1. 折りたたみバケツのメリット
折りたたみバケツには、アウトドアシーンから普段使いまで一般的なバケツにないメリットがある。
携帯性に優れている
折りたたみバケツは、その名の通り全体を簡単に折りたたむことができ、使わないときには板状にしておくことができる。そのため一般的なバケツに比べてかさばらずに、持ち運びに便利だというメリットがある。
耐久性に優れている
プラスチックでできた一般的なバケツよりも、布やシリコン樹脂などで作られている折りたたみバケツは衝撃に強く、落としても割れるなどの破損が起こりにくい。
収納性に優れている
一般的なバケツは、大きいものだと収納に困ってしまう。しかし折りたたみバケツであれば、どんなに大きくても小さくして収納できるので、使わないときの収納スペースに困ることはない。
2. 折りたたみバケツの種類
折りたたみバケツと言ってもいろいろな素材があり、それぞれ特徴がある。使い勝手や目的に合わせて選ぼう。
樹脂製
シリコンなどの樹脂製折りたたみバケツは、中に水が入っていなくても自立しやすいのが特徴だ。折りたたみやすさと自立できるくらいの硬さのバランスがよく、使いやすい。衝撃を吸収して、壊れにくく耐久性に優れている。
布製
とにかく小さくたたんで収納できるのが特徴だ。さらに、軽量という点も見逃せない魅力だ。耐久性という点では樹脂製には劣るが、最近では布製でも耐久性に優れた製品が数多く出ている。釣りなど、できるだけ荷物を軽くしたいときにはおすすめの折りたたみバケツだ。
ビニール製
ポリ塩化ビニルを使った折りたたみバケツは、いろいろな用途に使いやすいのが特徴だ。取っ手などにプラスチックや金属を併用しているタイプやフタ付きタイプ、野菜や食品を入れておく大容量タイプなど目的に合わせて選べる。
3. 折りたたみバケツの選び方
折りたたみバケツは、素材だけでなくいろいろなタイプのものがある。どのような点に着目して選んだらいいのだろうか。
大きさで選ぶ
大は小を兼ねるというけれど、目的に合わせた大きさで選ぶことが大切だ。まず、折りたたみバケツで水を運ぶ場合は、水を一杯に入れたときに一人で持って歩ける大きさなのかを考えて選ぼう。水だけでなく、食材なども入れて運ぶ目的の場合には、大容量タイプの方が便利だ。
形で選ぶ
折りたたみバケツには、実にいろいろな形状がある。一般的なサークルタイプをはじめ、スクエアタイプ、バスケットタイプ。そのほかにもフタ付き、ショルダーストラップ付きなどがある。自分が最も使用頻度の高いシーンをイメージして、使い勝手のよい形を選ぼう。
4. 折りたたみバケツの使い方
折りたたみバケツの使い方は、工夫次第で驚くほど多彩だ。アウトドアだけで終わらせておくのはもったいない。
自宅での足湯
足湯をするのに、わざわざ湯船にお湯を沸かすのは面倒だ。かといって洗い桶では深さが足りない。そのようなとき、深さのある折りたたみバケツは便利だ。使わないときには、折りたたんで洗面所の隙間に挟んでおけば邪魔にならない。折りたたみバケツがあれば、いつでも自宅で気軽に足湯を楽しめる。
ペットの水飲み
ペットと散歩に行ったとき、小型の折りたたみバケツを携帯しておけば公園の水飲み場の水を入れて、飲ませることができる。小さく折りたためるので、散歩グッズ一式の中に入れておけば、いつでも取り出すことができる。
洗濯物の浸け置き洗いに
洗濯物を浸け置き洗いするシーンは、たびたびある。洗面所やシンクを使うと、浸け置きしている間使えないという不便さがある。大きなたらい桶は、使った後の収納に困ることが多い。折りたたみバケツがあれば、専用の浸け置き場として確保することができ、使い終わったときの収納場所も選ばない。
結論
折りたたみバケツは、もはやアウトドアだけのためではない。限られたスペースを有効利用するためにも一般的なバケツから、折りたたみバケツへと発想を転換してもいいのかもしれない。最近の折りたたみバケツは、さまざまな機能や耐久性の優れたものもたくさんあるので、ぜひ手に取って使い勝手を確認してみよう。