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布団を自宅で洗う方法とは?洗えない布団やスッキリ丸洗いのコツを紹介

布団を自宅で洗う方法とは?洗えない布団やスッキリ丸洗いのコツを紹介

投稿者:ライター 松本マユ(まつもとまゆ)

鉛筆アイコン 2021年9月 3日

毎日使用する布団は、快適な睡眠のためにも常に清潔に保ちたい。しかし布団は洗うのが難しいイメージがあり、なかなか洗えていない方もいるのではないか。今回は素材別の洗濯方法の違い、自宅で布団を洗う方法を解説していく。コインランドリーでの洗い方も紹介するので、自宅の洗濯機に布団が入らない方も参考にしてほしい。

  

1. 布団を洗うとどんないいことがある?

布団は毎日のように肌に触れるものだ。そのため人の皮脂やフケ、垢などが付着しやすく、それをエサに雑菌が繁殖しやすい。また、人は睡眠時にコップ約1杯分もの汗をかくといわれており、布団は汗も多く吸収している。汗などの湿気がたまった布団を放置すると、多湿な環境を好むカビやダニが発生するおそれもあるのだ。

こうした汚れの元は、布団を定期的に洗うことで取り除ける。布団を洗うのを怠るとアレルギーを発症する可能性もあるため、年に1~2回を目安に洗うといい。

2. 布団の種類による洗う方法の違いは?

布団を洗う方法は素材によって異なる。中には自宅で洗えない布団もあるので、事前に詰め物の素材を確認しておこう。シルクなどのデリケートな生地も洗えないため、基本的にはその布団の洗濯表示をチェックしてほしい。

羽毛布団

掛け布団の主流ともいえる羽毛布団だが、近年は撥水加工された羽毛が使われた洗濯可能なものも多い。洗濯表示を確認し、水洗いのマークがあれば洗ってもいいだろう。後ほど紹介するが、洗濯機や浴槽を使った洗濯方法がおすすめだ。また、羽毛布団が洗濯できるコインランドリーも増えているので、そちらに持っていくのもいい。
水洗いのマークがない場合は洗えないので、クリーニング店に頼もう。

綿布団

綿の詰め物を使った布団は「和布団」とも呼ばれる。これらは自宅で洗うのは難しい。自宅で洗うと詰め物がよれてしまい、綿が硬くなってしまうためだ。綿布団は専門のクリーニング店で洗おう。

羊毛布団

羊毛布団を自宅で洗うと、繊維どうしが絡まって縮んでしまう可能性がある。そのため、基本的には洗わないほうがいい。やむを得ず洗う場合は、洗濯機ではなく浴槽で手洗いしよう。洗濯機で布団を回すと繊維がこすれ、ひどく縮んでしまうためだ。

合繊布団

近年増えている合繊布団には、ポリエステルなどの合成繊維が使われている。ポリエステルは耐久性が高く乾きやすい性質のため、洗濯しても問題ない。洗濯ネットに入れて洗濯機で丸洗いしよう。

3. 自宅で布団を洗うときの方法を詳細に解説

水洗い可能なマークがついている布団は、以下のような方法で洗うといい。布団の大きさや素材に応じて検討してほしい。

洗濯機で洗う方法

洗濯機に入るサイズの布団であれば、洗濯機を使うと非常に簡単に洗える。必要なものは洗濯ネットとおしゃれ着用の中性洗剤だ。
まずは布団をキレイに折りたたみ、洗濯ネットに入れよう。洗濯機にぬるま湯を張り、おしゃれ着用の洗剤を投入する。それから布団を洗濯機に入れ、「布団コース」や「手洗いコース」で洗う。
脱水はできるだけ短時間で行い、風通しと日当たりのいい場所で乾かせば完了だ。中の詰め物まで完全に乾くよう、じっくり乾燥させよう。

浴槽で洗う方法

布団が洗濯機に入らない場合や羊毛布団を洗う場合は、浴槽の中で布団を手洗いするといい。この場合、必要なのはおしゃれ着用の中性洗剤のみだ。
まずは布団の汚れを落とすべく、表面をシャワーでサッと流す。浴槽に張ったぬるま湯を使い、洗剤を溶かしていこう。表面を流したら布団を浴槽に入れ、全体的に軽く踏み洗いする。水を取り替えて、洗剤が落ちるまで繰り返そう。
洗ったあとは浴槽の縁に布団をかけ、1時間ほど放置して中の水を抜くといい。それから風通しと日当たりのいい場所で乾かそう。

4. 布団を洗うならコインランドリーもおすすめ!

自宅の洗濯機や浴槽で洗うのが不安なら、コインランドリーを利用して布団を洗うという手もアリだろう。コインランドリーの洗濯機は容量が大きいためさまざまなサイズの布団が洗えるほか、布団に対応した洗濯機を置いている場所も増えている。さらにコインランドリーの乾燥機を使うと、高温かつ強い風量で乾燥できるため布団がふっくらしやすいというメリットも。

布団を洗うのにかかる料金は?

コインランドリーで布団を10kgの洗濯機で洗う場合、30分から40分程度の洗濯時間で料金は600円前後だ。乾燥機を使うと、30~40分程度で400~500円程度となるだろう。料金はもちろん店や地域によっても異なるが、洗濯から乾燥までで合計千円前後を目安にしておくとよさそうだ。

結論

布団は素材によっては自宅で洗うことも可能だ。ポリエステルなどの布団は洗濯機で簡単に洗えるので、こまめに手入れして清潔な状態を保ちたい。しかし水洗いできない布団や羊毛や綿などの布団は、無理に自宅で洗わずクリーニング店に持っていくほうが無難だろう。
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  • 公開日:

    2020年4月 3日

  • 更新日:

    2021年9月 3日

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