目次
1. 羽毛布団は乾燥機にかけてもいいの?

デリケートな羽毛布団に、乾燥機をかけてよいのか心配な方は多いだろう。そんな疑問に答えながら、乾燥機にかけるメリットを解説する。
洗濯表示を確認
乾燥機が使えるかどうかは洗濯表示で確認できる。洗濯や乾燥ができる不毛布団は多いが、中にはNGなケースもあるので、必ずチェックしよう。
四角形の中に丸が入ったマークが、家庭の乾燥機による「タンブラー乾燥」を示している。ばつ印がついていると乾燥機は使えないので、自然乾燥で乾かすかクリーニングに持っていこう。
四角形の中に丸が入ったマークが、家庭の乾燥機による「タンブラー乾燥」を示している。ばつ印がついていると乾燥機は使えないので、自然乾燥で乾かすかクリーニングに持っていこう。
メリットは?
洗濯した羽毛布団を干して乾かすのは2~3日かかる。湿気が残ったままで収納をすれば、カビが発生するリスクもあるだろう。ふわふわした羽毛布団は場所をとり、干したままだと邪魔になる。
しかし乾燥機を使えば、天候に関係なく短期間で乾かすことが可能だ。時短にもつながり、湿気が残る心配もない。熱風を使って乾燥させることで、ふんわりとしたさわり心地が取り戻せるだろう。
しかし乾燥機を使えば、天候に関係なく短期間で乾かすことが可能だ。時短にもつながり、湿気が残る心配もない。熱風を使って乾燥させることで、ふんわりとしたさわり心地が取り戻せるだろう。
2. 羽毛布団を自宅の乾燥機で乾かす方法

洗濯したあとの羽毛布団に乾燥機を使うときは、いくつかポイントがある。詳しい手順と方法について解説しよう。
1.洗濯した羽毛布団を物干し竿で広げる
2.手で持って軽く引っ張り空気を含ませる
3.二つ折りにたたんで乾燥機に入れる
4.10分ごとに取り出してひっくり返す
5.乾燥したのを確認してから取り出す
乾燥機用の柔軟剤シートを使うと、羽毛布団はよりふっくらと仕上がる。陰干しをして熱と湿気をとってから収納しよう。乾燥にかかる時間は厚さやサイズによって変わるので、1時間くらいに設定して細く確認するのがポイントだ。
1.洗濯した羽毛布団を物干し竿で広げる
2.手で持って軽く引っ張り空気を含ませる
3.二つ折りにたたんで乾燥機に入れる
4.10分ごとに取り出してひっくり返す
5.乾燥したのを確認してから取り出す
乾燥機用の柔軟剤シートを使うと、羽毛布団はよりふっくらと仕上がる。陰干しをして熱と湿気をとってから収納しよう。乾燥にかかる時間は厚さやサイズによって変わるので、1時間くらいに設定して細く確認するのがポイントだ。
3. 羽毛布団をコインランドリーの乾燥機にかける方法

家庭用の乾燥機は重量に制限があり、羽毛布団をまわせないケースがある。そんなときは、大型の乾燥機が揃うコインランドリーを活用しよう。シングルなら15kg、ダブルなら25kgくらいの容量があれば十分だ。
1.シングルは二つ折り、ダブルの羽毛布団は三つ折りにたたむ
2.1時間くらいに設定してお金を投入する
3.10分ごとに一時停止してひっくり返す
ご家庭で羽毛布団を乾燥させるのと同じように、終わったあとは陰干しする。取り出したあとは、手で触って乾いているかを確認する。
乾燥機を使う料金の目安は8〜10分で100円ほどだ。コインランドリーや乾燥機の容量によって異なるので、先に調べておくとよいだろう。
1.シングルは二つ折り、ダブルの羽毛布団は三つ折りにたたむ
2.1時間くらいに設定してお金を投入する
3.10分ごとに一時停止してひっくり返す
ご家庭で羽毛布団を乾燥させるのと同じように、終わったあとは陰干しする。取り出したあとは、手で触って乾いているかを確認する。
乾燥機を使う料金の目安は8〜10分で100円ほどだ。コインランドリーや乾燥機の容量によって異なるので、先に調べておくとよいだろう。
4. 羽毛布団を乾燥機にかける時の注意点

羽毛布団を乾燥機にかけるときの注意点を2つ紹介する。大事な羽毛布団を台無しにしないためにも、かけるまえに学んでほしい。
高温はNG
高温で乾燥させると、羽毛の油分が失われて割れてしまう。熱を溜め込む性質がなくなり、羽毛布団が持つ本来の機能が損なわれてしまうのだ。
乾燥機に温度調節機能があれば低温に変えておこう。「羽毛コース」がある場合は、設定しておくと安心だ。より大きな容量が必要だが、布団乾燥機用の袋と羽毛布団の間に毛布を挟んで、直接温風が当たるのを防ぐといった方法もある。
乾燥機に温度調節機能があれば低温に変えておこう。「羽毛コース」がある場合は、設定しておくと安心だ。より大きな容量が必要だが、布団乾燥機用の袋と羽毛布団の間に毛布を挟んで、直接温風が当たるのを防ぐといった方法もある。
破れに注意
羽毛布団を乾燥機に入れることで、外側の生地が破れることがある。中の羽毛が飛び出してしまえば、台無しになってしまうだろう。
生地が破れていたり、薄くなったりしている場合は、乾燥機は使用しないほうがよい。洗濯機や乾燥機に入れるまえに、全体を確認しておこう。
生地が破れていたり、薄くなったりしている場合は、乾燥機は使用しないほうがよい。洗濯機や乾燥機に入れるまえに、全体を確認しておこう。
5. 羽毛布団のダニ対策は布団乾燥機でできる?

羽毛布団のダニ対策について詳しく解説しよう。乾燥機は効果があるのか、布団乾燥機は有効なのかといった、気になるポイントを確認する。
乾燥機は効果あり?
羽毛布団の中にある羽毛は殺菌消毒を行っている。生地には隙間を潰すダウンプルーフ加工を施しており、ダニが中に入り込むことは少ない。ただし、ダウンプルーフ加工の劣化などで、ダニが発生する可能性は考えられるだろう。
50~60度ほどの温度で一定時間加熱するとダニは死滅する。乾燥機は低温でも50~60度くらいになるので、ダニ対策としては有効だ。
50~60度ほどの温度で一定時間加熱するとダニは死滅する。乾燥機は低温でも50~60度くらいになるので、ダニ対策としては有効だ。
布団乾燥機がおすすめ
もっと手軽にダニ対策がしたいなら布団乾燥機を活用しよう。羽毛布団に染み込んだ汗による湿気を簡単に除去でき、ふんわりとした寝心地を取り戻せる。
ダニ対策用のモードがある布団乾燥機も多く、清潔に保つことが可能だ。頻繁に洗濯して乾燥機に入れるよりも簡単なので、ぜひ使ってみてほしい。
ダニ対策用のモードがある布団乾燥機も多く、清潔に保つことが可能だ。頻繁に洗濯して乾燥機に入れるよりも簡単なので、ぜひ使ってみてほしい。
結論
乾燥機を使用できる乾燥機は多い。乾燥にかかる時間を短縮したり、ふんわりとした触感を取り戻したりといった効果が期待できる。ご家庭の乾燥機で容量が足りない場合は、コインランドリーを活用してもよいだろう。中の羽毛が傷むのを防ぐために、低温に設定するのがポイントだ。ただし、羽毛布団の種類によっては乾燥機が使えないので、クリーニングの利用も検討してほしい。