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洗濯機の異音の原因は?修理か買い替えかの判断基準も含め徹底解説!

洗濯機の異音の原因は?修理か買い替えかの判断基準も含め徹底解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2021年2月16日

洗濯機から聞き慣れない「異音」がすると、故障ではないかと焦ってしまうことがある。毎日使うご家庭はとくに、突然動かなくなってしまえば一大事だ。洗濯機から聞こえてくる異音と考えられる原因、修理か買い替えかの判断基準などを解説していく。

  
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1. 洗濯機からの異音とその原因

洗濯機の異音にはいくつか種類がある。実は正常運転時にも発している音を、そのとき初めて聞いたため異音に感じるケースも考えられる。とはいえ聞き慣れない音ならそれは異音であり、洗濯機が故障しないかどうかは気になるところだろう。

まずは洗濯機から聞こえてくることがある主な異音と考えられる原因を見ていこう。ただし人によって「ギーギー」が「キリキリ」に聞こえるなど、音の捉え方や表現方法には個人差があるという前提でチェックしてほしい。

ガラガラ・ガリガリ・カラカラ・カチカチなど

こうした異音はモーターの劣化や、小銭などが洗濯槽にぶつかっている、あるいはパルセーター(タテ型洗濯機の洗濯槽の底にある回転羽根)に絡まっていることなどが考えられる。もしくは洗濯機の底面などについているベルトの擦り減り、排水部分への小銭などの混入といったことが原因の場合もある。洗濯機の中を覗いて小銭が落ちていないか、パルセーターに何かが挟まれていないかなどを確認しよう。

キュルキュル

こうした異音は、ベルトの擦り減りまたは緩みなどが考えられる。ベルトは市販されており、自分で付け替えることもできる。安く済ませたい方はチャレンジしてもよいだろう。

ブーン

電源をオン・オフした直後以外にこうした異音がする場合、排水ホースに糸くずなどのゴミが詰まっていたり、給水栓がしっかり開いていなかったりすることが考えられる。まずは排水ホースを掃除してみて、解消しなければ取扱説明書を見るかメーカーに問い合わせよう。

キーキー・ギーギー

これらの異音がした場合、小銭などが原因でないときは軸受けと呼ばれるパーツに不具合が生じていることが考えられる。自分で修理するにはハードルが高いため、メーカーに問い合わせるとよいだろう。

2. 洗濯機以外に異音の原因があることも

洗濯機本体ではないところに何らかの問題があり、異音が発生しているケースもある。たとえば次のような場合だ。

洗濯物を詰め込みすぎている

洗濯機の容量以上に洗濯物を詰め込んではいないだろうか?とくに脱水時は大きな負担となり、異音が生じることがある。「◯kg」などと書かれているはずだが、これは洗濯物が乾いた状態での重さだ。寿命を縮めることにもなりかねないため、異音の有無に関わらず容量は守ろう。

洗濯機が水平に設置されていない

洗濯機が水平でない場合、ガタガタなどと異音がすることがある。とくに、洗濯機の脚の高さを調節した場合に起こりやすい。斜めになっていないか確認し、必要に応じて調節しよう。脚は調節していないというときは、防振ゴムをかませるなどしてうまく水平になるよう調節しよう。引っ越し業者や搬入業者に洗濯機を設置してもらった場合、設置直後なら電話をすれば来てもらえることもある。

床に響いてしまっている

床に洗濯機を直置きしている場合、床の材質や建物の構造(鉄骨造など)によっては響いてしまうことがある。その振動から、どこかのパーツが響いて異音のように聞こえることもある。防水パンを設置したりかさ上げ台を使ったりして床から離すなどして様子を見よう。

ランドリーラックが不安定

骨組みが細いなどやや不安定なランドリーラックを設置している場合、洗濯中の振動で揺れてしまうことがある。ギシギシなどきしむような異音は、もしかするとランドリーラックかもしれない。様子を見てみてランドリーラックが原因であればネジをしっかり締め直す、水平にする、しっかり固定するなどして対処しよう。

3. 洗濯機の正常な音が異音に聞こえるケースもある

正常時に聞こえる音、つまり本来は異常ではない音を異音と感じてしまうこともある。たとえばパナソニックのタテ型洗濯機の場合「キュッキュッ」「ゴツン」「ザーザー」「ポコポコ」などは正常としている。ドラム式洗濯機なら「ゴロゴロ」「ウイーン・ガーガー」「バタバタ」「ギュ」といった音は異音ではないとしている。

こうした、異音と思われる音についての説明は各メーカーのホームページに掲載されていることが多い(※1〜4)。実際の音を聞いて確認できるケースもあるので、ぜひチェックしてみよう。

4. 洗濯機からの異音の原因が特定できないときは?

「洗濯はできているようだからまだ大丈夫なはず」となんとなくスルーしてしまうのは避けたほうがよいだろう。故障してしまえば修理代や買い替えなどの費用がかかるし、なにより新しい洗濯機が届くまで洗濯ができなくなってしまう。それに発火などのリスクもゼロとはいいきれない。

洗濯機の異音の原因を特定できないときは、不安なまま使用を続けずメーカーの問い合わせ窓口に確認してみよう。何事もなければ安心できるし、故障の前触れなら完全に動かなくなる前に買い換えるなど素早い対応につながるはずだ。

5. 異音がする洗濯機は修理する?買い替える?

洗濯機の異音がおさまらないときは故障の前触れか、すでにどこかに不具合が生じていることが考えられる。修理や買い替えを視野に入れることになるのだが、その際の判断基準も覚えておこう。

洗濯機の寿命は何年?

使い方などによって変わるが、一般的には洗濯機の寿命は8年ほどといわれている。またメーカーが部品を保有している期間は多くが6年だ。それ以降はメーカーによって変わるが、在庫がなければ修理をしてもらえないおそれがある。なお洗濯機の「設計上の標準使用期間」というものもある。多くのメーカーは7年に設定している。

修理か買い替えかの判断基準は?

ここから考えると、異音がする洗濯機を既に6〜8年使用しているなら買い替えを検討したほうがよさそうだ。一方、購入してから5年以内、もしくは保証期間が残っている洗濯機から異音が聞こえてきたという場合は、修理を軸に考えていくとよいだろう。

修理代の目安も知っておこう

メーカーや機種、修理箇所などによって大きく変わってくるが、たとえば日立の場合、修理代の目安は13,500〜50,500円(税抜き、2021年2月時点)と幅広い。ここに出張料などが加わるため、実際にはもう少し高くなるだろう。修理代があまりに高くなりそう、かつ5〜6年など長い期間使用しているというのであれば、思い切って買い替えを検討してみてはいかがだろうか。

6. 洗濯機の「寿命」が近いときの症状も知っておこう

異音以外にも次のような症状が見られる場合、洗濯機の寿命が近づいているのかもしれない。

運転が止まってしまう

とくに洗濯物を入れすぎたり設定を誤ったりしていないのに、運転中に突如止まってしまうという場合、寿命が近づいている証拠かもしれない。頻繁に起こる場合はとくに注意が必要だ。

水漏れがする

排水ホースなどが正常に接続されており、破損なども見当たらないのに水漏れするという場合、本体に何らかの問題が生じているおそれがある。やはり寿命を疑ったほうがよいだろう。

脱水がきちんとできていない

大物を洗っているわけではない、あるいは排水ホースや排水口の詰まりなどは見られないが、なぜか脱水しきれていないという場合、ベルトの劣化などが考えられる。

焦げたようなにおいがする

内部のモーターなどが劣化し、すでに寿命を迎えているおそれがある。発火など大事故につながる前に修理や買い替えを検討しよう。

電源プラグやコードが熱を持つ

中で断線していたり、劣化によって何らかのトラブルが発生していたりすることが考えられる。すぐに使用を中止し、速やかにメーカーに問い合わせるなどしよう。

結論

洗濯機の異音には「正常時でも発生するもの」「不具合が原因で発生するもの」がある。まずはどこから異音が聞こえてくるのかを特定し、その場所をチェックすることだ。原因が特定できないときはそのままにせず、使用を中止して速やかにメーカーに問い合わせるなどしよう。

(参考文献)

  • 公開日:

    2020年4月12日

  • 更新日:

    2021年2月16日

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