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スプレー缶の捨て方を再確認!誤った捨て方がどれだけ危険か分かる?

スプレー缶の捨て方を再確認!誤った捨て方がどれだけ危険か分かる?

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年4月 5日

殺虫剤やヘアスプレー、制汗剤など日常生活の中でスプレー缶を使う場面は意外と多い。ところでそのスプレー缶だが、正しい捨て方を知っているだろうか?正しい捨て方や、誤った捨て方をした場合の危険性などについて再確認していこう。

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1. スプレー缶は「捨て方」が重要な理由

気化したガスの圧力によって、中身を霧状または泡状などにして噴射する仕組みを持った製品を「エアゾール製品」と言う。一般的にスプレー缶と呼ばれる製品は、ほとんどがそのエアゾール製品だ。

一例だが「消臭剤」「芳香剤」「ガラスクリーナー」「エアコン洗浄剤」「ヘアスプレー」「塗料」「殺虫剤」「冷却スプレー」「クルマの曇り止め」などのスプレー缶はエアゾール製品である。

こうしたスプレー缶にはガスが使われているため、とにかく捨て方が重要になる。その理由を改めて確認していこう。

スプレー缶は「捨て方」が重要な理由

「そんなことは分かっている」というレベルで申し訳ないが、スプレー缶は正しい捨て方をしないと「爆発」「火災」などのおそれがある。

たとえば、本来捨て方としてはNGなのだが「中身が残ったまま」のスプレー缶を捨てたとしよう。

自分は「もう捨てたものだからOK」かもしれないが、ゴミ処理場で圧縮処理する際、ガスが漏れて金属同士の摩擦などで引火すれば、大爆発の危険性がある。あるいは、ゴミ収集車が運搬中に何らかの原因で爆発したりすれば、大惨事になりかねない。

マンションの集積所にそのままポイとすれば、ほかの住人や管理人、清掃員などが事故に巻き込まれてしまうリスクすらある。

スプレー缶を扱う以上、一人ひとりが捨て方に細心の注意を払うことが大切であると、改めて肝に銘じておこう。

2. スプレー缶の適切な捨て方とは

スプレー缶の適切な捨て方や、穴あけの必要性などについて解説する。

なお、捨て方は自治体によって異なるケースがある。ここでは「神奈川県川崎市」「東京都港区」「岡山県倉敷市」「福島県郡山市」の捨て方を紹介するが、いずれも令和2年3月30日時点で確認できたものだ。最新情報については、各自がお住まいの自治体のホームページなどで確認してほしい。

川崎市の捨て方

1.中身が残っているものは、火気のない屋外で中身を出し切る
2.空き缶として出す

川崎市では、使い切ったあとであれば空き缶として出すのが正しい捨て方のようだ。なお穴あけは「不要」としている。

港区の捨て方

1.中身を使い切る
2.「キケン」「スプレー缶」などとゴミ袋に明記する
3.ほかの不燃ゴミとは分け、別の袋で出す

港区のスプレー缶の捨て方は、川崎市よりも細かい。中身を使い切るのは同じだが、そのうえでゴミ袋に明記し、ほかの不燃ゴミとは別の袋で捨てるようにとしている。ただし川崎市と同じく穴あけは不要だ。

倉敷市の捨て方

1.中身が残っているものは、風通しのいい屋外で出し切る
2.中身が空であることを確認したら、穴をあける
3.資源ゴミ(一部の地区では不燃ゴミ)として出す

倉敷市の捨て方は以上。こちらは川崎市や港区と違い、穴あけが必要になる。

郡山市の捨て方

1.中身を使い切る(残っているときは屋外で使い切る)
2.火の気がなく、風通しがいい屋外で穴をあける
3.スプレー缶だけでひとつの袋に入れ、資源ゴミとして出す

郡山市の捨て方でも、穴をあけるよう明記されていた。

穴あけの必要性について

ご覧のように、スプレー缶の適切な捨て方として、穴あけを「必要」としている自治体と「不要」としている自治体があった。たとえば港区は、大変危険であるため不要としている。

マイナスドライバーなどでスプレー缶に穴をあけた場合、金属同士の摩擦で火花が散るなどし、残っていたガスに引火するおそれも考えられる。もしかすると、穴あけ不要とはこうしたことが理由かもしれない。

「穴をあける」としている自治体でも、難しいときや不安なときはムリをせず、一度自治体に相談してみるといいだろう。

3. スプレー缶の適切な捨て方を再認識しよう

スプレー缶の捨て方をまとめると「1.中身は使い切る」「2.中身が残っているときは火気のない、風通しのいい屋外でガスを抜く」「3.自治体の捨て方に従って出す」となる。

お伝えしたように、スプレー缶は自治体ごとに捨て方が異なる。トラブルを未然に防ぐためにも、ルールはかならず守るとともに不明な点があれば自治体に確認しよう。

また、大量に余ったスプレー缶の捨て方は今回お伝えした方法と異なる場合もある。その際も、まずは自治体に確認し、ルールに則って処分してほしい。

結論

誤ったスプレー缶の捨て方による事故は、後をたたない。捨て方を間違えれば自分だけではなく、ほかの方々の命を危険にさらすことにもなりかねないと再認識することが大切だ。一人ひとりが正しい捨て方を認識し、実践していこう。

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