1. 食洗機の使い方を知る前に!メリットはある?

食洗機の正しい使い方を紹介する前に、まずは食洗機を使うメリットを見ていこう。
家事の手間や時間を減らせる
食洗機の一番のメリットといえば、食器を洗う手間や時間を減らせることだ。食器には茶碗、お椀、小鉢、皿、コップ、箸やカトラリーなどかなりの種類があるので、家族全員分を手洗いすると少なからず時間がかかる。しかし食洗機を使えば、食器をセットし電源を入れるだけで自動で洗えるため、手洗いの手間や時間を省くことができる。
手洗いするよりも食器がキレイになる
さらに食洗機は正しい使い方をすれば、手洗いよりも食器がキレイになりやすいというメリットもある。その理由には、お湯の温度と洗剤の洗浄力が関係している。
手洗いでは30℃から40℃程度のお湯を使うのに対し、食洗機では60℃から80℃程度のお湯で洗うため、より油汚れを落としやすい。さらに食洗機用の洗剤には、普通の食器用洗剤よりも洗浄力の高い成分が入っているので、汚れをスッキリと取ってくれる。
手洗いでは30℃から40℃程度のお湯を使うのに対し、食洗機では60℃から80℃程度のお湯で洗うため、より油汚れを落としやすい。さらに食洗機用の洗剤には、普通の食器用洗剤よりも洗浄力の高い成分が入っているので、汚れをスッキリと取ってくれる。
節水・省エネになる
食洗機を使うと、水道代が節約できる。「一般財団法人省エネルギーセンター」の調査によると、手洗いで使用する水量は47.45Lに対し、食洗機で使用する水量は10.8Lで済むそうだ。食洗機でお湯をためて洗う使い方は、手洗いでお湯を流しながら洗うよりも節水できるといえよう。
2. 食洗機の正しい使い方

ここからは、食洗機の正しい使い方を紹介していこう。
1.こげつきやひどい油汚れを取り除く
食洗機の使い方のコツは、こげつき、こびりつき、油汚れがひどい食器は予洗いすることだ。たとえばカレーやグラタンのこげやこびりつき、乾燥した米粒やふりかけ、ゴマなどは、そのまま食洗機で洗っても取れないことが多い。浸け置きして汚れを浮かしたり、キッチンペーパーで汚れを拭いたりしよう。
2.食洗機の中に食器をセットする
次に、食洗機に食器を並べていく。ポイントは、汚れている面が内側にくるようにセットし、食器どうしが重ならないようにすることだ。コップ類は下向きにセットし、下から噴射してくるお湯に当たりやすくしよう。
3.食洗機専用の洗剤を投入する
食器を並べ終わったら電源を入れ、食洗機専用の洗剤を投入する。洗剤の使い方は投入口に入れるだけだが、投入口がない場合は小物カゴとヒーターとの近くに入れよう。
4.運転コースを選ぶ
食洗機には複数の運転コースが搭載されている。食後すぐに運転するときは「標準コース」、汚れが強いときは「強力コース」、汚れが少ないときは「スピードコース」や「節電コース」を選ぼう。
5.食器を片づけフィルターを掃除する
運転が終わったら食器を片づけ、最後に残さいフィルターを掃除しよう。汚れが取れにくい場合は、スポンジなどを使ってこすり落とすといい。
3. 節約できる食洗機の賢い使い方

食洗機の電気代が気になる場合は、節約できる使い方を試してほしい。節約できる使い方のコツは、食器を予洗いすることだ。ひどい汚れやこびりつきは事前に落とすことで、汚れ落ちが格段によくなる。
また、多くの食器を入れてまとめ洗いするのもポイントだ。その食洗機の規定の食器点数を守りつつ、1回に洗う量をできるだけ多くしよう。
汚れが少ない場合は、節電コースを使うのもおすすめだ。たとえばパナソニックの「NP-45MD8」シリーズでは、節電コースを使うと標準コースより約46%も節電できるようだ。
節電を意識した使い方で、電気代を抑えながら食洗機を賢く洗おう。
また、多くの食器を入れてまとめ洗いするのもポイントだ。その食洗機の規定の食器点数を守りつつ、1回に洗う量をできるだけ多くしよう。
汚れが少ない場合は、節電コースを使うのもおすすめだ。たとえばパナソニックの「NP-45MD8」シリーズでは、節電コースを使うと標準コースより約46%も節電できるようだ。
節電を意識した使い方で、電気代を抑えながら食洗機を賢く洗おう。
4. 食洗機の汚れや臭いを防ぐ使い方

食洗機の内部に汚れや嫌なにおいを発生させないためにも、定期的な掃除が必要となる。
汚れやにおいを防ぐ使い方のコツは、毎回の使用後に残さいフィルターを掃除すること、月に1回程度を目安に拭き掃除やノズル清掃を行うことだ。食洗機の汚れが気になったら、食器を入れずに空洗いするのも効果的な使い方といえる。
汚れのひどい食洗機で食器を洗わないためにも、日頃から正しい使い方に気をつけたい。
汚れやにおいを防ぐ使い方のコツは、毎回の使用後に残さいフィルターを掃除すること、月に1回程度を目安に拭き掃除やノズル清掃を行うことだ。食洗機の汚れが気になったら、食器を入れずに空洗いするのも効果的な使い方といえる。
汚れのひどい食洗機で食器を洗わないためにも、日頃から正しい使い方に気をつけたい。
結論
食洗機の使い方のコツは、食器のひどい汚れを事前に落とす、内側や下向きに食器を並べる、残さいフィルターを毎回掃除するなどだ。上手に使うことで食器をよりキレイに手間なく洗えるため、使い続けているうちに「食洗機なしの生活は考えられない」と思う方も出てくるだろう。正しい使い方を守り、生活を便利にしていこう。