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洗濯表示は新旧でニュアンスが異なる!正しく理解して失敗を防ごう!

洗濯表示は新旧でニュアンスが異なる!正しく理解して失敗を防ごう!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年4月22日

現行の洗濯表示は、平成28年12月1日より使われるようになったものだが、それ以前に使われていた洗濯表示とは若干、ニュアンスが異なるのをご存知だろうか?うっかりミスを防ぐためにも、この機会に正しく理解しておくことをおすすめする。

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1. 新旧洗濯表示の「捉え方」の違いについて

平成28年11月30日までの旧洗濯表示は「指示」や「推奨」を意味するものだった。ところが、同年12月1日以降の新洗濯表示では「上限」を表すものに変わっている。これが何を意味するのか、もう少し詳しく説明しよう。

新旧洗濯表示の捉え方の違い

旧洗濯表示では「このように処理してください」という意味だったものが、新洗濯表示では「それを超える温度などで処理をした場合、繊維がダメージを受けてしまうおそれがある」という意味に変わっている。

このニュアンスの違いを正しく理解しておらず、「少しくらい大丈夫だろう」と捉えてしまうと、思わぬトラブルを招きかねない。とくに、大切にしたい衣類などを洗濯するときのためにも、洗濯表示についての基礎知識を身につけておこう。

洗濯表示が変わった理由は?

分かりやすくいえばグローバル化がきっかけ。日本は、これまで独自の洗濯表示を使用してきたが、衣類などが普通に国境を超える時代となり状況が変わった。

洗濯表示が統一されていないことが原因で、世界各地で混乱を招くおそれがあることから、国際規格に合わせて洗濯表示を変更したのだ。

2. これだけは知っておきたい!洗濯表示の基本

「新」洗濯表示といっても、すでに3年以上が経過しているため見慣れている方も多いかもしれない。だが、まだまだ新旧の洗濯表示が入り乱れている状態だ。それに、今日まで意識してこなかったという方もいるだろう。念のため、新洗濯表示で最低限、押さえておきたい記号や数字などの意味をおさらいしておこう。

これだけは知っておきたい洗濯表示

1.家庭洗濯は「洗濯桶」
2.漂白は「三角形」
3.乾燥は「四角」
4.アイロン仕上げは「アイロン」
5.商業クリーニングは「丸」

これらが「基本記号」と呼ばれ、洗濯表示の左から1〜5の順に並んでいる。

ただし「家庭洗濯」「漂白」については表記が必須となっているが、それ以外は省略されていることもある。その場合は「省略された記号の中でいちばん厳しい処理を行える」と捉えよう。

たとえば、アイロンは一般的に「低温」「中温」「高温」の表示があるが、アイロンの記号そのものがなければ「高温」で処理できる、ということだ。

あわせて覚えたい付加記号と数字

【強さ】
洗濯桶の下に「―」とあれば弱い力で、「=」なら非常に弱い力でという意味になる。洗濯桶の下に何もなければ通常の強さでいい。

【温度】
アイロンなら「●(低温)」「●●(中温)」「●●●(高温)」、それ以外は数字で上限温度が書かれている。

【禁止】
いずれの記号であっても「×」が付いていれば禁止ということになる。

3. 新旧洗濯表示についてもっと詳しく知りたいときは

洗濯表示の変更にともない、記号の種類は従来の22種類から倍近い41種類にまで増えた。基本記号を押さえておけばおおよそ分かるが、中にはやや複雑なものもある。

細かい洗濯表示の例

【三角(漂白)の中に斜線2本】
酸素系漂白剤はOK、塩素系漂白剤はNG

【四角(乾燥)の中に縦線2本と右斜め上に斜線1本】
日陰で濡れ干し

【四角(乾燥)の中に丸、さらにその中に黒丸2つ】
排気温度80度を上限にタンブル乾燥ができる

これらは一例だが、いくつかの記号と数字などが組み合わさると一気に難しくなってしまう。慣れればなんてことはないのだが、迷ってしまう方も多いだろう。そこで、洗濯表示に迷ったときのために便利なサイトを紹介しておく。

洗濯表示の判断に迷ったら

今回紹介してきた「洗濯表示の概要」をもっと詳しく知りたい方は、内閣府大臣官房政府広報室が運営する政府広報オンラインの「暮らしに役立つ情報」を見てみよう(※1)。

もっと詳しく新洗濯表示について知りたいときは、消費者庁の「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」が便利だ(※2)。なお消費者庁のサイトでは、旧洗濯表示「洗濯表示(平成28年11月30日まで)」も確認できる(※3)。

結論

現行の洗濯表示は国際規格なので、海外に旅行や出張に行く機会が多い方、海外ブランドの衣類などをよく購入する方などは、ぜひ覚えておくといいだろう。迷ったときは消費者庁などのサイトを参考にしてほしい。正しく理解して、トラブル防止に役立てよう。

参考文献

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