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カーペットクリーナーのタイプは4つ。【汚れ別】上手な選び方とは

カーペットクリーナーのタイプは4つ。【汚れ別】上手な選び方とは

投稿者:ライター 松岡由佳里(まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2021年8月16日

カーペットは、意外と汚れが溜まりやすい。さらに、髪の毛や食べこぼし、皮脂など汚れの種類もさまざまだ。掃除機だけでは取り切れない汚れを取るのにカーペットクリーナーは重宝する。4つのタイプのカーペットクリーナーを比較しながら、汚れ別の選び方などを紹介しよう。

  

1. 粘着タイプのカーペットクリーナー

カーペットクリーナーのなかでも、最もポピュラーな粘着タイプ。商品名「コロコロ」が有名だ。

シートの粘着力で汚れをキャッチ

粘着タイプのカーペットクリーナーは、汚れに気が付けばコロコロと転がすだけで、髪の毛や食べかすなどの細かなゴミを取り除くことができる。最近では、インテリア感覚のケースに入ったおしゃれなカーペットクリーナーもある。

手元で使うのに便利なハンディタイプと、立ったままで広範囲のカーペットの掃除に適した柄の付いたロングタイプがある。

粘着タイプのカーペットクリーナーの選び方

粘着タイプといっても2種類あることをご存じだろうか。ひとつは粘着テープを剥がしながら使うタイプ。もうひとつは、ローラーそのものに粘着力があるタイプだ。

粘着テープを剥がしながら使うタイプは、粘着力が無くなれば後は破り取って捨ててしまえばいいので、手を汚さずに後始末ができる。

一方、ローラーそのものに粘着力があるタイプは、粘着力が弱まったらゴミやホコリを洗い落とすことで、何度でも繰り返し再生することができる。

手間で選ぶか、コストで選ぶかの選択になる。

2. ローラータイプのカーペットクリーナー

ローラータイプのカーペットクリーナーは、洋服のホコリを取るときのエチケットブラシのような働きをする。粘着タイプに比べると、ずっとカーペットにやさしい。

カーペットにやさしい

ローラータイプのカーペットクリーナーは、カーペットを傷めたくない場合に使うといい。粘着シートタイプの場合は、ホコリやゴミだけでなくカーペットの繊維自体を剥がし取ってしまう危険性がある。

カーペットの汚れが気になるところを、ローラーで前後に動かすことでブラシがホコリやゴミを絡め取ってくれる。取れたホコリやゴミは本体に集められるので、捨てるときにもラクだ。高級なカーペットのお手入れにはローラータイプのカーペットクリーナーを使いたい。

ローラータイプのカーペットクリーナーの選び方

ローラータイプには、掃除機のようなT字型で取っ手の付いたタイプと、黒板消しのようなタイプの2種類がある。どちらも使い勝手は変わらないので、しっかりと握ることができて、動かしやすいものを選ぼう。

また、ローラータイプのカーペットクリーナーは本体にゴミをためて置ける機能がある。ゴミを捨てるのに蓋を取り外し、さらにセットしなおさなければならない。この一連の動作が簡単なものを選ぶようにしよう。

3. 粉末タイプのカーペットクリーナー

粉末タイプのカーペットクリーナーは、カーペットの汚れだけでなく、消臭や香りづけなどの機能がある。カーペットの臭いが気になるときに使うといい。

細かな汚れにも

粉末タイプのカーペットクリーナーには、粘着シートではなかなか取れない汚れなどを浮き上がらせて取る働きがある。使い方は、カーペットに細かな粉末を均等に振りかけてから、掃除機で吸い取る。細かくて取り残しのあったハウスダストなども効率よく取ることができる。

粉末タイプのカーペットクリーナーの選び方

粉末タイプのカーペットクリーナーは、汚れだけでなく臭い対策にも効果を発揮する。海外製品も多く、日本人には少々匂いがキツイと感じる製品も多いようだ。

香りに敏感な人は注意したほうがよさそうだ。実際の香りを確認するか、WEBサイトのレビューなどで情報収集しておいた方がいいだろう。

4. スプレータイプのカーペットクリーナー

カーペットを丸洗いしたいけれど、なかなかできそうもない。そのようなときに使ってみたいのがスプレータイプのカーペットクリーナーだ。

汚れ落としには最適

飲み物や食べ物をこぼしてしまい、カーペットの中まで浸み込んでしまった場合、粘着テープや粉では、汚れは落ちない。そこでスプレータイプの洗剤を使ったカーペットクリーナーが活躍してくれる。

洗剤が配合されているので、油汚れをはじめとするいろいろな汚れに効果を発揮してくれる。

スプレータイプのカーペットクリーナーの選び方

スプレータイプのカーペットクリーナーは、使った後に水拭きの必要なものと必要でないものがある。また、スポンジを使って汚れを落とすタイプと先端にブラシが付いているものがある。自分にとって使い勝手のいいものを選ぶようにしよう。

5. カーペットクリーナーの選び方

カーペットクリーナーには、いろいろな種類があるが、カーペットの汚れに応じた選び方をしよう。

髪の毛など目に見える汚れをこまめに掃除したい場合は粘着タイプ

粘着タイプのカーペットクリーナーは、表面のゴミを取るのに便利だ。気になったらすぐに出せるのも使い勝手がいい。シートが使い捨てでコスパが気になるところだが、洗って何度も使えるタイプもあるので、頻度によって使い分けるといいだろう。

ハウスダストが気になる場合には粉末タイプ

カーペットの奥深くにあるハウスダストが気になる場合には、粉末タイプのカーペットクリーナーが効果的だ。とくにペットを飼っている家庭では、臭いやペットのフケなども気になるところなのでおすすめだ。

結論

カーペットの汚れは、付いたときに早めにとることが鉄則。しかし、気が付かないうちに汚れが内部に隠れてしまうことも多い。そこで、定期的にカーペットクリーナーで掃除をしよう。ひとくちにカーペットクリーナといっても、いろいろな種類がある。カーペットの汚れの種類によって使い分けることがキレイにするポイントになる。
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  • 公開日:

    2020年4月21日

  • 更新日:

    2021年8月16日

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