1. 洗濯機の「におい」とその原因
洗濯機や衣類、それに洗濯機の周りなどからイヤなにおいが漂ってくる場合、どういった原因が考えられるのかを見ていこう。
「洗濯した衣類など」がクサイ!
・すすぎが不足している
・風呂の残り水(湯)を使用した
・洗剤の量が規定よりも少ない
・脱水が終わったあとも放置していた
・柔軟剤が規定量よりも多かった
・洗い時間を短く設定していた
・洗濯槽がカビだらけだった
衣類などの洗ったあとの洗濯物に付着したにおいは、雑菌によるものがほとんど。上記のような原因で、雑菌が繁殖したり落としきれなかったりすると、においが生じることがある。
・風呂の残り水(湯)を使用した
・洗剤の量が規定よりも少ない
・脱水が終わったあとも放置していた
・柔軟剤が規定量よりも多かった
・洗い時間を短く設定していた
・洗濯槽がカビだらけだった
衣類などの洗ったあとの洗濯物に付着したにおいは、雑菌によるものがほとんど。上記のような原因で、雑菌が繁殖したり落としきれなかったりすると、においが生じることがある。
「洗濯槽」がクサイ!
・グリスやゴム、プラスチックなどが特有のにおいを発している
・洗濯槽がカビだらけだった
・洗濯機に何らかの不具合が発生している
とくに新しい洗濯機の場合、グリス、ゴム、プラスチックなどが持つ特有のにおいがすることがある。また、洗濯槽にカビがびっしりこびりついていると、生臭さ、汗臭さ、カビ臭さのようなにおいを感じることがある。「焦げ」のようなにおいがしたときは、洗濯機に何らかの不具合が生じている可能性がある。念のため使用を中止しよう。
・洗濯槽がカビだらけだった
・洗濯機に何らかの不具合が発生している
とくに新しい洗濯機の場合、グリス、ゴム、プラスチックなどが持つ特有のにおいがすることがある。また、洗濯槽にカビがびっしりこびりついていると、生臭さ、汗臭さ、カビ臭さのようなにおいを感じることがある。「焦げ」のようなにおいがしたときは、洗濯機に何らかの不具合が生じている可能性がある。念のため使用を中止しよう。
「洗濯機周辺」がクサイ!
・排水トラップに封水が溜まっていなかった
・排水口のお手入れ不足で汚れが溜まっていた
洗濯機周辺で気になるにおいの筆頭といえば、下水臭だ。通常、排水口には「排水トラップ」と呼ばれる構造部があり「封水」という水が溜まっている。
たとえば、キッチンのシンク下の排水管をイメージしてみよう。ストレートではなく途中で「S字」を描いているはずだが、そこに水(封水)が溜まるおかげで下水からのにおいや害虫が上がってくるのを防げている。
洗濯機の排水口の場合、形はやや違うこともあるが、同じように排水トラップがあり封水が溜まっているため、普段は下水のにおいがしない。しかし、何らかの原因で封水が減ってしまうと下水臭がのぼってきてしまう。
もしくは単純に排水口に汚れが溜まっているか、どちらかだろう。
・排水口のお手入れ不足で汚れが溜まっていた
洗濯機周辺で気になるにおいの筆頭といえば、下水臭だ。通常、排水口には「排水トラップ」と呼ばれる構造部があり「封水」という水が溜まっている。
たとえば、キッチンのシンク下の排水管をイメージしてみよう。ストレートではなく途中で「S字」を描いているはずだが、そこに水(封水)が溜まるおかげで下水からのにおいや害虫が上がってくるのを防げている。
洗濯機の排水口の場合、形はやや違うこともあるが、同じように排水トラップがあり封水が溜まっているため、普段は下水のにおいがしない。しかし、何らかの原因で封水が減ってしまうと下水臭がのぼってきてしまう。
もしくは単純に排水口に汚れが溜まっているか、どちらかだろう。
2. 原因別・洗濯機の「におい」の取り方
続いて、洗濯機や衣類、洗濯機の周りで発生するにおいの対処法を紹介する。心当たりがあるところから試して、様子を見てみよう。
「洗濯した衣類など」のにおいの取り方
・すすぎ不足→回数を増やす
・風呂の残り水→使用しない(入浴剤を使った場合はとくに)
・洗剤や柔軟剤の過不足→規定量を守る
・洗い時間が短い→適切な運転コースを選択する
・脱水後に放置した→脱水が終わったらすぐに取り出して干す
・洗濯槽にカビが生えている→洗濯槽を掃除する
いわゆる「対症療法」でにおいが解消するか試してしよう。洗濯槽のカビは、市販の槽洗浄クリーナーを使って落とせる。ネットショップやドラッグストアなどで簡単に手に入るが、ドラム式には使えない、など商品によって注意があるため購入前に確認しておこう。
・風呂の残り水→使用しない(入浴剤を使った場合はとくに)
・洗剤や柔軟剤の過不足→規定量を守る
・洗い時間が短い→適切な運転コースを選択する
・脱水後に放置した→脱水が終わったらすぐに取り出して干す
・洗濯槽にカビが生えている→洗濯槽を掃除する
いわゆる「対症療法」でにおいが解消するか試してしよう。洗濯槽のカビは、市販の槽洗浄クリーナーを使って落とせる。ネットショップやドラッグストアなどで簡単に手に入るが、ドラム式には使えない、など商品によって注意があるため購入前に確認しておこう。
「洗濯槽」のにおいの取り方
・グリスやゴム、プラスチック→そのまましばらく様子を見る
・洗濯槽にカビが生えている→洗濯槽を掃除する
・洗濯機の不具合→販売店、メーカーなどに問い合わせる
新品の洗濯機から漂うグリス、ゴム、プラスチックといったにおいは、時間とともになくなることがほとんどだ。そのまま使い続けて様子を見てほしい。焦げのようなにおいは、洗濯機内部で何らかのトラブルが生じている可能性が高い。できるだけ早く、販売店やメーカーに問い合わせよう。
・洗濯槽にカビが生えている→洗濯槽を掃除する
・洗濯機の不具合→販売店、メーカーなどに問い合わせる
新品の洗濯機から漂うグリス、ゴム、プラスチックといったにおいは、時間とともになくなることがほとんどだ。そのまま使い続けて様子を見てほしい。焦げのようなにおいは、洗濯機内部で何らかのトラブルが生じている可能性が高い。できるだけ早く、販売店やメーカーに問い合わせよう。
「洗濯機周辺」のにおいの取り方
・排水トラップの封水不足→封水を溜める
・排水口のお手入れ不足→排水口を掃除する
排水トラップに封水を溜めるときは「洗い」「脱水」で運転させよう。排水口のお手入れをする際は排水ホースを外してから、排水口のふたなど外せる部品を順に外して水洗いをする。キレイになったら、外したときと逆の手順で取り付ければ完了だ。
なお、ドラム式洗濯機の場合、排水フィルターの汚れも下水臭の原因になることがある。お手入れ方法は取扱説明書に記載されているはずなので、チェックしておこう。
・排水口のお手入れ不足→排水口を掃除する
排水トラップに封水を溜めるときは「洗い」「脱水」で運転させよう。排水口のお手入れをする際は排水ホースを外してから、排水口のふたなど外せる部品を順に外して水洗いをする。キレイになったら、外したときと逆の手順で取り付ければ完了だ。
なお、ドラム式洗濯機の場合、排水フィルターの汚れも下水臭の原因になることがある。お手入れ方法は取扱説明書に記載されているはずなので、チェックしておこう。
3. 洗濯機の「におい」を防ぐには?
最後に、洗濯機や衣類、洗濯機の周りに発生するにおいを防ぐポイントをお伝えしよう。いずれもすぐに実践できるにおい対策なので、ぜひ今日からでも試してほしい。
洗濯機のふたは開けておく
洗濯槽の中は湿気が溜まりやすい。使用後はふたを開けて乾燥させておこう。カビや雑菌の繁殖によるにおいを予防するためだ。
洗濯物を溜めない
洗濯槽の中に、洗濯物を長時間入れっぱなしにすると雑菌が繁殖してイヤなにおいが発生する。洗う直前に投入するか、こまめに洗濯をするようにしよう。
お風呂の残り水(湯)は洗うときのみ
お風呂の残り水ですすいでしまうと、雑菌が衣類などに付着してしまうおそれがある。どうしても残り水を使いたいときは「洗い」のみにしよう。
定期的に排水口や洗濯槽を掃除する
排水口、洗濯槽はこまめお手入れをして汚れを溜めないようにすることが大切だ。ドラム式洗濯機なら、糸くずフィルターなど各種フィルターのお手入れも欠かさないようにしよう。
結論
洗濯機や衣類、洗濯機の周りから漂ってくるにおいには、何かしらの原因がある。お伝えしてきた対処法や予防策を講じて、においが解消するか様子を見てみよう。ただし「焦げ」など機械的なにおいは故障の可能性もある。その場合はすぐに販売店やメーカーに問い合わせてほしい。