1. 長袖のたたみ方ひとつで収納力が変わる

長袖は半袖やノースリーブと違い、たたんだときに意外とかさばる。ひと口に「長袖」と言っても、薄手のものからゆったりサイズのものまで種類も豊富で、たたみ方も変わってくるため収納にお困りの方も多いだろう。長袖のたたみ方をぜひマスターして、収納に役立てていただきたい。
収納は立てて?重ねて?
長袖のたたみ方と同じくらい悩むのが、収納方法だ。たとえば引き出しに収納する場合「立てて」収納するのか「重ねて」収納するのか、どちらが適しているのだろうか。
立てて収納した場合、どこにどんな長袖があるのかひと目で分かり、取り出しやすい。だが取り出す際に別の長袖の型が崩れてしまうという欠点もある。重力の影響で、下がシワになりやすいのも立てた場合のデメリットだ。
一方重ねて収納した場合、どこにどんな長袖があるかひと目では分かりにくい。だが、重い長袖を下に、軽い長袖を上に重ねるようにしていけば、余計なシワがつきにくいといったメリットがある。
好みや使い勝手には個人差があり、収納方法にもそれぞれ一長一短があるため「どちらが正解」とは言えないが、たたみ方とあわせて収納方法も考えておこう。
いずれにせよ、長袖をコンパクトにするたたみ方を覚えておけば、収納スペースを最大限に有効活用できるはずだ。
立てて収納した場合、どこにどんな長袖があるのかひと目で分かり、取り出しやすい。だが取り出す際に別の長袖の型が崩れてしまうという欠点もある。重力の影響で、下がシワになりやすいのも立てた場合のデメリットだ。
一方重ねて収納した場合、どこにどんな長袖があるかひと目では分かりにくい。だが、重い長袖を下に、軽い長袖を上に重ねるようにしていけば、余計なシワがつきにくいといったメリットがある。
好みや使い勝手には個人差があり、収納方法にもそれぞれ一長一短があるため「どちらが正解」とは言えないが、たたみ方とあわせて収納方法も考えておこう。
いずれにせよ、長袖をコンパクトにするたたみ方を覚えておけば、収納スペースを最大限に有効活用できるはずだ。
2. 長袖をコンパクトにするたたみ方を紹介

実際に、長袖をコンパクトにするたたみ方を見ていこう。なお、ここでは長袖のTシャツとフード付きスウェット(またはジャージー)のたたみ方を紹介していく。
長袖のTシャツのたたみ方
1.「後ろ身頃」が表(上)にくるように広げる
2.「袖」を、縫い目に沿って内側へ折りたたむ(左右とも)
3.「片側の身頃脇」をセンターラインに合わせて折りたたむ
4.もう片側も同じラインに揃えて折りたたむ
5.「裾」を持ち、襟に向けて「ふたつ折り」にする
6.Tシャツを表向きに返す
7.「襟」を内側にして「ふたつ折り」をする
以上が、長袖Tシャツをコンパクトにする簡単なたたみ方だ。「5」で折りたたんだとき、「裾」と「襟の上部」のラインがピッタリ揃うとキレイにたためる。
2.「袖」を、縫い目に沿って内側へ折りたたむ(左右とも)
3.「片側の身頃脇」をセンターラインに合わせて折りたたむ
4.もう片側も同じラインに揃えて折りたたむ
5.「裾」を持ち、襟に向けて「ふたつ折り」にする
6.Tシャツを表向きに返す
7.「襟」を内側にして「ふたつ折り」をする
以上が、長袖Tシャツをコンパクトにする簡単なたたみ方だ。「5」で折りたたんだとき、「裾」と「襟の上部」のラインがピッタリ揃うとキレイにたためる。
長袖スウェット(ジャージー)のたたみ方
1.「後ろ身頃」が表(上)にくるように広げる
2.「袖」を左右とも、「肩」と平行になるように折りたたむ
3.「裾」を肩のラインにあわせて折り返し、スウェットを表向きに返す
4.「フード」のフチのてっぺんを軽く持ち上げ、シワを伸ばす
5.「フードの内側」へ手を差し込み形を整えながら「右」を内側に入れ込むように折る
6.「左」も同様に「フードの内側」へ入れ込むように折り、てっぺんの形を整える
7.「フード」を身頃に向けて折りたたむ
以上が、長袖スウェットやジャージーのたたみ方。さすがにTシャツほどコンパクトにできるたたみ方ではないうえ、ある程度横幅も必要になる。だが、保管する際にできやすいシワを極力減らせるほか、重ねて収納する際の「かさ」も圧迫しないたたみ方なので、覚えておいて損はないだろう。
2.「袖」を左右とも、「肩」と平行になるように折りたたむ
3.「裾」を肩のラインにあわせて折り返し、スウェットを表向きに返す
4.「フード」のフチのてっぺんを軽く持ち上げ、シワを伸ばす
5.「フードの内側」へ手を差し込み形を整えながら「右」を内側に入れ込むように折る
6.「左」も同様に「フードの内側」へ入れ込むように折り、てっぺんの形を整える
7.「フード」を身頃に向けて折りたたむ
以上が、長袖スウェットやジャージーのたたみ方。さすがにTシャツほどコンパクトにできるたたみ方ではないうえ、ある程度横幅も必要になる。だが、保管する際にできやすいシワを極力減らせるほか、重ねて収納する際の「かさ」も圧迫しないたたみ方なので、覚えておいて損はないだろう。
3. 長袖はたたみ方を覚えて上手に収納しよう

長袖、とくにTシャツはたたみ方を覚えてコンパクトにできれば、限られた収納スペースを有効に使えるはずだ。今回紹介したたたみ方をぜひマスターして、収納に役立ててほしい。最後に、重ねて収納するときのちょっとしたコツをお伝えしておく。
重ねて収納する際のコツ
長袖を重ねて収納するときは、極力「同じサイズ」になるようにたたみ方を工夫しよう。サイズが違う長袖を重ねてしまうと、余計なシワの元になってしまうためだ。そもそものサイズが大幅に違うときは難しいかもしれないが、そうでなければ、たたみ方のコツを掴んで同じサイズに揃えられるよう意識してほしい。
結論
長袖はかさばりやすいが、たたみ方のコツを掴んで丁寧に折りたたんでいけば、意外とコンパクトにできるものだ。スウェットなどのフードも、ひと手間加えるだけでシワの軽減などが図れる。難しいものではないので、この機会にぜひ覚えてしまおう。