も左右対称につくので、だらしない印象にならない。
2. 長袖の基本的なたたみ方を紹介

長袖の衣服をコンパクトに収納できるたたみ方を紹介しよう。詳しい手順をわかりやすく解説するので、ぜひ実践してほしい。
簡単な長袖のたたみ方
平らな場所で広げると作業がしやすい。たたみ方のポイントは、手で軽く伸ばしながら行うことだ。
1.裏側を上にして長袖を広げる
2.左右の袖を内側に折りたたむ
3.肩から裾のラインを内側に折りたたむ
4.反対側も同じようにたたむ
5.裾を持って上に二つ折りにしたら表に返す
よりコンパクトに収納したいなら、もう一度半分にたたんでもよいだろう。たたんだときのサイズが同じになるよう調整すれば、より収納しやすくなる。
1.裏側を上にして長袖を広げる
2.左右の袖を内側に折りたたむ
3.肩から裾のラインを内側に折りたたむ
4.反対側も同じようにたたむ
5.裾を持って上に二つ折りにしたら表に返す
よりコンパクトに収納したいなら、もう一度半分にたたんでもよいだろう。たたんだときのサイズが同じになるよう調整すれば、より収納しやすくなる。
ボタンがついた長袖は?
ボタンがついた長袖の衣服でも、基本的なたたみ方は同じだ。ボタンをすべて閉めてから、丁寧にたたんでいこう。
ただし、長袖のワイシャツはシワがつきやすいので、たたんでの収納には向かない。専用のハンガーを使って、吊るすようにしよう。種類や材質で収納方法を変えることが、大事な衣服を守ることにつながる。
ただし、長袖のワイシャツはシワがつきやすいので、たたんでの収納には向かない。専用のハンガーを使って、吊るすようにしよう。種類や材質で収納方法を変えることが、大事な衣服を守ることにつながる。
3. 長袖を丸めるたたみ方とは?

薄手の長袖なら、丸めるたたみ方でコンパクトになる。引き出しに並べたり、立てたりと、収納しやすいのがメリットだ。それではたたみ方の手順を確認しておこう。
1.長袖部分を重ねて縦半分に折りたたむ
2.袖を折りたたんで胴体の部分に収める
3.首の部分から裾に向かってクルクルと丸める
ただし、生地が厚い長袖はかさばるので、丸めるたたみ方には向かない。固めの生地だとシワになるため、丸めるのは薄手のTシャツや機能性インナーに限定したほうがよいだろう。
1.長袖部分を重ねて縦半分に折りたたむ
2.袖を折りたたんで胴体の部分に収める
3.首の部分から裾に向かってクルクルと丸める
ただし、生地が厚い長袖はかさばるので、丸めるたたみ方には向かない。固めの生地だとシワになるため、丸めるのは薄手のTシャツや機能性インナーに限定したほうがよいだろう。
4. 正しいたたみ方をした長袖を収納するときのコツ

正しいたたみ方をしても、収納方法が間違っていればキレイに整理はできない。長袖を収納するときのコツを、チェックしておこう。
長袖と半袖を分ける
たたんでしまうと、長袖と半袖の違いがわかりにくい。柄やカラーが同じだと見分けがつかず、着用するときに間違ってしまうリスクがある。一度広げた後にまたたたみ直さなければならないため、無駄な手間がかかってしまう。
別々の引き出しに入れたり、定位置を決めたりすれば、間違える心配がなくなる。ブックエンドや小さなケースで仕切りを使い、正しいたたみ方をした長袖と半袖が混ざらないように整理してもよいだろう。
別々の引き出しに入れたり、定位置を決めたりすれば、間違える心配がなくなる。ブックエンドや小さなケースで仕切りを使い、正しいたたみ方をした長袖と半袖が混ざらないように整理してもよいだろう。
軽いものが上
同じたたみ方をした長袖は、重ねて収納すれば引き出しやケースにキッチリ収まる。ただし、重い衣服を上に置くと潰れてシワがつきやすくなるので注意が必要だ。
重い長袖を下に置き、軽いものが上になるように重ねていこう。また、同じサイズでそろえて重ねれば、キレイにしまえてシワもつきにくい。
重い長袖を下に置き、軽いものが上になるように重ねていこう。また、同じサイズでそろえて重ねれば、キレイにしまえてシワもつきにくい。
素材別や色別に分ける
長袖の衣服をごちゃまぜに収納すると、どこに何を入れたか覚えにくい。キッチリと分類しておけば、正しいたたみ方をした衣服の収納場所がわかりやすくなる。
たとえば、素材や着用する季節で分ければ、目的の衣服がすぐに見つかるだろう。色で分類すると統一感が出るので、キレイで選びやすい収納になる。
たとえば、素材や着用する季節で分ければ、目的の衣服がすぐに見つかるだろう。色で分類すると統一感が出るので、キレイで選びやすい収納になる。
着る頻度で収納場所を決める
正しいたたみ方をした長袖の衣服は、着る頻度で収納場所を決めると使いやすい。よく着用する衣服は、取り出しやすいところにまとめよう。
引き出しなら、背伸びしたり、屈んだりしなくても取り出せる高さを選ぶ。手前によく着るものを入れ、奥にあまり着ない衣服を収納してもよいだろう。
引き出しなら、背伸びしたり、屈んだりしなくても取り出せる高さを選ぶ。手前によく着るものを入れ、奥にあまり着ない衣服を収納してもよいだろう。
結論
長袖の衣服は、キレイなたたみ方をすることでコンパクトになる。引き出しやケースにスッポリと収まるので、収納できる量は増えるだろう。たたんだり丸めたりと、種類や収納場所によってたたみ方を変えるのがポイントだ。長袖の衣服をわかりやすく分類して収納すれば、使い勝手もよくなる。