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平干しが適しているニットやセーターの写真

平干しとは?7パターンのやり方とおすすめの平干しネット6選も紹介

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2022年1月21日

「平干し」とはどんな干し方なのか、メリット・デメリットやどういった衣類を干すときに向いているのかなどを交えて解説するとともに、平干しのやり方およびおすすめの平干しネットも紹介する。平干しネット以外を使うやり方も紹介しているので、あわせて参考にしてほしい。

  

1. 平干しとはどんな干し方なのか?

ニット(セーター)の写真
平干しとは具体的にどういった干し方のことを指すのだろうか。まずはごく基本的なところから解説していこう。

文字通り「平らに干す」こと

洗濯したものを「平らな物」や「平らな場所」などに寝かせて干すのが平干しである。対してハンガーなどに掛けるのは「吊り干し」という。

【ニットなど型崩れしやすい衣類などを干すときに効果的】

水分を含んで重くなったニットなどを吊り干しすると、自重で伸びて型崩れしてしまうことがある。平干しをすればそうしたトラブルを回避できるというわけだ。高価な衣類や枕、ぬいぐるみなど型崩れさせたくないアイテムを干すときに便利なので覚えておこう。

平干しのメリット・デメリット

【平干しの主なメリット】

  • 衣類が伸びて型崩れするのを防げる
  • 洗濯バサミで形が崩れるのを防げる など
ニットや中綿のジャケットなどをハンガーで吊り干しすると、伸びたり中身が片寄ったりする。平干しをすればそうしたトラブルを防げる。ぬいぐるみや下着、リストバンドや帽子なども平干しがおすすめだ。またハンカチやハンドタオルなど、洗濯バサミで留めると形が崩れるものも平干しが効果的である。

【平干しのデメリット】

取り立ててデメリットは見当たらないが、挙げるとすれば吊り干しよりも大幅にスペースを必要とするところだろう。

2. 平干しに適した衣類とは?

「平干し」の記号が掲載されている洗濯表示の写真
具体的にどういった衣類が平干しに向いているのだろうか?

ニットなど自重で伸びて型崩れしやすい衣類

お伝えした通り、ニットのセーターなど「伸びたら困る」アイテムは、平干しがおすすめだ。おしゃれ着などどうしても型崩れさせたくないという衣類も平干しを選択しよう。

洗濯表示で平干しが指定されている衣類

【平干しの洗濯表示とは】

  • 旧洗濯表示:長袖の衣類のイラストに「平」の文字
  • 新洗濯表示:四角の中に横線
これらが描かれていれば「平干しがよい」という意味になる。

【日陰で平干し、ぬれ平干しといった記号もある】

  • 旧洗濯表示:長袖の衣類のイラストに「平」の文字と、右下に3本の斜線(A)
  • 新洗濯表示:四角の中に横線が2本(B)
  • 新洗濯表示:四角の中に横線が1本と、左上に1本の斜線(C)
  • 新洗濯表示:四角の中に横線が2本と、左上に1本の斜線(D)
上記はそれぞれ「A:日陰での平干しがよい」「B:ぬれ平干しがよい」「C:日陰での平干しがよい」「D:日陰でのぬれ平干しがよい」という意味になる。「ぬれ平干し」とは脱水せずに濡れたまま干す(濡れ平干し)という意味だ。
洗濯表示には新旧があり、まだまだ混在している状態だ。新旧で記号や意味合いも変わるため、消費者庁のホームページなどで確認しておくとよいだろう。(※1)(※2)

3. 平干しのやり方

衣類を平干しネットで平干ししているところの写真
平干しする際は「平干しネット」を使うのが一般的だ。お持ちでない方のために、どういったアイテムなのか簡単に説明しておこう。

平干しネットとは?

衣類などを寝かせてのせられるよう面になっている物干しのことで、基本的には通気性を考慮したメッシュ生地でできている。1段のものや2段のもの、円形や四角形などさまざまあるので、用途に応じて選ぼう。

平干しネットを使って平干しする方法

  • 脱水が終わった洗濯物を大きく振って形を整え、手でシワを伸ばす
  • 平干しネットにのせたら、風で飛ばされないように留める
  • 風通しのよい場所に平干しネットを吊るす(置く)だけでOK
商品にもよるが、平干しネットは意外とスペースを消費する。また面のスペースも限られているため、衣類を広げきれないことがある。そんなときは袖や裾などを一部折りたたむといったように工夫しよう。

4. 平干しネットがないときの平干しのやり方

平干しネットの代わりに使えるピンチハンガーの写真
平干しネットがなくても平干しはできる。いくつかやり方を紹介するので、できそうなものを試してみてほしい。

普通のハンガーを使って平干しする方法

ハンガーを複数用意し、三角部分にまたがるように洗濯物を通していくと、平干しネットほど平らにはならないかもしれないが吊り干しよりは型崩れを防げる。

ピンチハンガーを使って平干しする方法

ピンチハンガーをお持ちであれば、その上に洗濯物をのせて平干ししてもよい。裏側にも風が通りやすいため乾くのもそれほど時間はかからないだろう。

ランドリーバスケットを使って平干しする方法

ランドリーバスケット(洗濯カゴ)にのせるという平干しのやり方もある。通気性が悪いと雑菌が繁殖して生乾きのイヤなにおいが発生するため、できる限り穴が開いている(しかも多めが望ましい)ランドリーバスケットを使おう。

メタルラックを使って平干しする方法

収納にメタルラックを使用しているのであれば活用しない手はない。頑丈で通気性もよく平干しにピッタリだ。部屋の奥など風通しがよくない場所に設置している場合は、サーキュレーターなどで風を送るといった工夫をしよう。

浴槽のふたを使って平干しする方法

浴槽のふたをうまいこと使って平干しに近い干し方をする方法もある。ピンチハンガーやメタルラックに比べると通気性は低下するが、吊り干しや床への直置きよりはマシなはずだ。浴室に干すなら換気扇を回すなどして、できる限り速やかに乾くような工夫をしよう。

5. 100均アイテムで平干しネットを自作する方法

平干しの代わりに使えるワイヤーネットの写真
できれば市販の平干しネットを購入するのがおすすめだが、100均アイテムで自作もできる。繰り返し使う予定がないときなどは、コストがかからない自作の平干しネットを使うのもおすすめだ。

用意するもの

  • 結束バンド
  • 網目状の板(ワイヤーネットやバーベキューの網など)

100均アイテムで平干しネットを自作する方法

  • 平干ししたい衣類のサイズに合わせ、板を結束バンドでつなげる
  • つなげて1枚の大きな板にしたものを、紐で物干し竿に結ぶ
超簡易的かつ耐久性は低いが、この方法で平干しネットを自作できると覚えておこう。

6. 平干しネットの選び方

平干しネットにぬいぐるみを干しているところの写真
平干しはドラッグストアやホームセンター、通販などで手軽に入手できる。選ぶときのポイントをまとめたので参考にしてほしい。

「吊り下げタイプ」か「据え置きタイプ」か

物干し竿などに吊り下げるタイプと、床などに置けるタイプがある。「どこで使うか」「洗濯物の量・サイズ」などによって選び分けるとよいだろう。

「1段」か「複数段」か

平干しネットは面が1段のものと、2〜3段など複数段あるものなどに分かれている。当然、より多くの衣類などを平干しできるのは後者だ。平干ししたい衣類などの量や大きさに応じて選ぼう。

衣類が収まるサイズであることも重要

平干ししたい衣類がきちんとのせられるかどうかも確認しておきたい。たとえば成人サイズのニットは広げて干すため、70cm程度の大きさがほしい。

外に干すならバンドやガード付きがおすすめ

ベランダなどで平干しをするなら、風で飛ばないように固定できるバンドやガードが付いているものがおすすめだ。

収納のしやすさも忘れずにチェックしておこう

平干しを使用しないときの収納性も考慮しておけるとよい。折りたためるタイプであれば、洗濯機の横など限られたスペースにも収納しやすいだろう。

7. 平干しネットのおすすめ6選

平干しネットの写真
せっかくなので、おすすめの平干しネットも紹介しておこう。

ニトリ「平干し洗濯ネット 2段(LGY)」

吊り下げタイプの平干しネットだ。フック部分にはロックが、ネットの縁にはガードが付いている。使わないときは丸めてコンパクトに収納できる。

ダイソー「2段セーター干しネット」

同じく吊り下げタイプの平干しネットだ。上段は平らなネットで、下段の縁にはガードが付いている。使用しないときはたたんでコンパクトに収納できる。

3COINS「衣類干しネット」

こちらも吊り下げタイプの平干しネットだ。耐荷重は1段1Kg以下、全体で1.7Kg以下である。抗菌機能付きで、清潔に使えるのが特徴だ。

積水樹脂「セーター干しネット」

文字通りセーター用の平干しネットだが、靴下などの小物も並べて平干しできる。72cm角と大きめだが、折りたたんでコンパクトに収納できる。

内海産業「便利な二段平干しネット」

2段になっている平干しネットだ。最大で直径60cmまで広がるので、ニットを同時に2枚干せる。また吊り下げれば室内干しにも活用できる。

ダイヤ「お部屋で平干しネット」

アーチ状の独特なフォルムが印象的な平干しネットだ。床に直置きしても下に風が通るよう設計されている。花粉の時期などにも重宝しそうだ。

8. 平干しをマスターして大切な衣類を長く着続けよう

キレイにたたんで積み重ねられたニットやセーターの写真
平干しは、ニットなど自重で伸びやすい衣類の型崩れを防ぐために有効な干し方だ。平干しネットを使うのがおすすめだが、なくてもさまざまな方法で代用できる。ただしその場合、下にも空気が通るよう通気性を意識することが大切なので覚えておこう。
なお洗濯表示は、干し方の記号の掲載が必須ではない。したがって本来平干ししたほうがよい衣類でも、洗濯表示だけでは確認できない場合がある。そのときは「型崩れさせたくない衣類かどうか」などで判断しよう。平干しをマスターして、ぜひ大切な衣類を長く着続けてほしい。

結論

文字通り「洗濯物を平らに寝かせて干す」平干しには、衣類が伸びたり型崩れしたりするのを防ぐなどさまざまなメリットがある。ダウンの中綿が片寄ってしまうのを防ぎたいときなども平干しが有効なので覚えておこう。
(参考文献)
  • 公開日:

    2020年4月 5日

  • 更新日:

    2022年1月21日

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