1. 扇風機の分解方法と保管方法

扇風機の分解方法はとても簡単で、必要な道具もなく手で分解できる。扇風機の分解は、次の手順で行うとよい。分解掃除がすんだら、以下の方法で保管しよう。
扇風機の分解方法
1.前カバーをはずす
前カバーの多くは上下左右にクリップがついている。クリップをはずして手前に引くとカバーは簡単にはずれる。
2.羽根をはずす
羽根は中央にあるキャップやねじで固定されている。キャップやねじをはずして右に回すと羽根がはずれる。
3.後ろカバーをはずす
後ろカバーを固定しているキャップやねじを回してはずすと、後ろカバーがはずれる。はずしたキャップやねじはなくさないように、保管しておこう。
扇風機の保管方法
扇風機を保管するには3つの方法がある。どの方法で保管しても大丈夫なので、やりやすい方法を選ぶとよい。保管場所は押し入れやクローゼット、ベッドの下などがおすすめだが、湿気やホコリが少ない場所を選ぼう。
1.専用カバーをかけて保管する
市販の不織布製の扇風機専用カバーをかけて、押し入れなどに保管する。扇風機専用カバーは
インターネット通販や100均ショップで、販売されている。市販のゴミ袋を使用してもよい。
インターネット通販や100均ショップで、販売されている。市販のゴミ袋を使用してもよい。
2.分解したまま箱に入れる
扇風機は、そのままではかさばり収納しにくいので、分解掃除をした後組み立てずにそのまま箱に入れて保管する。
3.買ったときの箱に保管する
扇風機を買ったときに入っていた箱を持っていたら、その箱に入れると無駄なスペースなく保管できる。
2. 扇風機を掃除する際に用意するもの

扇風機を掃除する際に用意するものは、高価なものや購入しにくいものはない。しかし、用意するものがキチンと揃っていないと、掃除をしてもキレイにならない場合がある。用意するものの中で欠けているものがあったら掃除の前に揃えておこう。
用意するもの
・新聞紙
新聞紙は、掃除をする前に床に広げておく。扇風機は新聞紙の上で分解し、分解した部品も新聞紙の上に置くとホコリやゴミが床に付着しない。
・掃除機
掃除機はハンディタイプのものが使いやすいが、なければフロア用でよい。
・雑巾
使わなくなったタオルや布などでもよい。ハンディモップがあれば代わりに使用してもいいだろう。
・スポンジ、歯ブラシ
扇風機のカバーや羽根を洗うときに使用する。使い古しのものでよい。
・食器用中性洗剤
・重曹
重曹はがんこな汚れを落とすのに効果がある。薬局やスーパーマーケット、ドラッグストア、ネット通販などで購入できる。扇風機の掃除だけでなく、台所のレンジや換気扇などの油汚れを落とすのにも役立つ。食用としても使われており、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使用できるので、一袋購入しておくと便利である。
重曹を用意したら水100mlに対して小さじ1を溶かし、スプレー容器に入れ重曹スプレーをつくっておこう。
・洗濯用柔軟剤
新聞紙は、掃除をする前に床に広げておく。扇風機は新聞紙の上で分解し、分解した部品も新聞紙の上に置くとホコリやゴミが床に付着しない。
・掃除機
掃除機はハンディタイプのものが使いやすいが、なければフロア用でよい。
・雑巾
使わなくなったタオルや布などでもよい。ハンディモップがあれば代わりに使用してもいいだろう。
・スポンジ、歯ブラシ
扇風機のカバーや羽根を洗うときに使用する。使い古しのものでよい。
・食器用中性洗剤
・重曹
重曹はがんこな汚れを落とすのに効果がある。薬局やスーパーマーケット、ドラッグストア、ネット通販などで購入できる。扇風機の掃除だけでなく、台所のレンジや換気扇などの油汚れを落とすのにも役立つ。食用としても使われており、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心して使用できるので、一袋購入しておくと便利である。
重曹を用意したら水100mlに対して小さじ1を溶かし、スプレー容器に入れ重曹スプレーをつくっておこう。
・洗濯用柔軟剤
3. 扇風機を掃除する手順

扇風機を掃除する手順は以下の通りだ。手順を間違えると汚れが落ちにくかったり、無駄が増えたりするので手順通りに掃除しよう。
1.掃除機でホコリを吸う
まず、扇風機のカバーや羽根についたホコリを掃除機で吸えるだけ吸う。
2.水拭きする
固く絞った雑巾やタオルで羽根やカバーを水拭きする。ハンディモップを使用してもよい。
3.洗う
洗面器やバケツなどにぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かし、羽根やカバーを入れてスポンジで洗う。細かい場所を洗う場合は歯ブラシを使用するとよい。
取れにくい場合は重曹をスプレーし、20分程度放置したのち、水で洗い流す。
取れにくい場合は重曹をスプレーし、20分程度放置したのち、水で洗い流す。
4.乾かす
洗い終わったら、洗剤が残らないようによくすすいでから、完全に乾かす。
5.羽根に柔軟剤を塗る
羽根が完全に乾いたら、柔軟剤を含ませた布で羽根を拭く。羽根につくホコリは静電気が原因だが、柔軟剤には静電気を防止してホコリをつきにくくする効果があるのだ。
6.組み立てる
扇風機を分解した手順と逆の順番で組み立てて終了だ。
結論
ひとシーズン使用した扇風機のカバーや羽根には、ホコリや汚れが溜まっている。とくに羽根はカバーがついているので掃除しにくく放置しがちだ。しかし、扇風機は簡単に分解できるので、汚れが目立ったときやオフシーズン前には洗ってキレイにしておきたい。この記事を参考にして扇風機をキレイに掃除し、来シーズンに備えよう。