1. ワイヤーネットを壁に取り付ける方法

ワイヤーネットを壁面収納として使うとき、まずは壁に取り付ける必要がある。ワイヤーネットの取り付け方は簡単だ。
準備
壁にワイヤーネットを設置するために使えるグッズは、いくつか種類がある。クロス壁に取り付けるなら、画鋲やネジが使える。もし、タイル壁に付けるなら、粘着テープで固定するフックなどがよいだろう。いずれも100均で購入可能で、ワイヤーネット売り場の近くに置かれている。壁へのダメージや耐荷重などもチェックして、自分の家に合うものを購入してみよう。
取り付け方
- ワイヤーネットを取り付ける場所を決める。
- 壁にワイヤーネットを当てて、四隅に印をつける。
- 印をつけた場所に画鋲やピンフックなどを刺す。
- 画鋲やピンフックにワイヤーネットをかける。
2. 壁を傷つけないワイヤーネットの固定方法

賃貸住宅に住んでいて、壁に傷をつけられない場合にも、ワイヤーネットを取り付けられる。取り付け方は次の通りだ。
準備
壁を傷つけずに固定するには、ワイヤーネットとともに突っ張り棒を使うのがおすすめだ。この方法で固定するときは、突っ張り棒2本と結束バンドを準備しよう。突っ張り棒はワイヤーネットを設置する場所のサイズに合わせて選ぶことが大切だ。
取り付け方
- 突っ張り棒2本を壁に固定する。このとき、2本の棒の間隔はワイヤーネットの幅に合わせるようにする。
- ワイヤーネットと突っ張り棒を結束バンドで固定する。
- ワイヤーネットの大きさに合わせて、4~6カ所程度結束バンドで突っ張り棒を固定する。
3. ワイヤーネットを使った壁面収納の作り方

ワイヤーネットはいくつかのアイテムと組み合わせると、さまざまな壁面収納を作ることができる。オリジナル壁面収納の作り方と役立つアイテムを紹介しよう。
ワイヤーネットとともに使いたいアイテム
ここで紹介するものも、すべて100均で購入可能なアイテムだ。ワイヤーネットの近くに売られているので、チェックしよう。
- フック
- スタンド
- ワイヤーラック
- ジョイント
壁面収納の種類別アイテムの使い方
上記で紹介したアイテムの使い方を個々に説明する。
立て掛け型収納
壁に固定しなくても、壁際にスタンドを置いてワイヤーネットを立て掛ければ立派な収納になる。木製のスタンドを使うとオシャレな雰囲気も増す。
引っかけるだけの簡単収納
ワイヤーネットにフックを付けて、そこにものを引っかければ収納スペースになる。玄関先に設置した場合には、出かけるときに必要な帽子やカバン、鍵などを置くのによいだろう。キッチンに設置した場合には、お玉やフライ返しなどを壁にかけて使える。簡単だが、アイデア次第で便利な収納になるのだ。
フックだけでなくワイヤーラックを引っかけることで、小物置き場にもなる。アクセサリーや文房具、調味料などを壁にかけて収納することが可能だ。
フックだけでなくワイヤーラックを引っかけることで、小物置き場にもなる。アクセサリーや文房具、調味料などを壁にかけて収納することが可能だ。
棚型収納
ワイヤーネット3~4枚で、棚型の収納も作ることが可能だ。それぞれのワイヤーネットをジョイントで90°に固定すれば、コの字型、もしくはロの字型になる。耐荷重に気をつければ、本やフィギュアなどの壁面収納ができあがる。
4. ワイヤーネットを利用したオシャレな壁面収納術

ワイヤーネットを活用した収納は、安っぽく見えてしまうこともある。どのように使ったら、オシャレになるのだろうか?ワイヤーネットの壁面収納を格好よく見せるコツを紹介する。
ワイヤーネットの色を考える
100均のワイヤーネットは、白や黒のものが多い。こだわりなく色を選んでしまう方もいるだろうが、部屋の雰囲気や壁の色に合わせるとオシャレになる。たとえば、ナチュラル系のインテリアだったり清潔感のあるキッチンだったりに合わせるときは、白いワイヤーネットがちょうどよい。反対に、黒いワイヤーネットを使うと、ビンテージ風や男前なアイアンラックも演出できる。
木やグリーンを使う
オシャレなワイヤーネットの壁面収納として、よく見かけるのがワイヤーネットだけでなく異素材を一緒に使う方法だ。木やグリーンをワイヤーネットに合わせると、オシャレ度が増す。木の板やグリーンも、100均で購入可能なもので十分だ。フェイクグリーンのほか、すのこや木製ピンチで取り入れられる。木製ピンチは、木でできている洗濯ばさみのことだ。
結論
ワイヤーネットは100均で気軽に買えるアイテムだ。これを壁に固定してフックを引っかけるだけで、何もなかった壁に収納スペースが生まれる。ワイヤーラックやジョイントといったアイテムを使えば、オリジナルの壁面収納も作れる。しかも、すべて100均で買えるので、一式作ってもそんなに高くはない。ぜひ一度気軽にDIYしてみよう。