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真鍮にできたサビ。家にある身近なもので簡単に落とす方法と注意点

真鍮にできたサビ。家にある身近なもので簡単に落とす方法と注意点

投稿者:ライター 松岡由佳里(まつおかゆかり)

2020年4月12日

真鍮でできたアクセサリーやドアノブに、何やら緑色のものが。それは、「緑青(ろくしょう)」というサビだ。真鍮のサビは、衣類などに色移りしてしまうので早めに対処しておきたい。真鍮のサビは、家にある身近なもので落とすことができる。その方法と注意点を紹介しよう。

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1. 真鍮とは?サビやすいの?

真鍮は、私たちの身近にある金属だ。最近では、アンティーク愛好家にも人気がある。真鍮について基本的なことを知っておこう。

そもそも真鍮とは

真鍮が発明されたのは、古代ローマ時代。日本に伝来したのは江戸時代といわれる。真鍮は「銅」と「亜鉛」を混ぜて作った金属で、とくに亜鉛が20%以上配合された金属のことを指す。英語では「brass」といい、ブラスバンドの名前の由来ともなっている。

実は、私たちの最も身近にある真鍮は硬貨の「五円玉」だ。このように、真鍮は私たちのすぐ近くにあって、いろいろと役立っている。

真鍮かどうか見分ける方法

真鍮は耐久性と加工のしやすさなどから鉄や銅などの金属をメッキするのに使われることも多い。100%真鍮であれば、磁石は引き寄せられないが、鉄や銅を真鍮でメッキ処理している場合には、磁石が引き寄せられるから見分けることができる。

真鍮のサビの原因

真鍮は、比較的耐久性のある金属だが、水分に弱い特性を持っている。アクセサリーでは、汗や水分に触れてしまうことで、酸化してしまう。また、経年変化により酸化して黒ずみやサビがあらわれる。真鍮のサビは鉄のような赤サビではなく、緑色の緑青と呼ばれるサビが浮いてくる。

2. 真鍮のサビの取り方とは?

真鍮に緑青というサビが出始めたら、できるだけ早く取るようにしよう。とくに人体に有害なことはないが、洋服などに色移りすると厄介だ。

酢を使った真鍮のサビの取り方

黒ずんでしまったり、サビが浮き上がってしまった真鍮を元の輝きに戻したい場合、どの家にもある酢を使う。落とし方は簡単で、お皿などに酢を入れてキレイにしたい真鍮を浸すだけだ。

浸す時間は3分程度。酢から取り出したら、水でしっかりと洗い流し、柔らかい布で水気を取る。ここで水気が残ってしまうと、再び酸化が始まってしまうので注意しよう。

酢の匂いが気になるという場合は、クエン酸やレモンで代用してもいいだろう。

重曹ペーストを使った真鍮のサビの取り方

酢を使ったサビの取り方は、真鍮をピカピカにしてくれる。浸けておくだけで簡単だが、一方で真鍮のアンティークの風合いを残したい場合もある。そのようなときには、重曹ペーストを使うといい。

重曹2に対して水1を混ぜた重曹ペーストを作る。柔らかい布にペーストを付けて、やさしく擦っていく。凹凸が複雑なアクセサリーなどは、綿棒などを使うといいだろう。時間はかかるが、真鍮のアンティーク感は残せる。

磨き終わったら、水でペーストをしっかりと洗い流し、乾拭きして酸化を防ごう。

3. 真鍮のサビを取るときの注意点は?

真鍮のサビを取るのは、家にあるものや比較的安価なクエン酸、重曹などを使うことで簡単にキレイになる。真鍮を傷めずにサビを取るために、いくつか注意するポイントがある。

酢に浸けすぎない

酢は真鍮の表面に付着したサビを落とす作用があるが、同時に真鍮自体の表面を溶かしてしまう作用もある。そのため、浸ける時間が長くなればなるほど真鍮が溶けだして変色の原因になる。

酢に浸ける場合には、汚れ具合によるが2~5分程度に留めておこう。

ゴシゴシ擦らない

真鍮のサビを重曹ペーストで擦り取る場合、あまり力を入れて擦りすぎると真鍮に傷がついてしまう可能性がある。重曹には、研磨作用があるため表面を傷つけないようにやさしく擦ることが大切だ。

4. サビができないようにする真鍮のお手入れ方法とは?

真鍮にサビができないようにするためには、普段からのお手入れが欠かせない。

乾燥させる

とくに、真鍮製のアクセサリーや時計など身に着けるものは、汗をはじめとする水分が付きやすい。真鍮は水分に反応してサビができやすいため、アクセサリーを外した後は、必ず柔らかい布で乾拭きするようにしよう。

外気に触れさせない

真鍮のサビは外気の酸化によっても発生してしまう。長い時間、通気性の悪い場所に保管するとサビの原因になる。その場合は、除湿シートなどを活用するといいだろう。

また、空気による酸化を防ぐために、密閉袋に保管しておくこともおすすめだ。

結論

真鍮には独特のアンティーク感があり、家の装飾などでは、サビである緑青をわざわざ残す場合もあるくらいだ。しかし、ドアノブやカトラリー、アクセサリーなどにサビが付いては困ってしまう。普段からサビが出ないように、水分をよくふき取り、手入れをしっかりしておこう。

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