1. ドアハンガーのメリット

ドアの上部に引っ掛けて設置し、服やコート類、帽子、カバンなどの小物を掛けられるドアハンガー。ここではドアハンガーの主なメリットを紹介していく。
スペースを有効活用できる
ドアハンガーを使うと、ドアを収納スペースとして使える。狭い家やクローゼットが少ない家でも、ドアハンガーに小物を掛けて収納することでデッドスペースを活用できるのだ。
取り外しが簡単
ドアハンガーはドアさえあれば手軽に取り付けられるため、設置がこの上なく簡単だ。設置場所を変えたいときにもスムーズに移動させられ、融通が非常に利きやすい。
外出の準備がすぐにできる
よく使うものをドアハンガーに掛けておけば、外出の際にすぐ準備できる。さらに、玄関のドアにドアハンガーをつけてよく着るコートを掛けておくと、サッと羽織って出かけられるのもポイントだ。
インテリアにもなる
オシャレなデザインのドアハンガーも多いため、インテリアになるというメリットもある。帽子やカバンをドアハンガーにまとめて掛けることで、「見せる収納」を実現できるだろう。
2. ドアハンガーの種類

ドアハンガーには、L字型・横型・縦型などの種類がある。それぞれの種類で特徴や掛けるのに向いているアイテムが異なるため、自分に合ったタイプを選んでほしい。
L字型
横から見るとL字型になっているドアハンガー。ドアに掛けると、フックの部分がドアに対して垂直になる。フックが1本のため掛けられる量は多くないが、ものを掛けすぎてごちゃごちゃすることなく、スッキリとした見た目になるだろう。
横型
横幅が広いドアハンガーで、フックも複数ついている分、より多くのものを掛けられる。フックが横に並んでいるため、掛けたものが重なりにくく取りやすいのがメリットだ。しかしフックの間隔によっては、幅の広い帽子やカバンを掛けるのには向かない可能性もある。
縦型
フックが縦に連なっているドアハンガーで、小物を上から下に掛けることが可能だ。掛けたものが一直線に並ぶため、見た目がスッキリしやすい。ただし掛けたものが重なって、何をどこに掛けたのか見にくくなるというデメリットも。
3. ドアハンガーの選び方

ドアハンガーを選ぶコツは、耐重量、サイズ、フックなどに注目することだ。それぞれで注意して見ておきたいポイントを解説しよう。
耐荷重
ドアハンガーには耐重量が定められている。小物を掛ける前に表示を確認し、規定の耐重量をオーバーしないようにしよう。重いものを掛けるとフック部分の破損はもちろん、ドアが傷ついたり壊れたりするおそれもある。
ドアの厚みにあったサイズ
ドアハンガーを買うときに気をつけたいのは、ドアの厚みにあったサイズを選ぶことだ。ドアがドアハンガーの幅よりも厚いと、そもそも引っ掛けることができない。またドアがドアハンガーの幅よりも極端に薄いと、ドアハンガーが安定せず落下しやすくなる。あらかじめドアの幅を測っておき、購入時に確認するといいだろう。
フックの数や間隔
掛けたいものが複数ある場合や、幅の広いものを掛けたい場合は、フックの数や間隔にも着目するといい。フックの間隔が狭いと、掛けたものどうしがぶつかって落下する可能性もある。
デザイン
家のインテリア性を重視したいなら、ドアハンガーのデザインにもこだわりたいものだ。温かみのある木目のドアハンガーや、スタイリッシュな金属製のドアハンガーなど、さまざまなデザインがある。
4. ドアハンガーに掛けるもの

ドアハンガーに掛けるものは服やカバン、帽子、マフラー、家や車の鍵などが向いている。コートやジャケットなどのアウターを掛けておくと、出かけるときにすぐに羽織れて便利だろう。置き場所に困りがちなカバンやマフラーも、ドアハンガーに掛けることでスッキリ収納できる。
キャップなどの帽子をコレクションしている方には、ドアハンガーをインテリアとして使うのもおすすめだ。複数掛けられるドアハンガーを使うと、たくさん集めた帽子をキレイにディスプレイできるだろう。
キャップなどの帽子をコレクションしている方には、ドアハンガーをインテリアとして使うのもおすすめだ。複数掛けられるドアハンガーを使うと、たくさん集めた帽子をキレイにディスプレイできるだろう。
結論
ドアハンガーを使うと、収納スペースを上手に生み出せる。衣装ケースやハンガーポールを置くスペースがない家でも、ドアハンガーなら気軽に使えるだろう。ドアハンガーはIKEAやニトリなどの家具屋をはじめ、最近では100均でも売っているのでぜひ探してみてほしい。