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洗濯機の廃棄方法はどれが正解?手軽に頼める業者には「落とし穴」も

洗濯機の廃棄方法はどれが正解?手軽に頼める業者には「落とし穴」も

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年4月10日

廃棄に困る家電のひとつが洗濯機だ。玄関先まで引き取りに来てくれるからと、安易に業者にお願いすると「知らずに不法投棄に加担していた」というおそれもあるため注意が必要だ。この機会にぜひ、洗濯機の正しい廃棄方法を知っておこう。

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1. 洗濯機の廃棄には「家電リサイクル法」が関わる

「洗濯機(衣類乾燥機)」は「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫(冷凍庫)」と並び家電リサイクル法の対象となる家電である。

同法は、廃棄予定のそうした家電の中からリサイクル可能な部品などを調達することで、廃棄物の量を減らす目的がある。資源の再利用、すなわち有効活用にもつながるため、環境にとっても大きな意味を持つ。

対象となる洗濯機(乾燥機)の種類

・洗濯乾燥機
・全自動洗濯機
・二槽式洗濯機
・排水機能がある小型洗濯機
・衣類乾燥機(電気式、ガス式)
・上記に同梱されている付属品(洗濯カゴなど)

これらを廃棄する際は同法の対象となるため、正しく理解しておく必要がある。業務用など一部対象外もあるが、一般のご家庭で排出される洗濯機と乾燥機はほとんど、同法に則った方法で廃棄しなければならないと考えていいだろう。

2. 洗濯機のもっともスムーズな廃棄方法

洗濯機を廃棄するもっともスムーズな方法「引き取り」について詳しく見ていこう。

洗濯機を「引き取り」で廃棄する方法

・新たに洗濯機を購入する店舗による引き取り
・購入した店舗による引き取り

洗濯機を「買い替える」場合、洗濯機を新しく購入する店舗に、引き取りと廃棄を依頼する方法がもっともスムーズだろう。搬入の際に引き取ってもらえることがほとんどなので、手間もかからない。

一方、洗濯機の買い替えではなく「廃棄のみ」が必要なら、その洗濯機を買った店舗に連絡を入れ、引き取りと廃棄をお願いしよう。引き取りの手順などは店舗ごとに異なるため、まずは問い合わせてほしい。

購入した店舗が不明または既に存在しない場合

・自治体の案内に従って廃棄をする

譲り受けた洗濯機などで購入先が分からない、そのお店がもう存在していないといった場合は、自治体が案内している方法に従って廃棄するのが最善だ。その方法は自治体ごとに異なるため、まずはホームページなどで廃棄方法について確認しよう。

また、中には購入店舗でなくとも、また買い替えではなくとも、有料で引き取りをしてくれる家電量販店もある。近所に家電量販店がある方は、そちらに問い合わせてみてもいいだろう。

指定場所に持ち込む方法もある

・郵便局またはゆうちょ銀行で「家電リサイクル券」を受け取る
・必要事項を記入し、リサイクル料金を振り込む(手数料は別途必要)
・指定の引取場所に持ち込む(支払い済みの「家電リサイクル券」一式も必要)

引き取りを依頼した場合、リサイクル料金にプラスして「運搬料」もかかるが、指定引取場所に持ち込めば運搬料はかからない。重い洗濯機を運ぶ負担はあるが、少しでも費用を抑えたいときはこうした方法もあると覚えておこう。

リサイクル料金はメーカーによって異なる

大きなバラつきがあるわけではないが、洗濯機に限らず家電リサイクル法の対象となっている家電は、メーカーによって廃棄に必要なリサイクル料金が異なる場合がある。「一般財団法人家電製品協会」のサイトでも調べることができるので、気になる方はチェックしてみよう。

3. 上記以外に洗濯機を廃棄する方法と注意点

廃棄というよりもどちらかというと「処分」だが、たとえば次のような方法もある。

洗濯機のそのほかの廃棄(処分)方法

・フリマアプリ
・ネットオークション
・リサイクルショップ
・不用品回収業者

こうした方法で、洗濯機を廃棄(処分)できる場合もある。ただ、フリマアプリもしくはネットオークションは「最適なタイミングで売却できるか分からない」「発送の手間がかかる」「個人間取引のためトラブルの可能性もある」など、リスクも理解しておこう。

また、いくらリサイクルショップと言えど、あまりに古い洗濯機などは買い取ってもらえないだろう。逆に「ウチで処分しますよ」とリサイクル料金や運搬費がかかる可能性もある。

不用品回収業者に洗濯機の廃棄を依頼する方法もある。玄関先まで来てくれるうえ、都合が合えば土日や夜間でも来てくれる便利なサービスだが、一方で注意点もあるので覚えておいてほしい。

4. 洗濯機の廃棄を違法業者に依頼するリスクと見分け方

洗濯機の廃棄を「不用品回収業者」に依頼する際の注意点を最後にお伝えしよう。知らぬ間に「不法投棄に加担していた」ことにならないためにも、きちんと理解しておくことが大切だ。

回収できるのは「一般廃棄物処理業許可」を持つ業者のみ

洗濯機に限らず、一般のご家庭から出る廃棄物は「一般廃棄物」に分類される。これを回収するには自治体から「一般廃棄物処理業」を許可されている、または「委託」を受けている必要がある。「産業廃棄物処理業許可」「古物商許可」などでは回収できないので注意してほしい。

無許可の業者に洗濯機の廃棄を任せてしまうと「不法投棄される」「法外な料金を請求される」などさまざまなトラブルの元になるため、決して依頼してはいけない。

無許可の業者かどうかを見極める方法

・大音量で町中を巡回している
・空き地などで回収している
・ポストにチラシを投函している
・インターネットに広告を出している

上記は環境省が注意喚起をしている「無許可」の廃棄物回収業者の例だ(※1)。こうした業者がすべて「違法」と言い切ることはできないが、許可を得ていない可能性があるため注意してほしい。

結論

洗濯機は「新しい洗濯機を買う店舗に引き取ってもらう」「廃棄したい洗濯機を買った店舗に引き取ってもらう」「指定引取場所に持参する」といった方法で廃棄するのが、もっとも適切で安全だ。判断に迷う場合は、まずは自治体に問い合わせてみるといいだろう。

参考文献

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