1. 洗濯パンとは?掃除の必要性や頻度は?
「洗濯パン」という言葉を聞き慣れない方も多いかもしれない。洗濯パンとは、一般的に洗濯機の下に設置されているプラスチック製の受け皿のことを指す。「防水パン」や「洗濯機パン」と呼ばれることもあるようだ。
家に洗濯パンが取り付けられているのは、洗濯機の水漏れを防ぐことが目的だ。洗濯パンがないと、万が一洗濯機が故障して水漏れしたときに、階下にまで水が漏れることがある。
家に洗濯パンが取り付けられているのは、洗濯機の水漏れを防ぐことが目的だ。洗濯パンがないと、万が一洗濯機が故障して水漏れしたときに、階下にまで水が漏れることがある。
掃除の必要性と頻度
ふだんは洗濯機で隠れているため、洗濯パンは見えにくい。そのため汚れに気づきにくく、掃除する必要性を感じられない方もいることだろう。
しかし洗濯パンの掃除をしないと、洗濯機の下に湿気がたまり、気がつかないうちにカビが生えることもある。また、たまったホコリや髪の毛が排水口に詰まり、水がうまく流れなくなる可能性もあるだろう。
洗濯パンの掃除は、年に2~3回程度を目安に行うといい。
しかし洗濯パンの掃除をしないと、洗濯機の下に湿気がたまり、気がつかないうちにカビが生えることもある。また、たまったホコリや髪の毛が排水口に詰まり、水がうまく流れなくなる可能性もあるだろう。
洗濯パンの掃除は、年に2~3回程度を目安に行うといい。
2. 洗濯パンの簡単な掃除方法
洗濯パンの掃除をする際、洗濯機を動かさなくても簡単にできる場合もある。洗濯パン自体の汚れがそれほどひどくなかったり、こまめに掃除していたりする場合は、洗濯機をそのままで掃除しても問題ない。
洗濯パンの掃除に使用する道具は以下の通りだ。
・隙間用ノズルをつけた掃除機
・ハンディモップ
・ぞうきん
洗濯パンの掃除に使用する道具は以下の通りだ。
・隙間用ノズルをつけた掃除機
・ハンディモップ
・ぞうきん
1.掃除機でホコリを吸い取る
まずは掃除機に隙間用ノズルを取り付け、洗濯機と洗濯パンの間に差し込んで掃除しよう。大きなホコリや髪の毛などを吸い取るくらいでいい。
2.ハンディモップを使って汚れを取る
洗濯機と洗濯パンの間にハンディモップを入れ、掃除機で取り切れなかったゴミを取ろう。伸縮できるタイプのハンディモップだと、洗濯パンの奥まで届きやすくおすすめだ。
3.洗濯パンと排水口のまわりを水拭きする
最後に、濡らしたぞうきんで届く範囲の洗濯パンを拭こう。手が届く場合は排水口のまわりも水拭きし、汚れを落として完了だ。
3. 汚れがひどい洗濯パンの掃除方法
もし洗濯パンの汚れがひどかったり、排水口が詰まったりしている場合には、洗濯機を移動して掃除する必要がある。以下の要領で洗濯パンをキレイにしよう。
1.洗濯機のホースを外して水を抜く
水道の蛇口を閉めたら、まずは蛇口から伸びている給水ホースを外す。ホースの中に水が残っていることもあるため、洗面器などで受けよう。次に排水ホースを外し、中の水を抜いておく。
2.コンセントを抜く
必ずやってほしいのは、洗濯機のコンセントを抜いておくことだ。掃除中に誤って感電しないよう、洗濯機を移動させる前にコンセントを抜き、電源を切っておこう。あわせてアース線も抜いておくといい。
3.洗濯機を動かす
洗濯機を動かし、洗濯パンが全体的に見えるように移動させよう。引きずると床を傷つけるおそれもあるので、ゆっくりと持ち上げてずらすといいだろう。
4.掃除する
あとは上で紹介したように、洗濯パンのホコリを吸い取り、ハンディモップをかけ、ぞうきんで水拭きしよう。排水口まわりのホコリや汚れもしっかり拭き取ることが大事だ。
排水口が詰まっている場合は排水口クリーナーを使うと詰まりを解消できる。フタや排水トラップを外し、排水口に排水口クリーナーを流し込み、しばらくしたら大量の水を流して様子を見よう。
洗濯パンをキレイに拭いたら、外したパーツを元に戻して完了だ。
排水口が詰まっている場合は排水口クリーナーを使うと詰まりを解消できる。フタや排水トラップを外し、排水口に排水口クリーナーを流し込み、しばらくしたら大量の水を流して様子を見よう。
洗濯パンをキレイに拭いたら、外したパーツを元に戻して完了だ。
業者に依頼することも可能
排水パンの汚れがひどく「とても自分では掃除できない」という場合は、業者に依頼するというのも1つの手だろう。洗濯機クリーニングを頼むことで、洗濯パンもキレイに掃除してもらえることが多い。お悩みの方は検討してみてはいかがだろうか。
4. 掃除後に洗濯パンをきれいに保つコツ
洗濯パンを常にキレイに保つためには、こまめに掃除することが大切だ。
気がついたときに掃除しやすくなるよう、洗濯パンの上に置いて洗濯機を持ち上げるスタンドを取り付けるのもおすすめだ。洗濯機と洗濯パンの間の隙間が広くなることで、隙間用ノズルをつけなくても掃除機を入れられるようになるだろう。
とくに排水口まわりは汚くなりやすいため、定期的に掃除するよう心がけたい。
気がついたときに掃除しやすくなるよう、洗濯パンの上に置いて洗濯機を持ち上げるスタンドを取り付けるのもおすすめだ。洗濯機と洗濯パンの間の隙間が広くなることで、隙間用ノズルをつけなくても掃除機を入れられるようになるだろう。
とくに排水口まわりは汚くなりやすいため、定期的に掃除するよう心がけたい。
結論
洗濯パンは全体が平らになっているタイプや、四隅が高くなっていて洗濯機との間に広い隙間ができるタイプなど、複数の形状がある。洗濯パンを交換したい場合は業者に頼み、自宅の洗濯機に合った洗濯パンを紹介してもらおう。カビや詰まりが発生しないようこまめに掃除して、常にキレイな状態を維持してほしい。